日本一の源泉数と湧出量を誇る大分・別府温泉に、2021/7/8(木)に誕生した「星野リゾート 界 別府」。別府湾を一望する海沿いに位置し、すべてのゲストルームから海を望むことができる最高のロケーション。また別府の温泉街をそぞろ歩きしているような、ユニークな空間にも心踊る。隈研吾氏がデザインを手がけた、温もりと洗練が同居する湯宿で非日常の滞在を。
石畳の路地に夜店。別府の温泉街をそぞろ歩き
「星野リゾート」が全国に18施設展開する温泉旅館ブランド「界」。その地域に継承される伝統文化や工芸を活かし、土地の魅力に触れられるおもてなしで迎えてくれる。2021/7/8(木)にグランドオープンした「界 別府」のコンセプトは“ドラマティック温泉街”。和紙のちょうちんが照らす石畳の路地、夜店をイメージした空間などが広がり、湯治客で賑わう別府の温泉街をそぞろ歩きしている気分に。
部屋に戻れば、大きなピクチャーウィンドウから別府湾を一望。時とともに色や表情を変えるその様は美しく、いつまでも眺めていたいほど。別府の名所「血の池地獄」の赤から着想を得た古代色・柿渋色の壁紙がさらに海の色を引き立てる。豊後絞りのヘッドボードやフットスローなど、手仕事のぬくもりを感じるインテリアにもほっと心ほどけるはず。
肌をしっとり整える自慢の泉質を、露天、足湯、手湯で堪能
湯量豊富な別府温泉ならではの、贅沢な湯浴みもお楽しみ。重曹成分を含むため角質を軟化させ、肌をなめらかに整える上質な泉質で、内風呂には源泉かけ流しの「あつ湯」、温泉成分を身体に浸透させる「ぬる湯」の2つの湯船を用意。四季の花や実、紅葉が清々しい庭園を眺めながら浸かれる露天風呂も。
眼前に別府湾が迫り、朝に夕にと気ままに楽しめる足湯も格別。目線の高さに伸びる水平線をぼんやりと眺めながらやさしい肌触りの湯に足を浸していると、心までも柔らかく解きほぐされていくよう。また別府の町中に多く存在する、湯に手をつけてホッとくつろぐ手湯もあり。湯量豊富だからこそかなう別府文化を体験してみて。
身の締まった豊後水道の魚介に季節の山の幸。体が喜ぶ郷土料理
お待ちかねの夕食は、半個室の食事処で、ご当地食材を生かした会席料理を。中でも、山の幸も豊富な大分の美味を詰め込んだ特別会席のメイン「豊後なべ」をぜひお目当てに。鶏肉のダシで魚介、牛肉、鶏肉を煮込んだ深いうまみの濃厚なスープに、日本一の生産量を誇る大分の名産品、カボスの爽やかな風味が重なる。大分の伝統工芸品、小鹿田焼(おんたやき)の器や竹細工を使った盛り付けも郷土色豊か。
翌朝は別府温泉の名物料理、温泉の蒸気で食材を蒸していただく「地獄蒸し」をアレンジした和食膳で幸せな目覚めを。その土地から生まれた新鮮な食材たっぷりで、体も喜ぶはず。
陽気なジャグバンドに温泉ミスト作り。多彩な体験プログラムも楽しい
“ドラマティック温泉街”として、朝と夜で異なる温泉街の景色などの移り変わりを表現したたくさんの体験プログラムにも注目。かつて別府港が開港した頃、湯治客で賑わう別府の夜は流しのギター弾きが闊歩し、オールデイズバンドを楽しむ空間など、賑やかな音楽に彩られていたそう。そんな温泉街の賑わいを感じてもらうべく結成されたのが「湯治ジャグバンド」。ハッピを着たスタッフが奏でる、豊富な温泉と桶による陽気な音色に思わず笑顔に。
そのほか源泉とアロマオイルを使った温泉ミスト作り、温泉の泉質や入浴法を伝授される温泉いろは、別府の観光名所・血の池地獄や海地獄などをイメージした温泉モクテルなど、楽しいプログラムがたくさん。気になったメニューで別府の夜を楽しもう。
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スポットDATA
- スポット名
- 星野リゾート 界 別府
- 電話番号
- 0570073011 0570073011 界予約センター
- 住所
- 大分県別府市北浜2-14-29 Map
- 交通アクセス
- JR別府駅より徒歩10分、大分空港より車で約60分
- 客室数
- 70室
- 大浴場
- 男女別、露天風呂各1、内風呂各2
- 料金
- 1泊 31000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付)
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策
- ・お客様とスタッフの健康管理と衛生管理
・館内の衛生管理
・客室チェックインの実施
・大浴場混雑状況、混雑予測の確認WEBサイトの導入
※2021/7/22(木)時点
- ホームページ
- 「星野リゾート 界 別府」公式ホームページ
WRITING/EMIKO OKAZAKI