徳島県のアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」(有楽町)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の有楽町にあるアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」は、徳島県の魅力を感じられるスポット。特産のスダチを使ったスイーツや調味料、知られざるご当地麺など気になるものがいっぱい。人気商品のランキングや地元民が愛するソウルフードも参考に
更新日:2021/04/20
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アンテナショップのスタッフに聞く、「徳島・香川トモニ市場」のここがスゴイ
リンゴ以外はなんでもできる!? 食材の王国
「『徳島・香川トモニ市場』は、徳島県と香川県の共同アンテナショップです。徳島県といえば生産量日本一のスダチが有名ですね。生のスダチ果実のほか、スダチ果汁を使った調味料や加工品も豊富に揃えています。徳島は生シイタケや春ニンジンも生産量日本一なんですよ。ユズやレンコンの生産量は全国第2位ですし、鳴門金時やナシも名産で、リンゴ以外はすべて作れると言われるほど野菜と果物の宝庫なんです。
そのほか、The乾麺グランプリのそうめん部門で過去に2年連続グランプリを獲得したことのある半田そうめんや人気のご当地麺、「大野海苔」や「フィッシュカツ」など、関東ではあまり買えない徳島の味を発見することもできます」(スタッフの竹本琢実さん)
アンテナショップに行くべき3つの魅力
【1】「徳島4大麺文化」って知ってる?
徳島には「4大麺文化」があるのだそう。まず鳴門市発祥の「鳴ちゅるうどん」は、讃岐うどんとは対照的な柔らかいうどん。「祖谷(いや)そば」は太く短い麺が特徴で、「半田素麺」は少し太めのコシのあるそうめん。「徳島ラーメン」は濃口醤油などで味付けした豚骨スープと中細麺が代表的。「徳島・香川トモニ市場」ではいずれも揃い、特に半田素麺と徳島ラーメンがよく売れている。
【2】スダチや柚子のマニアックな調味料がみつかる
特産のスダチや柚子を活かした、ユニークな調味料がたくさん。徳島県産のスダチと唐辛子を柚子コショウのように仕立てた「徳島鬼うますだち胡椒」は、爽やかな香りと辛さがクセになる調味料。「柚りっ子」は、徳島県産柚子と阿波味噌で仕込んだ柚子味噌。ごはんにのせて食べるほか、冷奴や炒めものの味付けにしてもおいしい。
【3】美容にいいと話題の「阿波晩茶」を手に入れるなら
徳島県那賀郡の特産品「阿波晩茶」。遅く収穫した固い茶葉をゆでて揉み、樽で漬け込んで乳酸発酵させるという独特の製法で作られる。プーアール茶のような風味でカフェインが少なく、植物性乳酸菌によるさまざまな作用で注目されている。徳島県の限られた地域でしか生産されていないため手に入りにくいが、こちらでは使いやすいティーバッグやお得用などさまざまなタイプが揃う。
人気ランキング
徳島県のアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」の物販コーナーの売れ筋商品ベスト3をピックアップしてご紹介!
甘くてピリ辛な味わいと、パリッと歯切れのいい食感が特徴。一度食べたらやみつきになる人が続出。ごはんのおとものほか、おつまみにも。「味付のり」(48枚入り529円)
カレー風味のフィッシュカツ。練り物文化が発達した徳島では、“カツ”といえば魚のすり身を揚げたものをさすとか。「かつ天」(3枚324円)
鳴門海峡の激しい潮にもまれて育った鳴門産のワカメは肉厚で歯ごたえがいいのが自慢。とれたてのワカメを浜ゆでして塩蔵している。「生わかめ」(185g486円)
東京に住む地元民のご指名NO.1、ご当地LOVEグルメ
【徳島県・板野郡】ハレルヤの「金長まんじゅう&金長ゴールド」
チョコレート味の皮で白あんを包んだ「金長まんじゅう」と、和三盆やミルクを使った皮で黄身あんを包んだ「金長ゴールド」は、徳島でもっともポピュラーなお菓子のひとつ。
SHOP DATA_徳島・香川トモニ市場(有楽町)
TEL. 03-6269-9688
住所/東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1F
営業時間/10:30〜19:00
定休日/無休(年末年始を除く)
アクセス/JRほか有楽町駅より徒歩1分
徳島県ってどんなところ?
四国の東端にある徳島県。瀬戸内海・紀伊水道・太平洋に面している一方で、県の面積の約8割を山地が占めているという自然に恵まれた地域。世界3大潮流の1つともいわれる鳴門の渦潮をはじめ、夏を彩る阿波おどり、阿波人形浄瑠璃など、自然も文化も見どころが豊富。
WEB予約OK! OZのレストラン予約
奥渋谷の裏路地に佇む「Turn Table」は、徳島食材を使った料理が楽しめるレストラン。産地から直送される、脂の強くない赤身がおいしい阿波牛、新鮮野菜や魚介など季節感あふれるメニューをどうぞ。
PHOTO/MIHARU KIMURA TEXT/MIYO YOSHINAGA