山梨・山梨│築200年の母屋で試飲も。ランチ付き酒蔵見学
食も観光もいいけれど、旅先にはそこでしか味わえない“体験”がいっぱい。OZのスタッフが旅して見つけた、女性におすすめの遊び・体験スポットをご紹介
更新日:2018/01/09
日本酒ラバー必見!江戸時代創業の蔵元で酒蔵見学
江戸時代末期に創業した、山梨の歴史ある「養老酒造」。こちらが営むカフェ「酒蔵櫂」では、昔ながらの酒造りを見学することができる。六代目当主による案内で、巨大な和釜を使う“蒸し”や、舟形を使って酒を絞る“上槽”など、いくつもの工程を見てみると、なんだか日本酒への愛情がますます沸いてきそう! 築200年のレトロな母屋で、希少な銘酒3種を試飲できるのも楽しみ。
酒蔵櫂
山梨県の蔵元「養老酒造」が運営する「酒蔵櫂」では、カフェの利用はもちろん、酒蔵見学も楽しめる。六代目杜氏が昔ながらの製法を守り、たった1人でつくっているため生産量が少なく、県外にはほとんどでまわらないという日本酒。温度や香り、仕込み水の旨味・・・小さな蔵だからこそ実感できる、貴重な体験を味わって。
体験1:ランチ付き酒蔵見学
山梨県の歴史ある蔵元で、日本酒をとことん知れる贅沢なひととき。今では珍しい酒造りの道具“和釜”を使った、昔ながらの製法で酒米を蒸す工程も見学できる。仕込みで使用していないときには、なんと蓋を開けて大きな釜の中を覗かせてもらえるチャンスも。また、蒸した米に麹菌を振り、徹底した温度・湿度管理によって製麹(麹をつくる)する特別な部屋“麹室”の前にも案内され、戸を開けて外から中を見ることができるのも嬉しい。
六代目当主の案内で、さまざまな知識が深まりそうな予感。質問にも答えてくれるので、気になったことはぜひ尋ねてみて。見学のあとはお待ちかねの試飲タイム。築200年の母家を改装したカフェで、3種の貴重な日本酒を飲み比べ。どれも味わい深くて、いちばんを選べないかも!? 養老酒造の酒粕をたっぷり使ったランチも楽しみ。
体験2:懐かしの歌声喫茶(所要時間:1時間程度)
とことんレトロ気分に浸りたい人には、毎週第3木曜19時30分から20時30分に開催されるワークショップ「懐かしの歌声喫茶」に足を運んでみて。子供の頃に聴いた童謡、昭和に流行した歌謡曲など、みんなで合唱すれば、懐かしの世界にタイムスリップしたみたい。
こちらのイベントは、持ち物が一切なく、予約も不要なので、気軽に参加してみて。楽しく名曲を歌ったら、おいしいお茶でホッと一息。
体験3:櫂コンサート
築200年の風情ある小さな建物で開催されるコンサートは、大きな会場と違った魅力がいっぱい。1999年の開店以来一月もかかすことなく、月に一度、土曜または日曜に開かれるコンサートでは、ジャンルもプロアマも問わず、さまざまな人が出演しているそう。レトロな空間の中で、ノスタルジックな気分に浸って。
養老酒造の酒粕で漬け込んだ「鮭の粕漬け」も
「酒蔵櫂」では、こだわりのカフェごはんを味わえる。人気のランチメニュー「蔵元ごはん」は、養老酒造の熟成した酒粕で漬け込んだ「鮭の粕漬け」、お酒の出汁で煮込んだ「豚の角煮」「粕汁」「お酒のアイス」など、ここならではのセットに。ちなみに、昔ながらの製法で生まれる酒粕は旨味が豊富で、粕漬けが苦手な人でさえ「おいしい!」と言うほど絶品。山梨グルメ「ほうとう」をオーダーすることも可能なので、県外から足を運んだ人にはこちらもおすすめ。
体験プラン
ランチと酒蔵見学 ランチ代(見学料無料)
懐かしの歌声喫茶 1名1500円(お茶付き)
櫂コンサート 1名2000円(1ドリンクおつまみ付き)
※上記金額はすべて税込みです
※上記は2018年1月現在の内容です。最新情報は公式サイトをご確認ください
予約方法
予約方法
「ランチと酒蔵見学」は予約が必要です。以下いずれかの方法でご予約ください
■電話:0553-22-4047
■Webフォーム:以下ボタンからリンク
DATA
酒蔵櫂
■住所:〒405-0041 山梨県山梨市北567
■電話番号:0553-22-4047
■アクセス:
【電車】中央線「山梨市駅」下車
【バス】「山梨駅」から市営バス「八幡神社」で下車(100円)
【車】中央自動車道「勝沼IC」から山梨市方面へ
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WRITING/EMI YAMASHITA