旅の目的にしたい イベント・祭り・フェス まるで光の遊園地!「さがみ湖イルミリオン」
【金曜日 6:00更新】
365日の中で、この日だけしか見られない景色、会えない人、体験できないことが日本中にはたくさん。旅の目的にする価値のある、イベントやお祭り、フェスをご紹介。
更新日:2016/11/11
関東最大級のイルミネーションで無数の光に包まれる
冬のお出かけの人気スポットといえば“イルミネーション”。さまざまな場所で行われているけど、都内ではイルミネーションの明かりだけを純粋に楽しむことは難しいもの。でも少し足を伸ばせば、イルミネーション以外には月と星の光しかないような森の中で、幻想的な雰囲気に浸ることができるかも。そんなイベント「さがみ湖イルミリオン」は、2017年4月9日(日)まで開催中。さがみ湖リゾートの広大な敷地を関東最大級の600万球で彩るロマンチックな世界を、彼や友達を誘って堪能してみては?
多彩な光の演出の中から、お気に入りを見つけて
今年で8年目を迎える「さがみ湖イルミリオン」は、エリアごとにテーマを変えて飾り付けられたイルミネーションが見られるのが特徴。例えば、「光の大宮殿~Splash Swan~」は高さ15mを超える宮殿を表現。さらに音楽に合わせて光と水柱の演出が行われ、美しさの中に迫力もあって見る人を圧倒させる。
また、ピンク色の花畑をイメージした「光の花畑」は、童話の中に飛び込んだかのようなかわいらしい光景が広がり、ワクワクした気分にさせてくれそう。
ほかにも「光の動物園」や「光の海」、「イングリッシュガーデン」などさまざまなテーマがあるけど、中でもおすすめを伺うと
「山頂から山麓までの250mを音楽とともに光が流れ落ちる、『光の天の川』です。星座が浮かび上がる様子は銀河のような輝きで美しいですよ。また、イルミネーションをバックにした景色はフォトジェニックで、撮影ポイントとしてもおすすめです」と富士急株式会社の勝俣儀一さん。
光の天の川はリフトの足元で行われるから、リフトに乗りイルミネーションを眼下に望んで楽しむのもいいかも。リフト以外にも、さがみ湖イルミリオンはアトラクションに乗りながら味わうことも可能。光の迷路「カラクリ砦」や「ミラーメイズ」、「お山のかんらんしゃ」などナイトアトラクションは9つ。昼間とは全く違う面白さや景色が味わえるはず。
さがみ湖リゾートならではの特別な美しさを味わって
さがみ湖イルミリオンのイルミネーションが美しいのは、単に広大に敷地でたくさんの光を使っているからではないそう。
「さがみ湖リゾートの立地を最大に活用し、広い斜面にLEDを敷き詰めることで、イルミネーションに奥行きや立体感を出し、花畑や海などの情景を表現しています」(勝俣さん)。
さらに、地面にイルミネーションを施す場合は光を遮らないように草刈りを行ったり、こまめに落ち葉を取り除いたりと、丁寧な整備を欠かさず行うことが大切なのだとか。
都内のイルミネーションスポットのように、まわりにビルなどの明かりが多くないため、闇が光を引き立て美しさが増す「さがみ湖イルミリオン」。今年は一味違うイルミネーションで、美しい光の芸術に酔いしれて。
さがみ湖イルミリオン
さがみ湖リゾート
TEL.042-685-1111
神奈川県相模原市緑区若柳1634
アクセス/JR中央本線相模湖駅より三ヶ木行きバス約8分プレジャーフォレスト前下車
開催期間/~2016/4/9(日)
開催時間/10/22~11/30の平日・1/9~4/9の全日は16:00~21:00、10/22~11/30の土日祝・12/1~1/8の全日は16:00~21:30(最終入場は営業終了の30分前)
料金/大人(中学生以上、シニア含む)800円、小人(3歳以上)500円、ペット(犬の体高50cm以下の中・小型犬に限る)500円
TEXT/MARIA KAWASHIMA ILLUSTRATION/HONGAMA