1789年に山形で創業した醤油蔵「山一醤油」。医食同源の考えをベースに、江戸時代から代々伝承されてきた自然食「あけがらし」は、一族の婚姻の際などにしか作られない門外不出の食べ物だったそう。ひょんなことから商品化され、その唯一無二の味わいから瞬く間に人気の品に。伝統食であり、祝いの食であり、強壮食でもあり、ご飯のおともにも最適な逸品。
老舗の醤油蔵で200年以上伝承されてきた秘伝の自然食
谷川俊太郎さんの父が名付け親。濃厚なおいしさも評判
仕込み芥子糀に麻の実をあしらった無添加の自然食。米麹、辛子、麻の実、生絞り醤油、三温糖とシンプルな素材ながら、200年以上も伝承され続けるその味は、驚くほどに奥行き豊か。
ちなみに「あけがらし」の名前が付けられたのは大正時代で、名付けたのは詩人・谷川俊太郎さんの父であり哲学者の谷川徹三氏なのだそう。7代目当主が学生時代、たまたま同室だったことから誕生したというエピソードも興味深い。ご飯のおともとしてだけでなく、焼きおにぎりの最後に薄く塗って軽く炙ったり、ふろふき大根の味噌ダレや生野菜のディップにしてもおいしい。
PRODUCT DATA
- 商品名
- あけがらし
- ブランド名
- 山一醤油
- 容量
- 140g
- 金額
- 1070円
- 賞味期限
- 製造日より6カ月
- 購入できる主な施設
- ◾️東武百貨店 池袋本店(池袋駅)
住所/東京都豊島区西池袋1-1-25 本館B2F 北野エースきわみ
- ホームページ
- 山一醤油
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PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/EMIKO OKAZAKI