今や箱根の初夏の風物詩ともなっている、「山のホテル」のつつじ。毎年、連休頃になると、芦ノ湖畔の広大な庭園には色とりどりのつつじが咲き始め、富士山や芦ノ湖をバックに絢爛たる景色が広がる。今年も5月1日(火)より恒例の「つつじ・しゃくなげフェア2018」が開催され、苗木の販売やフォトコンテスト、つつじにちなんだスイーツなどさまざまなコンテンツが登場。爽やかな湖畔の風を感じる散策に出かけよう
富士山や芦ノ湖をバックに3000株もの花々が咲き誇る、箱根の風物詩
山のホテルの開業以来70年もの間、受け継がれ愛され続けてきた広大な庭園には、約30種3000株のつつじと約20種300株のしゃくなげが植えられている。樹齢100年以上の株や人の背丈を超す株も多く、背の高い木も低い木も“玉仕立て”といわれる仕立て方で、丸くきれいに刈り込まれているそう。ピンク、赤、紫、白の順で咲く色とりどりのツツジは、土地の起伏を活かし、富士山に向かって駆け上がるように芦ノ湖に向かって流れ込むように配置されている。大小の丸い樹形が織り成す景色はまるで絵画のような美しさで、思わずため息がこぼれそう。散策しながら5月だけの絶景を楽しんで。
また、ホテル館内の売店には、庭園のつつじをモチーフにした開業70周年記念アイテムをラインナップ。大正・昭和期の浮世絵師、川瀬巴水(かわせはすい)の絵葉書セットやクリアファイル、山のホテルオリジナル手ぬぐいをはじめ、庭園内の特設売店ではつつじやしゃくなげの苗木、箱根の名産品なども購入可能。旅の思い出に持ち帰って。
期間中、山のホテルのつつじやしゃくなげを題材にしたフォトコンテストやつつじの俳句募集も行われる。優秀作品には、山のホテルのペア宿泊券やランチ券などの賞品が贈られるそう。この機会にぜひ挑戦してみては。
庭園でたっぷりと花々を愛でた後は、芦ノ湖畔にたたずむ山のホテル直営のデザートレストラン「プレミアムショップ&サロン・ド・テ ロザージュ」へ。季節限定のスイーツ「つつじ ~Azalée~ 」を味わおう。日本紅茶協会にも認定された“おいしい紅茶の店”でもあり、ダージリン紅茶につつじの香りを加えたオリジナルの「つつじティー」をスイーツに使っている。ミルクで煮出した「つつじティー」のムースの中には甘酸っぱいフランボワーズのジャム、下には「つつじティー」のサブレ、上には「つつじティー」のアイスがのり、つつじの香りでいっぱい。庭園をイメージした赤い飴細工や金箔で彩られ、見た目も華やか。つつじ三昧の箱根旅を楽しんで。
イベントDATA
- イベント名
- つつじ・しゃくなげフェア2018
- 開催場所
- 小田急 山のホテル
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80
- 開催日程
- 2018年5月1日(火)~5月下旬 ※つつじの開花状況により開催期間が変更になる場合あり
- 開催時間
- 9:00~17:00
- アクセス
- 【電車・バス】新宿から箱根湯本まで小田急ロマンスカーで約75分。箱根湯本から「元箱根港」まで路線バスで約40分。元箱根港より徒歩15分
【高速バス】新宿から山のホテルまで小田急箱根高速バスで約150分
【車】小田原厚木道路から箱根新道経由、元箱根へ。 芦ノ湖大観ICより約10分
- 見頃
- つつじの見頃5月上旬~中旬、しゃくなげの見頃5月中旬~下旬
- 庭園見学料
- 800円
- 問い合わせ
- 0460-83-6321
- つつじスイーツ
- 商品名:「つつじ ~Azalée~ 」
期間:2018年4月9日(月)~5月31日(木)
場所:プレミアムショップ&サロン・ド・テ ロザージュ
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80
時間:10:00~LO.17:00
価格:1604円(ティーセット2317円 ※ポットサービス、税サ込)
- ホームページ
- 山のホテル
WRITING/NOZOMI SUZUKI