どこを撮ってもフォトジェニック!女王陛下の船「クイーン芦ノ湖」が箱根に就航

更新日:2019/05/17

富士山が見える広大な湖・芦ノ湖に新しい海賊船「クイーン芦ノ湖(QUEEN ASHINOKO)」が登場。上質なリゾート感を味わってほしいという思いから、天井、床など目に入るすべてが高級感のあるデザインとなり、まるでヨーロッパの宮殿にいるかのよう。次回の箱根旅のコースに入れたくなる、新しい船の魅力をご紹介!

ゴージャスな「クイーン芦ノ湖」に乗って女王陛下の気分に

ゴージャスな「クイーン芦ノ湖」に乗って女王陛下の気分に

芦ノ湖の守り神・龍神様は、夢や希望、幸せを示す“金の玉”を求めて走るのだとか。そんな龍神様とともに芦ノ湖を守るよう、「クイーン芦ノ湖」の外観は金の玉を思わせる黄金色をベースにして、これまでの海賊船が持つイメージ“戦いの船”から“平和を祈る船”として誕生。船首には女神・サモトラケのニケが飾られていて、女王陛下をイメージしてデザインしたのだそう。

「クイーン芦ノ湖」のデザインは船体・船内すべて、デザイナーである水戸岡鋭治さんが担当。人気すぎてなかなか予約が取れないJR九州の超豪華寝台列車「ななつ星」のデザインを手掛けたことで知られる、全国的に有名なデザイナーの一人。水戸岡さんは、クイーン芦ノ湖について「インスタ映えするところをたくさんつくりました。撮った写真をアップして喜んでいただく・・・やっぱり楽しくないと。楽しさと心地よさ、そして高級感を追及しました」とコメント。内装1つひとつのデザイン、材質、色にこだわりすぎて、予算を大幅にオーバーしてしまったのだとか。

内装は、床から天井まで木材を張りめぐらせたクラシックなデザインで、箱根寄木細工をモチーフとした床材や、「ななつ星」を手掛けた職人達による日本の伝統工芸“大川組子”を船内の装飾に取り入れたりと、こだわりがいっぱい。どこを撮ってもフォトジェニックになりそう・・・。

追加料金で入れる2階特別船室には、撮影スポットとして女王陛下の玉座を配置。玉座の前には、子供用のかわいい椅子も。ゴージャスな黄金の壁をバックに女王陛下の気分を味わってみて。

また船内の椅子にも注目。それぞれの人にそれぞれの心地よい旅を提供するために、色、形、サイズ、素材が違う5種類のイスを用意。3世代で楽しめるようにデザインしたのだそう。

見晴らし台で“タイタニックごっこ”も

デッキの船首と船尾には、映画『タイタニック』の名シーンを再現できそうな見晴らし台がなんと9カ所も。両手を横に広げて、芦ノ湖の心地よい風を感じながら“タイタニックごっこ”を楽しんで。

芦ノ湖畔には船の乗り場が3カ所あるから観光の際の移動手段としても便利。ゴージャスな「クイーン芦ノ湖」に乗って、船内の売店に取り揃えているこだわりのビールやワインを味わいながら、芦ノ湖の自然豊かな景色をのんびりと楽しむ、たまにはそんな贅沢な時間を過ごしてみては。

クイーン芦ノ湖(QUEEN ASHINOKO)

運賃
片道 大人1000円、小学生以下500円/往復 大人1840円、小学生以下910円
乗り場
箱根町港 神奈川県足柄下郡箱根町箱根161
元箱根港 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根6-40
桃源台港 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
時刻表
2019年4月26日(金)~11月30日(土)の時刻表
「クイーン芦ノ湖」「ロワイヤルⅡ」「ビクトリー」海賊船ごとの時刻表が確認できます。
※悪天候や混雑状況により、運航時間や船名の変更、運航を中止する場合あり。
問い合わせ
0460-83-6325
ホームページ
箱根海賊船公式ページ

WRITING/AMI OYAMA(OZmall)

※記事は2019年5月17日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります