北は札幌、南は長崎まで。一度は訪れたい「日本三大イルミネーション」

更新日:2017/12/04

365日の中で、この日だけしか見られない景色、会えない人、体験できないことが日本中にはたくさん。旅の目的にする価値のある、イベントやお祭り、フェスをご紹介。

ハウステンボス「光の王国」

全国5212名の夜景鑑賞士の投票で決定!日本三大イルミネーションとは

あしかがフラワーパーク スノーワールド

全国各地で行われる冬の風物詩、イルミネーション。数ある中でも、今年もっとも注目なのが「日本三大イルミネーション」に選ばれた、長崎県のハウステンボス「光の王国」、北海道のさっぽろホワイトイルミネーション、栃木県のあしかがフラワーパーク「光の花の庭」。「日本三大イルミネーション」は5212名の夜景鑑賞士の投票によって決定された新ブランドで、認定された3つは、まさに“日本を代表するイルミネーション”と言える。長期間開催している施設もあるので、光に包まれる幻想的な空間へ旅に出かけよう。

(C)ハウステンボス/J-18247

世界最大1300万球が輝く、ハウステンボス「光の王国」

長崎県佐世保市にあるハウステンボスで開催される「光の王国」は、1300万球が輝く世界最大のイルミネーション。シンボルタワーの66m地点から流れる「光の滝」や、虹色に輝く「光と噴水の運河」など、場内各所で個性豊かな光のエンターテインメントを楽しめる。今年は、全長110mの巨大な「パレス ハウステンボス 3Dプロジェクションマッピング」や、「光の滝」の目の前という絶好のロケーションに「光の天空カフェ」が初登場。また、高さ30mのシンボルマストを軸に、虹色に輝く星空が広がる「光の天空ツリー」もリニューアルされる。開催期間は、なんと来年の5月6日(日)まで。冬から春にかけて長期間楽しめるので、長崎旅行の際にはぜひ立ち寄って。

ハウステンボス「光の王国」

開催日程/2017年11月3日(金)~2018年5月6日(日)
点灯時間/日没~営業終了
電飾数/1300万球
施設名/ハウステンボス
住所/長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
営業時間/9:00~22:00 ※日によって変更あり。詳細は公式ホームページにて
営業日/年中無休
アクセス/【車】西九州自動車道大塔ICから約10分 【電車】JR大村線ハウステンボス駅から徒歩すぐ
問い合わせ/0570-064-110(ハウステンボス総合案内ナビダイヤル)
チケット/1DAYパスポート(入場+約50のアトラクション施設利用): 6900円(18歳以上)、散策チケット(入場のみ):4400円(18歳以上)、ナイト散策チケット(17時以降入場のみ):4000円(18歳以上)ほか

雪と光に魅了される、さっぽろホワイトイルミネーション

札幌の美しい雪景色を光で表現する「さっぽろホワイトイルミネーション」は、昭和56年にわずか1048個の電球で始まったそう。今や約78万球の光で、大通公園をはじめとする札幌駅周辺エリアが幻想的に彩られている。今年は大通会場7・8丁目に、世界初となるブラックライト印刷技術を使用し、美しい夜景が浮かびあがる「光のエキシビショントンネル」が新たに登場。そのほか、北海道に現存する最古の街路樹・アカプラのイチョウ並木の光の演出や、高さ10mのデザインツリーが札幌駅南口駅前広場に出現する。また、大通会場にはハートがモチーフのラブ・ツリーや色鮮やかに変化する大きなスノークリスタル、ゴールドとピンクに輝く光の噴水「スパークファウンテン」とダイヤモンドをモチーフにした光の宮殿「ジュエリーパレス」、撮影を楽しめるガーデン風フォトスポットなど、見どころがいっぱい。

第37回さっぽろホワイトイルミネーション

開催日程/2017年11月24日(金)~2018年3月14日(水)※会場により異なる
点灯時間/16:30~22:00 ※12月23日(土)~25日(月)は~24:00
電飾数/約78万球
会場/大通公園・駅前通・南一条通・札幌市北3条広場(アカプラ)会場・札幌駅南口駅前広場会場
住所/北海道札幌市中央区大通西1~8ほか
アクセス/【電車】JR札幌駅から徒歩すぐ
問い合わせ/011-281-6400 さっぽろホワイトイルミネーション実行委員会((一社)札幌観光協会内)
料金/無料

光の花が咲き誇る、あしかがフラワーパーク「光の花の庭」

栃木県天然記念物に指定される「大藤」をはじめ、四季折々の花を楽しめるあしかがフラワーパーク。毎年10月から園全体を花や自然、季節感に特化したイルミネーションで彩る「光の花の庭」が昨年の350万球から400万球にスケールアップして開催される。シンボルツリーの「奇蹟の大藤」は藤色の花房をイメージした電飾が咲き広がり、風に揺らめく姿はまるで本物のような見応え。また、水辺に輝く2000輪の「光の睡蓮」や5000本の「光のバラ」など大輪の光の花が咲き誇り、サンタクロースが空飛ぶ姿を光で再現した「スノーワールド」には上空にオーロラが出現。水面に反射する「光のピラミッド」や高さ25mの「イルミネーションタワー」、光の壁画「天空のお花畑と天の川」なども人気のスポットに。今年は光の花畑に童話の世界のような夢のあるお城「フラワーキャッスル」が登場する。

あしかがフラワーパーク「光の花の庭」

開催日程/2017年10月21日(土)~2018年2月4日(日)
点灯時間/16:30~21:00 ※土日祝は~21:30
電飾数/約400万球
施設名/あしかがフラワーパーク
住所/栃木県足利市迫間町607
営業時間/昼の部10:00~15:00、夜の部15:30~21:00 ※土日祝は~21:30
定休日/12月31日のみ
アクセス/【車】東北自動車道・佐野藤岡ICより約18分、北関東自動車道・太田桐生ICより約20分、足利ICより約15分、佐野田沼ICより約12分 【電車】JR両毛線「富田」駅から徒歩13分
問い合わせ/0284-91-4939
入園料/昼の部:大人300~400円、子供200~300円/夜の部:大人900円、子供500円 ※昼の部は花の状況によって変動あり

WRITING/NOZOMI SUZUKI

※記事は2017年12月4日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります