47都道府県では、まだ知らなかったローカルのいいものに出会えるイベントがたくさん。ここでは日本有数のお祭りから地元の人と触れ合える小さな催しものまで、次の旅のヒントにしたいイベントを編集部がご案内。今回は2019年8月1日(木)にグランドオープンする「ラデュレ京都四条店」を紹介します。同店は、パリの老舗パティスリーが歴史ある京都に初出店する特別な空間。店舗限定商品を手に入れれば、素敵な京都土産になりそう。
“パリと京都の出会い”から生まれた限定メニューも魅力。京都旅がより味わい深いものに
7月15日(月・祝)、1階店舗となるブティックをオープンした「ラデュレ京都四条店」に2階と3階の喫茶スペース“サロン・ド・テ”が加わり、8月1日(木)にグランドオープンする。同店は都内の5店舗と横浜の1店舗に続く7店舗目で、京都初出店となる。
コンセプトは“パリと京都の出会い”。内装のデザインは、襖紙に使われる唐紙(からかみ)と日本の伝統的な柄からヒントを得て、それをラデュレの伝統的なアーモンドグリーンとライトブルーのトーンで表現しているという。まさに、長い歴史を誇るパリと京都、双方の伝統と個性を活かしながら融合された上質の空間といえそう。
“パリと京都の出会い”は、その佇まいだけでなくパティスリーやマカロンにも反映されているので、京都旅を考えている人はぜひチェックして。
同店の限定メニューは6種類。中でも、2階、3階のサロン・ド・テでしか味わえないメニューが気になるところ。ブリオッシュにほうれん草と京たまごのポーチドエッグをのせ、エッグベネディクトには欠かせないオランデーズソースをかけていただく「エッグベネディクト・キョウト」(2160円)、そして、ブリオッシュのフレンチトーストに京都老舗茶舗の抹茶のクレームシャンティと黒蜜を添えた「フレンチトースト マッチャ」(2052円)は、ここでしか味わえない2品。パリと京都の伝統が絶妙に融合する心地いい店内で、ゆったり味わえば、いっそう充実の京都旅になるはず。
テイクアウト可能なメニューも押さえておきたいところ。「サントノレ・マッチャ・キョウト」(907円)は、ラデュレの定番パティスリー“サントノレ”に京都老舗茶舗の抹茶を使用したもの。パイ生地の上にシュー生地、抹茶のクリーム、クレームシャンティ、抹茶の粉糖が重ねられていて、抹茶の風味と苦味をしっかりと感じることのできる深い味わいが特徴。また、マカロンの限定版は、サントノレ同様の抹茶を使用したガナッシュを抹茶のマカロン・コックで挟んだ「マッチャ・キョウト」と、聖護院八ッ橋総本店の八ッ橋を砕いて練り込んだマカロン・コックに、レーズン入りのガナッシュを挟んだ「ヤツハシ」の2種類。
さらに注目なのは、「マカロンボックス“キョウト”」(6個入2862円)。こちらは、18世紀フランスのクラシックデザインからインスピレーションを受けてデザインされたという、限定マカロンボックス。やわらかな色味と優しいデザインがなんとも上品。色とりどりのマカロンを詰め合わせるのもかわいい。また、店舗限定の2種類を詰め合わせてもらえば、スペシャルな1品のできあがり。限定マカロンボックスは特別な機会や場所でしか手に入らないので、これを機にコレクションしたくなるかも。
京都旅を計画している人は、「パリと京都の出会い」を求めてぜひ立ち寄ってみて。
ラデュレ 京都四条店
- オープン日
- 7月15日(月・祝)=ブティック(1階)、8月1日(木)=グランドオープン(サロン・ド・テ含む)
- 営業時間
- 11:00〜20:00 (19:00 L.O)
- 所在地
- 京都市下京区四条通御幸町西入奈良物町371
- 店舗構成
- 1階ブティック、2階サロン・ド・テ(24席)、3階サロン・ド・テ(32席)
- アクセス
- 阪急京都線「河原町駅」より徒歩約5分
- お問い合わせ
- TEL 075-548-1076
- ホームページ
- ラデュレ HP
WRITING/KAZU SASAKI