読者と作る「私だけの旅、聞いてください!」Vol.011/仲良し姉妹旅【後編】
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【毎週水曜 6:00 更新】
旅を愛してやまない普通の女性たちに、旅について座談会をしてもらうこの企画。今回は、ひとつ屋根の下で暮らし、姉妹で全国をかけめぐる尾崎恭子さん・裕子さんが登場する最終回。後編では、全国を駆け巡って出会ったおすすめグルメを中心に伺いました。
更新日:2016/10/12
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尾崎恭子さん(左)、裕子さん(右)
車で全国を周る姉妹旅をメインとする尾崎姉妹は、2個の歳の差で大の仲良し。姉の恭子さんは会社員で、妹さんが助手席で眠っていても運転は苦ではないという優しさに満ちた人。妹の裕子さんは、輸入食品店で主にワインの販売を担当。ワーキングホリデーでニュージーランドでの滞在経験を持ち、海外にもアクティブに旅に出かける。ふたりとも旅の感度は高め。
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新潟・越後妻有のアート作品と、地元のおかあさんのごはん
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フルーツ大好き姉妹にはたまらない! 念願の京都のフルーツサンド
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与論島では、もずくが練り込まれたそば&ドラゴンフルーツのジュースを
今まで訪れた土地の
マイベスト食スポットは?
裕子「美術館に行くのが好きなので、新潟・越後妻有の芸術祭かな。大好きなアート作品を見られるし、地元のおばちゃんのごはんを食べられて、名物のへぎそばも絶品。自分が興味のあるものを一度に楽しめるので、すぐに好きになっちゃいました」
恭子「私は、鹿児島の与論島。“沖縄に行きたい”って選んだのが与論島だったんだけど(笑)」
裕子「そうそう。どこにあるのかも知らずに飛び立って。青空と海だけ、でもそれがのどかで癒されたよね。それに普通の食堂で食べた黒豚餃子と、もずくそばが美味しかった」
恭子「あとは京都の貴船にある川床で食べたランチは、贅沢だったよね。お酒もおつまみも最高だった! 緑もいっぱいあって、現実を忘れてしまうような素敵な場所だったね」
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この対談のために用意してくれた、ふたりが旅したリスト一覧
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中伊豆のブドウ畑を前に姉妹で記念写真!
旅の行き先は
どうやってチェックしてる?
恭子「テレビや雑誌、WEBなんかで見つけたり、聞いたりしたものを、スマホのブックマークにどんどん保存していっています」
裕子「めっちゃマメな人のように聞こえる(笑)」
恭子「違う違う(笑)。旅をとことん楽しむために、しぶといし、しつこいだけ(笑)」
裕子「テレビドラマでたまたま見たワイナリーが気になって、最後のテロップを凝視していたら、そこが中伊豆にあるって書いてあって。それをずっと覚えていて、奈良に行くつもりの旅だったのに、道が混んでいて途中でここに変更になったりして」
恭子「ブドウ畑が広がる景色が最高にきれい。宿泊した近隣の系列ホテルでは、ワインのフルボトルが部屋に1本ついてきたし!」
裕子「どこかで知り得た場所に実際に行ってみるのも、宝探しみたいで楽しいですよ!」
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北海道での出会い。ドラえもんワクワクスカイパーク、ロイズチョコレートワールド(新千歳空港)、いろんなじゃがいも
そんなふたりが今後、
行きたい場所って?
恭子「やっぱり四国じゃない?」
裕子「今年、ようやく四国デビューしたんだよね。徳島から瀬戸大橋を渡って帰ってきただけから、ほんのちょっとだけ(笑)。だからもっと四国を周ってみたい!」
恭子「その徳島でも、すごく美味しいいちご大福を見つけました!」
裕子「そう!たまたまガソリンスタンドの向かいに見つけたお菓子屋さん『ことらや』の季節限定商品なんですけど、今まででいちばんおいしい。いちごが大きくてあんこが少なめ。あの味は忘れられないですね。私の誕生日のお祝いに連れていってくれたんだよね」
恭子「そうそう。四国に向かう途中に、せっかくなのでと『PATISSIER eS KOYAMA (パティシエエスコヤマ)』でバースデーケーキを買おうと思って。私がここのチョコレートが好きで、どうしても食べたくて行ったんだけど(笑)」
裕子「私はチョコレートがそんなに好きじゃなかったけど、ここのは本当におすすめ。しょうゆ味やみそ味とかもあったりして、どれもちゃんとおいしい!」
恭子「クリームパンも人気。近くに行ったら絶対に寄ったほうがいいです! ここでしか食べられないものもあって、行くだけでワクワクしちゃう」
裕子「結局その時は、誕生日ケーキを買ったのに、別のケーキも買って食べました(笑)」
恭子「ふたりいると、いろんな種類を少しずつ食べられるからいいよね」
裕子「それが当たり前になっちゃってるから、むしろひとりで1個食べることに違和感を感じちゃってる(笑)!」
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ふたりの最新の旅は、10月の3連休を利用して再訪したPATISSIER eS KOYAMA(パティシエエスコヤマ)。ケーキやパンは姉妹で仲良くシェア!
【THE TRAVEL WE LOVE 私たちの好きな旅】姉妹旅(尾崎恭子さん・裕子さん)
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取材協力:
TODAY'S SPECIAL Jiyugaoka
1,2階は食品、本、衣服、植物など、“今日を特別にする”生活道具が揃う人気ショップ。旬の食材やルーツを大切にした3階のカフェレストランTODAY'S SPECIAL KITCHENでは、信州の安曇野・八ヶ岳で出会った旬の食材を使ったメニューを~10/26まで展開する。
<3F TODAY'S SPECIAL KITCHEN>
TEL 03-5729-7160
営業時間/11:00~23:30(23:00LO)※1・2Fのショップは~21:00
住所/東京都目黒区自由が丘2-17-8
不定休
アクセス/自由が丘駅から徒歩5分
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WRITING/MAKI FUNABASHI