夏の夜のイベントといえば花火！ でも、最近は密を避けるため花火大会は軒並み中止に。さらに、安全やマナーの問題で気兼ねなく花火をできる場所が減ってしまっている。
そこで今回は、都内からもアクセスしやすい手持ち花火が楽しめる温泉宿4選をご紹介。大切な人と、家族と、プライベート空間で花火を・・・。浴衣や湯巡りなども盛り込まれた日本情緒たっぷりの夏宿ステイを満喫して。
【静岡県・東伊豆北川温泉】海を望む大人の隠れ家「お祝いの宿 吉祥ＣＡＲＥＮ」
青く美しい海が広がり、夏の旅行先として人気の「伊豆」。なかでも、落ち着いた雰囲気が漂う東海岸の高台に佇む、源泉掛け流しの展望風呂を堪能できるのが「吉祥ＣＡＲＥＮ」だ。チェックインのときには、色鮮やかなおしゃれ浴衣を無料で貸してくれる。
自慢の露天風呂があるのは、本館7階。見晴らしがよく、湯船に浸かると彼方に伊豆大島が望める。源泉掛け流しの湯にゆったり浸かれば、日頃の疲れも解きほぐされていくよう。そのほか、館内には伊豆石造りのパノラマ風呂や岩の露天風呂など6種のお風呂があって大満足。
湯上りは眺めのいい湯上りサロンで冷えたビールと伊豆特産のところてんをサービスでいただけたり、ライブラリーコーナーではドリンクサービス、中庭に面した大きなガラス窓が開放感あふれる鉄板焼「青竹」ではアフタヌーンティーが楽しめるなど、至れり尽くせりのサービスも嬉しい。
ゆったり流れる時間に身を任せ、海藻と泥を使ったタラソテラピーのスパで癒されるもよし、全室和室×オーシャンビューの眺めのいい部屋で刻一刻と表情を変える海を眺めてのんびり過ごすもよし。大人の隠れ家のような空間で情緒たっぷりのひとときを過ごして。
そんな「吉祥ＣＡＲＥＮ」では夏限定（7/17〜8/31）で、緑溢れるガーデンでくつろげる“ガーデンナイト”を実施している。
縁側のように座れる「風鈴テラス」では、宿泊ゲスト全員に手持ち花火をプレゼントしてくれる。スパークリングワインや山桃ジュースなどのドリンクや、コットンスノーキャンディーなどの納涼スイーツとともに花火を楽しめるという粋なおもてなし。
浴衣姿でシューシューと鳴る花火を見つめながらおしゃべり・・・。素敵な夏の思い出になりそう。
【静岡県・伊豆熱川温泉】海水浴に浴衣も。夏を味わえる「ふたりの湯宿 湯花満開」
2人の思い出に残る夏旅がしたいという方におすすめなのが、伊豆熱川にある「おふたり」をコンセプトにした宿「ふたりの湯宿 湯花満開」。こちらでは、手持ち花火がついたプランが人気。フロントでバケツとチャッカマンが借りられるから、気軽にふたりで夏を満喫できる。
宿から徒歩1分のところには伊豆大島を望むビーチがあり、水着に着替えて海水浴を楽しむもよし。かわいい色浴衣をまとい、源泉かけ流しの6つの無料貸切風呂を巡るもよし。
お腹が空いたら、伊勢海老や金目鯛など海の幸を堪能。その後は、いよいよ花火タイム。夜の砂浜に繰り出して潮風に吹かれながら手持ち花火を満喫しよう。ビーチで花火というシチュエーションが、夏休み気分をいっそう盛り上げてくる。
【神奈川県・箱根】芸術に触れつつ、温泉も花火も。「アートと音楽のホテル 真奈邸箱根」
箱根にも、手持ち花火を楽しめる温泉宿がある。美術好きのオーナーが営む温泉宿「アートと音楽のホテル 真奈邸箱根」だ。夏限定プランとして、1室につき1セットの花火プレゼントプランが登場。チャッカマンやバケツ、虫除けスプレーも貸してもらえるそう。
こちらは宿泊しながら芸術に触れられるお宿。館内には、日本画を中心にイギリスやフランスのアンティークのソファやキャビネットなどオーナーが収集した60点以上の作品をロビーや廊下などあちこちで鑑賞できる。
ヘルシーな有機野菜たっぷりの創作日本料理をいただいた後は、中庭へ。夜風に吹かれながら手持ち花火で箱根の夏風情に浸って。1日の終わりは箱根の名湯でゆるりと湯浴みを。自家源泉掛け流しの3つの貸切風呂は空いてたら何度でも入浴無料なほか、大浴場やお部屋でも温泉が楽しめる。アートと花火、美食、名湯の4つを楽しむ夏旅で心を潤して。
【静岡県・月ケ瀬温泉】自然にもっとも近い場所でリフレッシュ。「UFUFU VILLAGE」
せっかくの夏休みは、自然の中でリラックスして過ごしたい。そんなカップルや家族連れは、温泉宿ならぬ温泉キャンプ場、伊豆の「UFUFU VILLAGE」に注目を。
修善寺の少し先、中伊豆の月ケ瀬温泉に2018年にオープンした本格派グランピング施設。テントサイトが13、トレーラーサイトが10の計23棟が配されていて、ベッドもチェアもすべて備わっているので、手ぶらで気軽にキャンプを楽しめる。ペットも同伴できるサイトも登場して愛犬と一緒に楽しめるのもうれしいポイント。しかも、場内には源泉掛け流しのお風呂が！
夕食朝食ともに食材や調理器具がすべて用意されていて、切って焼くだけでOKなBBQスタイル。鶏肉グリルやホタテ、天使のエビのグリルなどグルメゴコロをくすぐる献立に、思わずビールも進んじゃいそう。
食後は、キャンプファイヤーと花火の夏時間。パチパチと燃える焚き火の側でシューシューと音を立てる手持ち花火や、昔ながらの線香花火は、なんとも風情があって心が安らぐ。
こちらもチェック！夏休みの温泉・ホテル
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【夏特集】夏の遊び・おでかけ・イベントガイド2021
年々暑さが増す、東京の夏。今年は、心と脳に“心地よい刺激”を与えてくれる遊びを取り入れてみませんか？ 好奇心を刺激する水族館、ヒンヤリ冷たいかき氷、感性くすぐるアート、贅沢ステイケーションなど、刺激的な楽しさで心が満たされる夏情報をお届け。そのほか、暑い日を心地よく過ごすための最新の美容トピックスやお悩みケア情報もご紹介します。
