長野・長野│心をすっきりデトックス。写経体験とお朝事参拝
食も観光もいいけれど、旅先にはそこでしか味わえない“体験”がいっぱい。ＯＺのスタッフが旅して見つけた、女性におすすめの遊び・体験スポットをご紹介
更新日：2017/09/05
精神集中で身も心もシャキッ！初めての写経体験
日々たまった疲れもストレスも、優しくデトックスしてくれるとっておきの方法。長野にある「善光寺 淵之坊（ふちのぼう）」では、宿泊とともに写経体験とお朝事（おあさじ）参拝ができるそう。淵之坊内仏殿「縁起堂」で、般若心経の文字を書き写す「写経」に挑戦すれば、精神が集中して身も心もピッと引き締まる！ また日の出とともに始まる、読経を行うお勤め「お朝事」の体験も。
善光寺 淵之坊
一生に一度参拝すれば“極楽往生”できるといわれる、無宗派の名刹「善光寺」。境内には39にも及ぶ宿坊があり、その中のひとつが「縁起堂」の名を冠する「淵之坊」。1泊2食付きのステイが可能で、写経をはじめ、お朝事やお数珠頂戴、お戒壇めぐりと普段はなかなか経験できない体験も。また、善光寺が建立されるまでの歴史を描いた寺宝「善光寺縁起伝」を有し、鑑賞することもできそう。
1日目：写経と精進料理体験
ちょっと疲れた心身を癒すなら、長野の善光寺にある宿坊へステイしてみるのも素敵。普段は体験できないことの連続で、気分転換できそうな予感。まず客室に荷物を置いたら、一つ目の体験「写経」に挑戦。淵之坊内仏殿「縁起堂」へ向かい、精神を統一させて“般若心経”の文字を書き写してみて。書き終わったら、最後に名前と願い事を記入し完成！
続いて、お待ちかねの夕食タイム。地元の旬食材をふんだんに取り入れた、目にも美しい「精進料理」が登場。体に染み入る優しい味わいでホッと一息。お風呂はトルマリン風呂、麦飯石風呂の2種が用意され、たまった疲れをリフレッシュできるはず。また、奉納鶴の折り紙づくりも楽しみ。
2日目：お数珠頂戴、お朝事、お戒壇めぐり
いつもより早起きをして、朝活にも挑戦。日の出（夏至5時30分、冬至7時）とともに、善光寺本堂で行うお朝事に向けて宿坊を出発したら、まずは「お数珠頂戴」の儀式を体験。善光寺を代表するご住職が、参拝者の幸せを願い、手にされているお数珠で頭に触れてくれる。神秘的な体験に心が高鳴るばかり。
続いて、善光寺の僧侶が出仕して読経を行うお勤め「お朝事」にも参加できる。約1時間の天台宗と浄土宗の読経を間近に参拝すれば、体の隅々まで浄化されていくよう。前日に書いた「写経」を奉納すれば、願い事がかなうかも。
お朝事参拝のあとに行われるのが「お戒壇めぐり」。極楽浄土の入口とされる善光寺ならではの体験で、本尊を祭る本堂瑠璃壇下の暗闇の回廊を壁を伝って進み、「極楽の錠前」をタッチ。無事に触ることができれば、極楽往生できると信仰されているのだとか。ちょっぴりドキドキするけれど、ぜひ挑戦してみて。
女子に嬉しい2つのお風呂
「善光寺 淵之坊」では、2つの贅沢なお風呂が用意されている。トルマリン結晶体を湯口に使用している「和楽の湯」では、体の芯から温まり、お肌に潤いを取り戻すという効能があるとか。またもうひとつの「洗心の湯」では、麦飯石を湯船に。こちらは遠赤外線で、皮脂老廃物が排出され疲労回復の効果も期待できるとか。これはどちらにもゆっくり浸かりたい！ パウダールームや貴重品ロッカーなど、きめ細かな配慮も嬉しい。
体験プラン
宿泊 1名1泊2食付き10800円～16200円
写経料 1名1000円
※「写経奉納とお朝事参拝」は宿泊者限定です。詳細は、公式サイトをご確認ください
※上記金額はすべて税込みです
※上記は2017年9月現在の内容です。最新情報は公式サイトをご確認ください
予約方法
体験プランは予約が必要です。以下いずれかの方法でご予約ください
■電話：026-232-3669（受付時間8:30～17:30）
■メール：webmaster@fuchinobo.or.jp
※メールの場合、名前・電話番号を明記してください
■Webフォーム：以下ボタンからリンク
DATA
善光寺 淵之坊
■住所：〒380-0851 長野県長野市元善町462
■電話番号：026-232-3669
■アクセス：
【電車】長野新幹線「長野駅」下車（東京駅から約1時間30分）
【車】上信越自動車道長野ICより約25分（練馬ICから約2時間50分）
WRITING／EMI YAMASHITA
