【野外シネマ6選】星空の下や芝生の上、ハンモックに寝そべりながら。映画館とは一味違う場所でゆる~く楽しめる夏の野外シネマ
更新日:2019/07/19
2019年の夏は、気まぐれな天気に翻弄されそうな予報。そんなときは近場の都内&東京近郊でマイペースにゆる~く夏を満喫してみませんか?
今回は、星空の下や、芝生の上、ハンモックに寝そべりながら、寝袋にくるまって・・・様々なスタイルで楽しめる野外シアターイベント6選をご紹介。映画館とは一味違う場所でゆるっと鑑賞しながら、心地よい夏の宵を過ごして。
【7/26~8/25】「PICNIC CINEMA」が今年も恵比寿に!都心で楽しめる、おしゃれな大人の野外シネマ
仕事帰りにサクッと行けて、おしゃれな大人の野外シネマを楽しみたい・・・。そんな人におすすめが、恵比寿ガーデンプレイスで催される「PICNIC CINEMA」。
こちらは、全国を旅する移動映画館「キノ・イグルー」がプロデュースする野外シネマイベント。毎年夏に恵比寿で催される“都会で楽しめるピクニックイベント”「YEBISU GARDEN PICNIC」の目玉コンテンツで、今年は、7月26日(金)~8月25日(日)の毎週金曜、土曜、日曜の15夜、計15作品が上映される。
会場であるセンター広場には約300平方メートルの人工芝が敷き詰められ、都会の夜景を背景にゴロンと寝転べば、恵比寿にいながらピクニック気分が味わえる。テーマは“下を向いていたら、虹を見つけることはできない”。全米で歴代興行記録を打ち立てたウェス・アンダーソン監督の最高傑作『グランド・ブダペスト・ホテル』のほか、『最高の人生の見つけ方』や『グラン・ブルー』、『オズの魔法使』など、どれも元気をもらえるストーリーばかり。
また、本イベントだけの限定フードも登場。アメリカ生まれ沖縄育ちのアイス屋さん「BLUE SEAL」より、多彩なフレーバーが楽しめる人気の「カップアイス」(340円)や、沖縄から直送のパイナップルつき「沖縄パイナップルサワー」(600円)、沖縄定番の「タコスミート&トルティーヤ」(480円)など、ピクニック気分を盛り上げてくれるフードやドリンクなどが味わえて、野外シネマを存分に楽しめそう。
恵比寿ガーデンプレイス「PICNIC CINEMA」
【電話番号】03-5423-7111
【所在地】東京都渋谷区恵比寿4-20
【開催日】7/26(金)~8/25(日)※毎週金曜、土曜、日曜開催。プログラムの詳細はHPをチェック
【開館時間】19:30~※終了時間は作品により異なる
【入場料】観覧無料(ワークショップ・フードなど一部有料)
【交通アクセス】JR「恵比寿駅」東口より徒歩5分
【7/24~27】開放感たっぷりの野外シネマ×ビールで幸せ気分に浸る
ビールと映画をこよなく愛する人へ、まさにぴったりなのが新宿中央公園を舞台にした「Screen @ Shinjuku Central Park 2019」。7月24日(水)~27日(土)の3日間、西新宿の高層ビル群の夜景をバックに巨大スクリーンで観覧無料のシネマ上映される。
上映作品は日替わりで1作品ずつ。多くの女性からの憧れや支持を集める2006年公開の映画『プラダを着た悪魔』から始まり、7月25日(木)は『メン・イン・ブラック』、7月26日(金)は『スタンド・バイ・ミー』、7月27日(土)は『ザ・グレイテスト・ショーマン』と、ヒューマンドラマ系からSFアクション系まで超ヒット作揃い。レジャーシートに座ったり、テーブルでわいわいしながら、思い思いに楽しみたい。
また、今年からは会場内にて「小田急沿線・クラフトビール 新酒解禁祭り mini」と題したビールフェスも行われることに。小田急沿線の醸造所を中心に国産ホップでつくったビールをはじめ、キッチンカーではおつまみにぴったりなフードも多数販売される。上映中にふらりと席を立ってもOKなのも野外シアターの特権。ビール片手に映画を眺め、小腹が空いたらおつまみを買いに・・・。そんなリラックスしたひとときが過ごせるのも、野外シネマならではの魅力かも。
新宿中央公園 水の広場「Screen @ Shinjuku Central Park 2019」
【電話番号】03-3346-3420(小田急エージェンシー)
【所在地】東京都新宿区西新宿2-11
【開催日】7/24(水)~27(土)※プログラムの詳細はHPをチェック
【開館時間】19:00~※終了時間は作品により異なる
【入場料】観覧無料(ワークショップ・フードなど一部有料)
【交通アクセス】都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩1分、JR「新宿駅」西口より徒歩約10分
【7/27】談笑しながらシネマを満喫。子連れも歓迎の野外映画祭
子供と映画に行くと、いつ騒ぎ出さないかとヒヤヒヤ・・・。そんな理由で映画館を諦めていたママやパパに朗報です。
7月27日(土)に川崎競馬場で開催される野外シネマ「ねぶくろシネマ」は、もともと調布に住んでいたパパ達が子供と気兼ねなく映画を観たいという想いで始めた、子連れ歓迎の映画祭。おしゃべりよし、飲食もOKのゆる~いスタイルが好評で、川崎競馬場でも夏の風物詩となり今年で4回目を迎える。
競馬場内にある、ギネスにも認定されている巨大スクリーンが1日限りの野外シアターに。好きな場所で芝生に寝っ転がって、食べながら、飲みながら、ピクニック気分で映画が楽しめる。
気になる作品は、アカデミー賞4部門を獲得した『ボヘミアン・ラプソディ』。2018年の国内全公開作品中人気No.1となった話題作で、フレディ・マーキュリーがバンドに参加し、クイーンとなり、絶頂期を迎え、破綻し、復活する・・・そんなストーリーがシンプルに、感動的に描かれたもの。バンドを知らなくても、物語自体がおもしろくて、それでいて鑑賞後は絶対にクイーンの音楽を聴きたくなるというユニークなもの。
会場にはケータリングも数台出店され、ポーク卵おにぎりやタピオカドリンク、カワサキカレーパン、川崎塩レモンサワー、シェイブアイスキャンディー、ガッツリ肉系の料理、ビールなどの販売もあるから、お腹が空いても大丈夫。
“寝袋シネマ”といいつつ寝袋なしでもいいし、誰でも無料で参加できる、なんとも太っ腹なイベント。敷物やチェアを持って出かけよう。
川崎競馬場「ねぶくろシネマ@川崎競馬場」
【所在地】神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1
【開催日】7/27(土)※プログラムの詳細はHPをチェック
【開場時間】17:30~(上映時間:18:30〜20:30)
【入場料】観覧無料(ワークショップ・フードなど一部有料)
【交通アクセス】京急大師線「港町駅」南口より徒歩3分、京急「京急川崎駅」中央口より徒歩12分
【8/3~4】ハンモックに揺られながら映画を観る。ヨガやDIYワークショップも!
とにかく自然が好き。そんな人にオススメが、新木場で8月3日(土)~4日(日)の2日間開催される“最高の休日”がテーマのアウトドアフェス「the good day TOKYO w/ wakasu BBQ 2019」。
会場は、東京湾を目の前に臨む若洲海浜公園。釣りやキャンプなどのレジャーが楽しめる施設で、イベント当日には100個のハンモックに、芝生の本屋さん、DIYワークショップ、DJによる素敵な音楽、ヨガ、縁日、紙芝居など大人も子供も楽しめるアウトドアコンテンツが集結。小腹が空いたら、キッチンカーで購入できる本格石窯ピザをほおばったり、美味しいコーヒー&アイスクリームでほっと一息。
1日たっぷり遊んだら、きわめつけは、3日に限り、夜7時から始まるナイトシネマ。上映作品『スチュアート・リトル』は全米大ヒットを記録した心あたたまるファミリー・ファンタジーで大人も子供も楽しめる。ハンモックに揺られながら観るもよし、お酒を飲みながらもよし。思い思いのスタイルで映画の世界にどっぷり浸かりたい。
新木場公園「the good day TOKYO w/ wakasu BBQ 2019」
【電話番号】03-5778-4958(株式会社sakasa内)
【所在地】東京都江東区若洲3-2-1
【開催日】8/3(土)、4(日)※プログラムの詳細はHPをチェック
【開館時間】3日11:30~21:00、4日11:30~18:00
【入場料】大人2000円、子供1000円(前売り 大人1500円、子供500円、手ぶらBBQ付き入場チケット5500円、子供2500円)
【交通アクセス】「新木場駅」より都バス木11系統 若洲キャンプ場行き終点「若洲キャンプ場前」下車すぐ
【7/26~8/18】八ヶ岳の星空の下で楽しむロマンティックな映画祭
夏休みは国内の避暑地へバカンスに・・・そんな人におすすめなのが、八ヶ岳自然文化園で7月26日(金)~18日(日)に開催される“日本一標高の高い野外映画祭”「星空の映画祭」。日中は普通にレジャー施設として営業している八ヶ岳自然文化園が、夜になると映画会場に大変身。日が暮れはじめる19時に開場し、20時から上映がスタートする。『ボヘミアン・ラプソディ』や『名探偵ピカチュウ』、『メリー・ポピンズ リターンズ』『翔んで埼玉』などジャンルの異なる多彩な作品が、約3週間に渡って上映される。(2日3日のみお休み)
石と芝でできた階段状の観覧席に、レジャーシートや座布団を敷いて、スクリーンに映し出される作品を眺めるというスタイル。八ヶ岳自然文化園は標高1300mもあり、夜は冷えるのでブランケットや上着は必須。上映中、ふっと空を見上げれば満天の星空。そんな大自然の中で映画を観ているシチュエーションにも酔いしれてしまいそう。
八ヶ岳自然文化園「星空の映画祭」
【電話番号】0266-74-2681
【所在地】長野県諏訪郡原村17217-1613
【開催日】7/26(金)~8/18(日)※8/2、3休映。プログラムの詳細はHPをチェック
【開館時間】20:00~※終了時間は作品により異なる
【入場料】大人1300円、高校生1000円、子供500円、障がい者(付き添い1名まで)1000円、未就学児無料(前売り 大人1000円、子供500円)
【交通アクセス】諏訪南ICより車で12分
【7/26~28】3日限りの“湖畔の文化祭”!富士五湖・本栖湖にて映画尽くしのバカンスを
都会の喧騒から離れて、映画などカルチャーを心ゆくまで楽しみたい・・・。そんな人にぴったりの映画祭が、山梨県富士五湖・本栖湖キャンプ場で7月26日(金)~28日(日)の3日間開催される夏の風物詩「富士湖畔の映画祭」。
上映映画が、国内インディペンデント映画が中心という珍しい映画祭。3日間に渡って、世界でも注目を集める日本の良質なインディペデント映画30本以上が一挙上映される。ディープだったり、生々しさや熱量、新たな感性と出会えるものなど多彩なラインナップが揃い、毎年多くの制作&出演者たちも訪れて様々なトークイベントも開かれる。
また、会場が本栖湖キャンプ場で、キャンプを同時に楽しめるというのもこちはならでは。芝生で寝そべりながら映画を観て、温泉に浸かって、美味しいものを食べて、また映画にふけって・・・そんなカルチャー三昧の3日間が過ごせる。
チケットは、3日間の通しチケット(4000円)が1種類。プラス、テント泊ならテント泊料金を(事前予約不要)、バンガローは事前に必要な日数分抑え(抽選)、会場と宿を自由に行き来しながら過ごすというスタイル。
日中は太陽のもとで大自然や映画を楽しみ、夜は月光の下で映画を。朝目覚めたら、美しい湖と、その湖面に映り込む富士山の絶景に癒される。そんな大自然に抱かれる至福の3日間を満喫して。
山梨県富士五湖・本栖湖キャンプ場「富士 湖畔の映画祭」
【所在地】山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18
【開催日】7/26(金)~28(日)※プログラムの詳細はHPをチェック
【開館時間】11:00~23:00※終了時間は作品により異なる
【入場料】大人4000円※保護者1名につき小学生以下1名無料(前売り 大人3500円)
【交通アクセス】河口湖ICより車で約30分
【問い合わせ先】info@kohan-filmfest.info
【特集】夏といえばかき氷、花火、水族館!都内&東京近郊のお出かけ・イベントガイド2019
2019年の夏は、気まぐれな天気に翻弄されそうな予報。そんなときは近場の都内&東京近郊でマイペースにゆる~く夏を満喫してみませんか? 下町商店街で食べ歩きを楽しんだり、涼しい夜には外で映画を見たり。雨が降ったら水族館のクラゲに癒されたり。オズモールでは、夏気分を味わいながらゆる~く過ごせるスポットをご提案します。
WRITING/KANO NUMATA