スイスで誕生し、現在は120以上の国々で愛されている「Lindt(リンツ)」のチョコレート。「リンツ ショコラ カフェ銀座店」では、そんなリンツのチョコレートを見た目や味わい、香りなど五感で体験できる。今回は、日本のチョコレート職人が考案した銀座店限定のチョコレートパフェ「モカ グラッセ リエジョワ」をご紹介。
チョコレート業界に革命を起こしたリンツの技術
日本をはじめ、世界中で愛されている「Lindt(リンツ)」は、スイス生まれのチョコレート専門店。赤や青などカラフルな包み紙に包まれたとろけるチョコレート「リンドール」のファンも多いのでは?
リンツのチョコレートのおいしさの秘密を語るうえで外せないのが、1879年に発明された“コンチング・マシン”。コンチングとは微粒化したチョコレートをじっくり時間をかけて練りあげ、不要な酸味と苦味を取り除く工程のことで、これによってなめらかな口どけと香りを引き出すという。口の中でとろけるチョコレートを追求した創業者のロドルフ・リンツ氏が、試行錯誤を繰り返してたどり着いたコンチング・マシンの技術は“チョコレート界の革命”としても有名。
そんな秘伝のチョコレートをもっと日本の人にも楽しんでもらいたいという思いから、2010年に「リンツ ショコラ カフェ銀座店」がオープン。店内にはリンドールをはじめ、チョコレートやケーキ類が並び、カフェスペースではケーキやデリース(マカロン)をはじめ、チョコレートドリンクやデザートなど、さまざまなメニューを提供している。
リンツのチョコレートは120カ国以上で販売されているけれど、実はカフェメニューが食べられるのは日本とオーストラリアだけ。メニュー開発を担当するのは、優れた技術を持つメートル・ショコラティエ(チョコレート職人)。定番のクラシックなパフェだけでなく、チョコレートと旬の素材を組み合わせたシーズナルパフェのファンも多いそう。
ダークチョコレートとコーヒー風味のホイップが絶妙
チョコレートにほろ苦いコーヒーを組み合わせた「モカ グラッセ リエジョワ」は、銀座店限定のパフェ。そのままでは苦味や風味が強すぎるコーヒーは、豆ごと生クリームにひと晩漬け込むことでクリームに香りをつけ、さらにエスプーマを使ってホイップすることで、軽やかな口当たりに仕上げるのがポイント。
パフェグラスの中心には、カカオ70%のアイスクリームの上にダークチョコレートドリンクが注がれている。チョコレートのソースと一緒にアイスクリームを堪能しながら食べ進めると、底に敷き詰められたヘーゼルナッツのクルスティヤンが香ばしく、カリカリとした食感がアクセントになって楽しい。ビターなチョコレートの中に、コーヒーがほのかに香り、大人が楽しめるチョコレートパフェに仕上げられている。
MENU/チョコレートパフェ
商品名:モカ グラッセ リエジョワ
価格:1595円
販売時期:通年
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3種類のチョコレートアイスを楽しめるリッチなクレープ
こちらも銀座店でしか味わえない「ショコラクレープ 3種のチョコレートアイスクリームとともに」。チョコレートを混ぜ込んだクレープ生地に乗せられているのは、ホワイト、ミルク、ダークの3種類のチョコレートのアイスクリーム。それぞれのアイスクリームに乗せられた小さなチョコレートもかわいい。
香ばしいクレープ生地の中には、チョコレートソースも塗られていて、まさにチョコレート尽くしのデザート。焼きたてアツアツのクレープと、ひんやり冷たいアイスクリームが口の中で溶け合うマリアージュを楽しんで。
MENU/チョコレートクレープ
商品名:ショコラクレープ 3種のチョコレートアイスクリームとともに
価格:1338円
販売時期:通年
DATA
- スポット名
- リンツ ショコラ カフェ 銀座店
- 電話番号
- 0355373777 0355373777
- 住所
- 東京都中央区銀座7-6-12 Map
- 営業時間
- 平日11:00~22:00
土日祝11:00~20:00
- 定休日
- 不定休
- 交通アクセス
- 東京メトロ「銀座駅」より徒歩5分
- ホームページ
- リンツ公式HP
PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/MINORI KASAI