週末、旅に出なくても都内や東京近郊で旅気分を味わえる、イベントやフェス、お祭りなどを紹介。日本全国のグルメ・伝統・文化に触れながら、遠い地域へ想いを馳せて。今回は、2018年7月14日(土)より新宿バルト9他にて全国で公開されている、日本全国の絶景をあつめた映画『ピース・ニッポン』をご紹介します。
『ピース・ニッポン』(C)2018 PEACE NIPPON PROJECT LLC
数年に1度しか出会えない、一期一会の美しき日本の風景は必見!
2018年7月14日(土)より公開された映画『ピース・ニッポン』は、屋久島の自然から、京都の瑠璃光院、福島の鶴ヶ城などの建造物まで、47都道府県、200カ所以もの絶景を記録した作品です。光、雲、緑の茂り具合、花の開花など天候など自然環境に大きく左右される観光地の風景を、約8年もの時をかけて丁寧に撮影して編集。数年に一度だけしか見られない風景、今は見られない風景など、一期一会の〝本当に美しい日本の景色”を映画体験して、知らなかった日本の魅力を再発見してみよう。今回は、映画の中から、編集部がおすすめするシーズン別の絶景を5つご紹介します。
【1】夏×鹿児島県
屋久島からは、世界遺産に登録された縄文杉をピックアップ。生命力あふれる森と縄文杉に、自然からの大きなパワーを感じられる。
【2】夏×熊本県
阿蘇山の雲海の上に連なる天空の道。実は、自然災害によって滑落してしまって今は見られませんが、後世に遺したい、奇跡の絶景のひとつ。
【3】秋×京都府
秋の京都は紅葉名所。なかでも八瀬地区にある瑠璃光院の紅葉は、窓枠を額にみたてた、まるで絵のような景色が美しく感動的。
【4】冬×長野県
雪に覆われた長野県・冬からは地獄谷野猿公苑の風景を。あたたかな温泉に浸かる、気持ちよさそうな猿の表情に心癒される。
【5】春×福島県
日本の春といえば、桜。日本で唯一の赤瓦の城として有名な福島県の鶴ヶ城と、まさに満開を迎えた桜のコラボレーションは、日本人の心に響く風景。
この作品には、こちらで紹介した5スポットのほかにも、有名な観光地の一瞬の美しい風景や、どこか懐かしさを覚える佐賀県の浜野浦の棚田など、日本人だからこそ心に響く風景を数多く収録。映画を観て気軽に旅気分を味わうにも、この夏の旅先のアイデア探しにもおすすめの一作だから、暑さが厳しいこの週末は、涼やかな映画館で『ピース・ニッポン』を観賞しに行ってみませんか?
『ピース・ニッポン』全国ロードショー中
2018年7月14日(土)より 新宿バルト9他にて全国ロードショー
配給:ファントム・フィルム
ナビゲーター:小泉今日子 東出昌大
監督:中野裕之
劇中歌:竹内まりや『いのちの歌』
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