レトロかわいい、谷中銀座のゆるスポット6選。つるんと冷たい水あんみつや“猫のしっぽ”のようなドーナツを味わうお散歩ガイド
更新日:2019/07/09
2019年の夏は、気まぐれな天気に翻弄されそうな予報。そんなときは近場の都内でマイペースにゆる~く夏を満喫してみませんか? 今回ご紹介する谷中銀座商店街は、全長約170mとコンパクトながらも、昔ながらの商店をはじめ、個性豊かな約60店舗が並ぶ、下町情緒あふれる商店街。“猫のしっぽ”そっくりな焼きドーナツを食べ歩いたり、カラフルなランプを記念に作ってみたり。古きよき下町の“銀座”をのんびりお散歩しよう。
谷中名物スイーツを食べ歩き
猫のしっぽそっくりの焼きドーナツにきゅん!
「やなかしっぽや」は、谷中界隈にたくさんいる、猫のしっぽをモチーフにした焼きドーナツの専門店。
常時点灯に並ぶドーナツは13~14種類。生地には三重産の小麦粉「あやひかり」や、北海道産のテン菜糖、奄美諸島産のキビ糖、アルミニウム無添加のベーキングパウダーを使うなど、なるべく国産の、安心・安全な素材を使用。ブラックココア生地にホワイトチョコチップを入れた一番人気の「とら」(130円)や、カマンベールチーズクリームとミルククリーム入りの「ボブ」(160円)など、ユニークな味わいや、まるで猫の名前のようなキュートなネーミングにも注目。
やなかしっぽや
住所/東京都台東区谷中3-11-12
交通アクセス/JR「日暮里駅」より約徒歩5分
営業時間/10:00~18:00、土曜・日曜・祝日10:00~19:00
定休日/不定
電話番号/03-3822-9517
栗尽くしのスイーツ専門店で味わう濃厚ソフトクリーム
「和栗や」はその名のとおり、“栗の鮮度”にとことんこだわり、一年を通して和栗を使ったスイーツが楽しめるお店。茨城県笠間市には、お菓子に適した品種の栗を栽培する自社農園も持っているそう。
和栗ならではの濃厚な香りや甘みを生かしたイートイン限定の「栗薫モンブラン」(700円)や「和のモンブラン」(春~秋980円)をはじめ、持ち帰り限定の和栗シューも大人気。食べ歩きには「栗薫ソフト」(500円)をどうぞ。搾りたての生乳に和栗ペーストを約30%も配合したオリジナルのソフトクリームで、まるで和栗をそのまま食べているみたい! 数量限定なので、お早めにどうぞ。
和栗や
住所/東京都台東区谷中3-9-14
交通アクセス/JR「日暮里駅」より約徒歩5分
営業時間/11:00~18:00(イートイン17:30LO) ※無くなり次第終了
定休日/春期、秋期の繁忙期は休みなく営業、それ以外の季節は月曜日
電話番号/03-5834-2243
体験教室でゆるっと夏の思い出作り
世界にたったひとつだけの、モザイクランプを作ろう!
谷中銀座の名物トルコ料理店「レストラン ザクロ」が運営する「zakuroらんぷ家」は、“世界で初めて!?”のトルコランプの製作教室。
オリジナルデザインで作ることもできるけれど、伝統的なデザインが印刷された紙を使えば、初心者でも簡単。この紙の上に色とりどりのガラスを並べて、ベースのガラスに貼り付ければOK。隙間を埋めるようにガラスビーズを敷き詰めたら、専用のコーティング剤でスタッフが仕上げをし、約2~4週間で完成。ポイントは、しっかりとガラスがコーティングされるように、わずかに隙間を開けながら貼り付けることだとか。
1時間半~3時間程度で楽しめて、受講料は3500円~。スタッフがていねいにレクチャーしてくれるから、なんでも相談してみて。
zakuroらんぷ家
住所/東京都台東区谷中3-15-5
交通アクセス/JR「日暮里駅」より約徒歩5分
営業時間/11:00~19:00、土曜・日曜・祝日11:00~20:00
定休日/不定
電話番号/03-3822-0610
カフェや雑貨屋さんでひといき
初めて味わう台湾茶の魅力にハマりそう!
個性豊かな台湾茶の茶葉や茶器が揃う「台湾茶藝館 狐月庵」。東方美人茶や凍頂烏龍茶など、台湾4大銘茶をはじめ、現地のお茶問屋やお茶農家から直接買い付けるという茶葉は14種類。
店頭では、実際に台湾でお茶を淹れるときに使用する茶壺を使って台湾スタイルでの試飲ができる。ひと言でジャスミン茶やウーロン茶といっても、ランクや産地などによって香りや味わいがさまざまなので、試飲してからの購入をおすすめしているそう。
また、近隣にある姉妹店の「台湾茶カフェ」では、台湾のかき氷やランチなども食べられるので、こちらも立ち寄ってみて。
台湾茶藝館 狐月庵
住所/東京都台東区谷中3-12-3 Things.YANAKA 1F
交通アクセス/JR「日暮里駅」より約徒歩5分
営業時間/10:00~18:00
定休日/月曜
電話番号/050-7123-7418
散策に疲れたら、こちらでひと休み
夕焼けだんだんを見下ろす場所にある「やなか健真堂」の店内には、日本の伝統色をテーマに集められた和雑貨がずらり。どこか懐かしさを感じるアイテムは、ギフトにも喜ばれそう。
また、こちらはカフェとして利用することも可能で、名物は、「白玉みずあんみつ」セット950円~。尾瀬の自然水で作られる水ゼリーは、そのままでつるんとした喉越しを楽しんだり、添えられた抹茶蜜やこしあん、白玉を合わせたり・・・と一杯でいろいろな食べ方ができるのがうれしい。
春はあんや蜜が桜に、秋はさつまいもに、と季節ごとに異なる味わいも楽しんで。
やなか健真堂
住所/東京都台東区谷中3-11-15 2F
交通アクセス/JR「日暮里駅」より約徒歩5分
営業時間/11:00~19:00(18:30LO)
定休日/木曜(祝日の場合は営業)※臨時休業などは公式Twitterで確認を
電話番号/非公開
まだある!谷中のおすすめスポット
数時間待ってでも食べたい、珠玉のかき氷
谷中を代表する人気店といえば外せない「ひみつ堂」は、手作りにこだわるかき氷専門店。ふわっふわ食感の氷は、自然の寒さのなかでゆっくり育った日光の天然氷を使用。名物の「ひみつのいちごみるく」(1200円 ※時期により1100~1300円の変動あり)をはじめ、一年を通して旬のフルーツを使ったかき氷が楽しめる。
氷、削り方、蜜と手間ひまを惜しまずに作られる極上のかき氷は、並んででも食べたい逸品。氷が溶けてきたら、各テーブルにおいてあるストローを使って、最後まで味わって。
ひみつ堂
住所/東京都台東区谷中3-11-8
交通アクセス/JR「日暮里駅」より約徒歩5分
営業時間/10:00頃~18:00頃まで
定休日/月曜(8月は無休)※詳細は公式Twitterをチェック
電話番号/03-3824-4132
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戸越銀座商店街のゆるスポット6選
続いてご紹介するのは、“日本一長い”ともいわれる戸越銀座商店街。3つの商店街から構成され、約1.3kmに渡り約400軒が並ぶ。昔ながらの商店に加え、手仕事の作品を扱うショップや、かわいいカフェなど個性的なお店も。食べ歩きメニューも豊富だからお腹を空かせて行くのが正解かも。
“お総菜ストリート”砂町銀座商店街のゆるスポット5軒
続いて砂町銀座商店街をご紹介。どの駅からも徒歩15分とやや距離があるものの、670メートルに渡って約180のお店が立ち並ぶお惣菜ストリートはテンションが上がるはず。あちこちのお店で、手作りのお惣菜が売られているので、食べ歩きはもちろん、夜ごはんのおかずも買ってもよさそう。
【特集】夏といえばかき氷、花火、水族館!都内&東京近郊のお出かけ・イベントガイド2019
2019年の夏は、気まぐれな天気に翻弄されそうな予報。そんなときは近場の都内&東京近郊でマイペースにゆる~く夏を満喫してみませんか? 下町商店街で食べ歩きを楽しんだり、涼しい夜には外で映画を見たり。雨が降ったら水族館のクラゲに癒されたり。オズモールでは、夏気分を味わいながらゆる~く過ごせるスポットをご提案します。
PHOTO/AYA MORIMOTO WRITING/MINORI KASAI