OZのプレミアム予約担当のスタッフコラム
ホテルやレストラン、ヘアサロンなど、現在約2500店舗が参加する「OZのプレミアム予約」。日々お店をめぐる営業スタッフが、訪問先で感じたことや仕入れたネタ、おすすめしたい情報などを、独断と偏見(!?)で自由気ままにお届け!
更新日:2016/11/28
温泉ソムリエが見つけた絶品海鮮丼 Vol.2旬の味 ごろさや
値段と味に自信あり
オズモール温泉チームの米光です。伊豆や箱根を主に担当しています。週の半分を温泉地で営業周り。暑いときも寒い時も外回りで楽しみなのは、お昼にいただく海鮮丼。海鮮丼ってシンプルだけど場所によって全然違うんです。そこで僕が見つけた絶品の海鮮丼をご紹介。
東京駅から新幹線と鈍行電車で約3時間40分。伊豆急下田駅で絶品海鮮丼を発見! 金目鯛の水揚げ量が日本一多い下田港と伊東の市場から毎日新鮮な魚介類を仕入れて、おいしくて安い海鮮を24年間作り続けてくれています。なんと定食は24年間値段を変えていないという正直さは頭が下がります。15年間東京の会員制料亭などで修業を積んで地元下田に戻って24年間、繁盛店を作り出した「旬の味 ごろさや」の大将にお話を伺いました。
24年間毎日作っている「磯汁」と 「醤油、先にかけときました」のおもてなし
食べてびっくりしたことがいくつかあったのですが、主に2つ。1つは、まずは味噌汁がめちゃウマ! お寿司には必ず味噌汁をつける僕としては、味噌汁も海鮮丼の一部と思っています。この味噌汁は下田の郷土料理「磯汁」というモノで、藤壺や亀の手、カニ等などが入っており、決まった具材はないそうです。お店では24年間欠かさず作り続けているのだとか。
そしてもう1つは、なんといってもネタの大きさ&多さ。31歳男性中肉中背の僕はもうおなかいっぱいでした。
12~13種類のネタがところせましと敷き詰められており、まずはご飯を探す作業から始まります。やっとこさ見つけたご飯は、ん?ん?なにやら茶褐色。なんと醤油が少々かかってます。聞くところによると、
「あまりにもネタが多いから、丼の上から醤油をかけても下に染み込まない。だから先にご飯にちょこっとかけとくんです」ネタをたくさん載せるだけでなく、作り手のちょっとした心遣いが、食べる側の人を大切に思ってくれている気がして嬉しかったです。
地元で料理屋をやりたい。少年時代の 夢を実現させた24年間は楽しかった!
生まれ育った下田で、誰よりもおいしいご飯を、どこよりも安く、みんなに愛される料理屋を作りたい。そんな夢を掲げた大将の少年時代。修業時代の15年間も夢のために必死だったとか。夢をかなえた瞬間から毎日戦いの連続。どこよりもおいしく、安く提供する。
「自分がうまいと思うモノしかだせないからね」と妥協はできない職人肌。地元育ちの利点を生かし、人脈を駆使して仕入れ値を抑えて、どこよりもおいしく調理する。シンプルで素直なお人柄だからみんなに愛され、魅了されているのかなと。何度食べても「あぁぁおいしい!!」っと言葉にしたくなる海鮮丼でした。
下田周辺おすすめの温泉宿
夏もいいですが、シーズンを外すとゆっくりと時間の流れるビーチリゾートの日常に出会えます! 下田・南伊豆エリアは泉質に恵まれており、浸かる美容液と表現する温泉もあるほど。頑張るあなたのご褒美にオススメです!
WRITING/TATSUYA YONEMITSU(OZmall)