【近江牛から地酒までグルメ三昧】滋賀のアンテナショップ「ここ滋賀」(日本橋)

【近江牛から地酒までグルメ三昧】滋賀のアンテナショップ「ここ滋賀」(日本橋)

更新日:2024/07/23

地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の日本橋にあるアンテナショップ「ここ滋賀」は、特産品や伝統工芸品の販売、2階にレストランを併設し、滋賀県の魅力を発信。ショッピングとともに楽しみたいのが、各蔵元の地酒が味わえる地酒バーや上質な近江牛などの県産食材が満喫できるレストラン。観光コンシェルジュが常駐する観光案内もあるので、滋賀旅の情報収集に立ち寄ってみて。

アンテナショップのスタッフに聞く、「ここ滋賀」のここがスゴイ

近江の茶やご当地パンなど滋賀発の珍しい商品も
写真上/近江牛や湖魚、地酒など滋賀のおいしい名産品を揃える、左下/「あんバターサンド」などご当地パンも 右下/前茶や和紅茶など種類豊富な「朝宮茶」ティーバッグ(648円)など

近江の茶やご当地パンなど滋賀発の珍しい商品も

近江商人ゆかりの地・日本橋にある「ここ滋賀」。食品や地酒、伝統工芸などの販売のほか、レストランやバー、観光案内所も揃える滋賀県の情報発信拠点としてにぎわう。

「琵琶湖の周りに山脈が連なる滋賀県は、山々からの豊かな水が田畑や湖へ注がれることで、近江米や近江牛、鮒ずし、地酒、伝統工芸の信楽焼など多くの特産品を生み出しています。

滋賀県は日本茶発祥の地として有名です。とくに甲賀市信楽町の朝宮で作られる「朝宮茶」は日本五大銘茶のひとつに数えられていて、上質な香りとまろやかなうま味が特徴。お手軽なティーバッグは日常使いにおすすめです。

リピーターが多いのが、ご当地パンコーナー。超人気の「サラダパン」をはじめ、「ちくわパン」、カレーパングランプリにも輝いた「近江牛焼カレーパン」など、曜日限定で滋賀のベーカリーから入荷します。

また季節のフェアも注目です。近江の特産物「高島ちぢみ」や「信楽焼」など、季節のアイテムをラインナップしていますのでお楽しみに。

屋上階には、日本橋交差点を見下ろせるテラスがあり、夏シーズンは曜日限定で17時から21時まで「琵琶ガーデン」を営業。滋賀のクラフトビールやおつまみが付く「カジュアルプラン」(1名3000円)などもあるので、ぜひ利用してみてください」(支配人兼店長・古市宏樹さん)

「ここ滋賀」に行くべき3つの魅力

【1】県産の天然素材100%で作る“びわコーラ”
スパイスの独特の香り、柑橘類のさわやかさが口の中で広がる「Biwa Cola クラフトコーラシロップ」と、マンゴー味の「Biwa Cola クラフトコーラシロップ マンゴー」(各200ml 1500円)

【1】県産の天然素材100%で作る“びわコーラ”

県産素材で作る商品がずらりと並ぶ中で、とくに注目を集めてくいるのがご当地クラフトコーラ「Biwa Cola クラフトコーラシロップ」。柑橘類、蒲生あかねいちじく、安土養蜂園のはちみつ、近江米、弥平とうがらし、伝説の果物・むべの6つの県産素材を使用。イチオシの「マンゴー味」は、滋賀県近江八幡市安土町で栽培されているブランドマンゴー・信長安土を使用しているため、スパイシーさのなかに爽やかな風味が広がりゴクゴク飲める。炭酸水で割ったり、ミルクで割ればチャイ風に楽しんだり、かき氷のシロップにも◎。

【2】レストランで自慢の近江牛ステーキを堪能!
赤身と脂身のバランスがよく、芳醇な香りと滋味豊かな味わいが堪能できる「近江牛ステーキ」

【2】レストランで自慢の近江牛ステーキを堪能!

2階のレストラン「近江牛もりしま 寛閑観(かんかんかん)ここ滋賀」では、滋賀県が誇るブランド牛で、三大和牛のひとつ「近江牛」のステーキやすき焼き、石焼きなどが堪能できる。おすすめは、肉質のきめが細かく、口の中でとろけるおいしさの「近江牛ステーキセット」(赤身100g4950円)。赤身、サーロイン、ヒレから選べ、焼き加減もリクエスト可能。また、旬の県産食材を使用した飲み放題付き宴会プランもおすすめ。鮒ずしや近江焼野菜など地産地消の副菜、滋賀の地酒と一緒にゆっくり味わって。

【3】「SHIGA's BAR」で地酒や地産地消のスイーツを
桃やライチを思わせる果汁感が特徴の「笑四季レトロラベル純米」、膨らみのある米のうま味を感じる「道灌 吟吹雪一つ火 特別純米」、熟したメロンの香りや甘みを感じつつ後味さっぱりな「琵琶の長寿 純米吟醸」、リンゴのような香り、芳醇なうま味と爽快な後味が魅力の「松の花 無濾過生原酒 純米」などが楽しめる「滋賀の地酒4種 飲み比べセット」(1000円)

【3】「SHIGA's BAR」地酒や地産地消のスイーツを

入店してすぐ右手にあるのが、県内30を超える蔵の日本酒をお試しできる地酒バー「SHIGA's BAR」。各蔵元から届いた日本酒が常時8種類あり、おちょこ1杯(330円)や3~4種の飲み比べセットがカウンターでいただける。おつまみのイチオシは、近江牛が気軽に味わえる「寛閑観 近江牛 牛串各種」(770円~)。お酒以外にも、「米安珈琲 琵琶湖ブレンド」(350円)などカフェも楽しめ、「古株牧場ミルクジェラート」(420円)は、滋賀の抹茶など7種類のトッピング(各種30円)も。

お土産に!「ここ滋賀」の売れ筋商品ベスト3

【1位】つるやパン「サラダパン」
「サラダパン」(240円)

【1位】つるやパン「サラダパン」

誕生から60年以上、地元長浜市で絶大な人気を誇るご当地パン。「つるやパン」自慢のふっくらコッペパンの中に挟んであるのは、マヨネーズで和えた千切りたくあん。ほんのり甘いパン生地とたくあんマヨネーズの塩気と酸味が絶妙な味わい。「ここ滋賀」では、毎週金、土、日曜日に入荷。数量限定なのでお早めに。

【2位】「近江牛精肉」
「近江牛 切り落とし」(250g 1728円)

【2位】「近江牛精肉」

霜降り度合いが高く、とろけるような味わいが特徴の、滋賀県が誇る高級和牛・近江牛。2階にレストランが併設されているため、ショップにも精肉販売コーナーを設置し、厳選した近江牛を販売している。なかでも人気は、上品な赤身の中に美しいサシが入った「近江牛 切り落とし」。すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉など近江牛のおいしさを自宅で堪能しよう。

【3位】奥村佃煮「赤こんにゃく(味付)」
「赤こんにゃく(味付)」(200g 540円)

【3位】奥村佃煮「赤こんにゃく(味付)」

近江八幡名物の「赤こんにゃく」を醤油と砂糖で味付けした、器に盛るだけでおかずになる1品。古くから親しまれている赤こんにゃくは、キメが細かく、もっちりとしていて歯応えがあるうえ、鉄分・食物繊維が豊富なヘルシーフード。2階のレストランのすき焼きにも使用されている。味がしっかり染み込んだ「赤こんにゃく(味付)」は、晩酌のお供にも。「SHIGA's BAR」のおつまみ(350円)でお試しできる。

滋賀県ってどんなところ?

日本一の大きさを誇り、県の面積の6分の1を占める琵琶湖がシンボル。その琵琶湖をぐるりと囲むように、湖南・湖東・湖西・湖北の各地域に風光明美な景勝地や観光スポットが充実している。ひこにゃんでおなじみの彦根城は、国内でも数少ない国宝天守が見どころ。延暦寺をはじめとする寺社仏閣や、古い町並みが味わい深い近江八幡など、散策を楽しみたいエリアもたくさん! 現在の寿司の源流とされる鮒ずしや、湖国の豊かな自然が育む近江米など特産品も魅力的。

SHOP DATA

スポット名
ここ滋賀(日本橋)
電話番号
03-6281-9871(1Fマーケット) 03-6281-9872(2Fレストラン)
住所
東京都中央区日本橋2-7-1 Map
営業時間
1Fマーケット10:00~20:00、地酒バー10:00~20:00(19:30LO)、2Fレストラン平日11:30~14:30(14:00LO)、17:00~22:00(21:00LO)、土日祝 11:30~15:30(15:00LO)、17:00~21:00(20:00LO)
定休日
無休(年末年始を除く)
交通アクセス
東京メトロ銀座線ほか「日本橋駅」B6・B8よりすぐ
ホームページ
ここ滋賀

旅気分が味わえる!東京都内にあるアンテナショップ案内

旅気分が味わえる!東京都内にあるアンテナショップ案内

旅するように都道府県のお店をめぐってみませんか?

東京にある地方のアンテナショップが今おもしろい。地元の人が愛するご当地グルメをはじめ、おしゃれ雑貨や美容アイテム、そしてセミナーやワークショップなど、訪れる度に新たな出会いが待っている。お土産にもぴったりな売れ筋商品ランキングや、ご当地食材が楽しめる併設レストランまで、アンテナショップの魅力をギュッと集めました。いちばん身近にある都道府県のアンテナショップを、旅気分で訪ねてみて!

PHOTO/MANABU SANO WRITING/NAOMI TERAKAWA

※記事は2024年7月23日(火)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります