旅の目的にしたい イベント・祭り・フェス 冬に咲く一面のひまわり「冬に夢見る★ゆめ牧場」
【金曜日 6:00更新】
365日の中で、この日だけしか見られない景色、会えない人、体験できないことが日本中にはたくさん。旅の目的にする価値のある、イベントやお祭り、フェスをご紹介。
更新日:2016/12/14
インスタレーションでその世界に浸る。冬に咲き誇るひまわり畑
満開のひまわりが一面に咲き誇る夏の風景・・・。憧れている人も多いのでは? そんなひまわり畑を冬の夜に楽しめるイベントが、千葉県成田市にある成田ゆめ牧場で開催される。といっても、この「冬に夢見る★ゆめ牧場」では実際のひまわりを使うのではなく、光を使ったインスタレーションによってひまわり畑を表現。空間全体を堪能できるので、普通のイルミネーションに飽きてしまった人にもおすすめ。
ひまわり畑の真ん中には、牧場らしいサプライズが!
まず、訪れた人を出迎えてくれるのは“トラクターおじいさん”。園内を巡るトラクター遊覧などで活躍しており、現在は隠居中なのだそう。今回のイベントでは光の飾りをまとい、案内人となって登場。
そして、その後ろには風によってきらめく光のひまわり畑が広がり、幻想的な世界に。この光のひまわり畑は、建築家の菅原大輔さんがディレクションを務め、映像クリエイターの島田正道さんも参加した演出で、その美しさは折り紙付き。光と光の間に道がありひまわり畑に包まれるので、まさに夢の中にいるのような気分になれそう。
ひまわり畑の中心にはヒツジやヤギなどの動物たちが。牧場らしいふれあい体験もできる。
牧場による光のアートで唯一無二の時間を過ごして
「冬に夢見る★ゆめ牧場」は、成田ゆめ牧場の名物の一つで毎年夏に開催されている「ひまわり迷路」にインスピレーションを受け企画されたそう。
「牧場の方針として、“ほかではできない体験ができる場所にしたい”という思いがありました。そこで、あえてイルミネーションではなくインスタレーションで夏の名物のひまわり畑を表現しました。牧場という大自然そのものを舞台に、全身で体感してほしいですね」と広報を担当する落合沙也佳さん。
3月12日(日)までの開催期間は、チーズフォレストやミルキーハウスなどの食事処や売店なども営業中。また、2月18日(土)と3月4日(土)には、茶人・裏千家茶道准教授 松村宗亮さんによるお茶会を開催。食事やお茶などをいただきながら、ひまわり畑を堪能するのも良いかも。
美しい光のアートと動物とのふれあいが楽しめる「冬に夢見る★ゆめ牧場」。この冬、特別な思い出を作りに出かけてみては?
冬に夢見る★ゆめ牧場
成田ゆめ牧場
TEL.0476-96-1001
千葉県成田市名木730
アクセス/JR成田線滑河駅より無料送迎バスにて約10分
開催期間/~2017/3/12(日)
開催時間/日没より点灯開始(点灯開始時間は天候により変動があります。閉園時間はに日よって異なるためホームページをご確認ください)
入園料金/大人(中学生以上)1400円、小人(3歳以上)700円、ペット(大型犬)1500円、(中小型犬)1000円
16:00以降の入園は大人(中学生以上)500円、小人(3歳以上)250円、犬無料
TEXT/MARIA KAWASHIMA ILLUSTRATION/HONGAMA