週末、旅に出なくても都内や東京近郊で旅気分を味わえる、イベントやお祭りを紹介。地方や外国などのグルメ・伝統・文化を体験しながら、遠くの土地に思いを馳せて。
雑貨やグルメ、2000種類以上が集結!準備期間から楽しめる国内有数のマーケット
街にクリスマスムードが漂う12月。本場ドイツでは、今年は12月2日(土)からの4週間を“アドヴェント(待降節)”と呼び、クリスマスマーケットでツリーやオーナメントなどのアイテムを購入し準備する文化があるのだそう。そんな本場さながらの雰囲気を味わえる「六本木ヒルズ クリスマスマーケット2017」が、12月25日(月)まで開催中。世界最大と言われるドイツのクリスマスマーケットを再現していて、約2000種類以上ものクリスマス雑貨やグリューワイン、ソーセージなどの本格的なドイツ料理が味わえるショップが11店舗並ぶ。ヒュッテと呼ばれる小屋の上にはサンタクロースやトナカイのオブジェが飾られ、会場にはドイツでは定番のクリスマスピラミッドが登場。4段の巨大なピラミッドは細部まで丁寧に作られていて、人形や動物が静かに回転するかわいらしい姿は必見!
世界的に有名なドイツのクリスマス用品専門店「ケーテ・ウォルファルト」をはじめ、2000種類以上のアイテムからお気に入りを見つけるのも楽しみのひとつ。「ケーテ・ウォルファルト」では、とくに卵型お香人形「スモーキー」(写真左)が人気で、ほかにもリースなど伝統的な雑貨が揃う。ハンドメイドのガラス細工や、シナモンやグローブ、スターアニスなどで作られた心地いい香りが漂うスパイスデコレーションなど、ここでしか手に入らないものも。また、クリスマスの食卓を飾るランチョンマットや紙ナプキン、アドベントカレンダー、繊細なミニチュアや伝統的な工芸品、クリスマスカードやお香など、クリスマスまでの期間を楽しく演出するアイテムもずらり。自宅の飾りつけも楽しくなるはず。
お腹が空いたら会場に11店舗並ぶショップで、グリューワインやソーセージなどの本格的なドイツ料理を味わえるのも醍醐味。ビールの本場ドイツで絶大なる人気を誇る「ホフブロイヴァイスビア」は、毎年人気なのだとか。丁寧に手作りされたスパイスの効いたグリューワイン(ホットワイン)で冷えた体を温めるのもおすすめ。お酒に合わせて、国際品評会で120個以上のメダルを受賞している「ケーニッヒ」の伝統的な手作りソーセージをぜひ。濃厚なチーズ風味の「ほうれん草チーズ」や、極あらびきガーリック風味の「ゴロ肉ガーリック」など、ドイツの街角で食べられている本場の味が楽しめる。北海道の黒毛和牛をビールで煮込んだドイツ風ビーフシチュー「グーラッシュ」も、しっかりした味と柔らかな牛肉がたまらない。そのほか、クリスマスの伝統菓子やドイツパンも登場。クリスマス当日までの間、少しずつ切って食べる焼き菓子のシュトーレンや、外はカリっと香ばしく中はもっちりとした発酵バター入りプレッツェルなどを、ドイツを旅する気分で味わおう。
イベントDATA
- イベント名
- 六本木ヒルズ クリスマスマーケット2017
- 開催場所
- 六本木ヒルズ大屋根プラザ
東京都港区六本木6-10-1
- 開催日程
- 2017年11月25日(土)~12月25日(月)
- 開催時間
- 11:00~21:00 ※金・土・12月24日(日)は22:00まで延長予定
- アクセス
- 東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口よりコンコースにて直結、都営地下鉄大江戸線六本木駅3出口より徒歩4分
- 問い合わせ
- 03-6406-6000(六本木ヒルズ総合インフォメーション)
- 入場料
- 無料
- ホームページ
- 六本木ヒルズ クリスマスマーケット2017
WRITING/NOZOMI SUZUKI