重要文化財を貸し切りに。京都・伊根町で「舟屋グランピング」が誕生

7月21日（土）にオープンした「シエナヒルズ」は、日本三景のひとつ・天橋立で知られる京都丹後エリアに位置するラグジュアリーなリゾート施設。全室プライベートガーデンとプールが付き、別荘感覚で過ごせる「マリントピア・ザ・スイート」全10棟と、大自然を感じながら空調やベッドなどが完備された快適なテントに滞在する「グランドーム京都天橋立」全12張の、2タイプから宿泊先を選べる。
さらに敷地内には清らかな渓流や荘厳な教会、宮津日置に湧き出る源泉温泉「金温泉」の湯を引いた豪華な貸し切り風呂を完備。手ぶらで気軽に非日常を味わえる。

8月にスタートする舟屋グランピングは、「シエナヒルズ」が提案する丹後地域の魅力を活かした“原体験コンテンツ”の第一弾。「シエナヒルズ」での宿泊と組み合わせて、京都府・伊根町に根付く舟屋文化を体験できる。
舟屋は伊根湾沿いに立ち並ぶ民家で、船の収納庫の上に住居を備えたこの地区独特の伝統的な建造物のこと。まるで海に浮かんでいるかのように230戸もの舟屋が立ち並ぶ美しい景観が有名で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
多くの舟屋は外観を見物することしかできないけれど、実際に舟屋を使えるのはとても貴重な機会！　半日または一日の時間貸しで一棟丸ごと貸し切りにでき、屋内に取り揃うBBQセットやシーカヤックなどを使って、海が目の前の舟屋ならではの遊びを満喫できる。

舟屋に到着したら、丹後産の魚介類で海鮮BBQを堪能しよう。伊根町にはスーパーがないため、食材の仕入れは道中のスーパーや車で4分ほどの道の駅「舟屋の里伊根」、もしくは伊根漁港で早朝に行われる「浜売り」へ。「浜売り」は伊根に根付く生活文化で、漁港に水揚げされたばかりの魚を直接仕入れることができるそう。種類別に分けられた箱から好きな魚をバケツに取り、計量して購入する。鮮度抜群の魚介類を炭火で焼き、地酒やビールとともに味わえばまさに至福のひとときに。

海の幸でお腹を満たした後は、マリンスポーツに挑戦を。伊根湾は南向きのため年中波が穏やかで、シーカヤックやSUP（スタンドアップパドル）初心者でも安心して遊べるのが嬉しい。水中めがねやシュノーケル、ダイビングフィン、シーカヤック、SUPボード、釣り竿といった遊び道具が用意されているので、好きなだけトライして。
思う存分遊んだら「シエナヒルズ」に戻り、温泉で遊び疲れた体を癒し、ふかふかのベッドでぐっすりと眠れるのも魅力のひとつ。

「舟屋より合い処～鰤丸～」は8月上旬から「シエナヒルズ」の公式サイトで予約スタート予定！　夏休みは、古きよき日本の原風景が広がる京都の奥座敷へ旅行に出かけてみては。