“旅先からの手紙がこの一冊ですべて叶う”をコンセプトに、郵便局で販売している切手帳「My旅切手レターブック」のシリーズ第5弾、金沢編が発売中。
「My旅切手レターブック」は、切手や便箋、封筒、ポストカードはもちろん、手紙を書きたくなる記事がセットになったアイテム。金沢編では、石川県南部で作られている九谷焼の老舗窯元「上出長右衛門窯」が、表紙や切手ほか全体図案の原画を担当している。「上出長右衛門窯」の6代目で企画やデザインを担う上出惠悟さんは、九谷焼の転写技術を活かしたブランド「KUTANI SEAL」を生み出すなど、革新的な取り組みを続けている人物。そんな上出さんがデザインする九谷焼柄は、60年間描かれ続けている伝統柄を現代風にアレンジしたり、かわいらしい熊のキャラクターを使用するなど、モダンなものばかり。
金沢編では、彼がこのアイテム用にデザインしたオリジナルの柄が楽しめるうえ、実際に柄を焼き付けた陶板を撮影した写真が印刷されているから、よく見るとぷっくりした風合いが九谷焼柄そのもの。切手は単体では発売されず、「My旅切手レターブック」のセットアイテムとしてのみゲットできるので、この貴重な機会をお見逃しなく。
「My旅切手レターブック」は、全国の主要郵便局ほかオンラインで販売中。ぜひ金沢から、こだわりの切手やレターセットで大切な誰かへ手紙を書いてみて。
WRITING/MOE KUMADA(OZmagazine)