吉祥寺・西荻窪周辺の注目いちごスイーツ6選|専門家が選ぶいちごアフタヌーンティー、いちごタルトなど
今年、いちごスイーツの季節にオズモール編集部がおすすめするのが“注目の街×専門家厳選いちごスイーツ”をめぐるおでかけ。再開発や新店オープンなどで活気づく10の街をピックアップし、そこで楽しめるアフタヌーンティーやパフェ、ショートケーキなどをご紹介。
今回のおすすめエリアは「吉祥寺・西荻窪」。アフタヌーンティー研究家やいちごコンシェルジュがおすすめするいちごスイーツを食べ尽くしにでかけよう。
更新日:2024/02/15
なぜ今、吉祥寺・西荻窪エリアに注目?
トレンドをおさえたおしゃれさがありつつも、サブカルと個性派喫茶もあるエモい街“吉祥寺”。実は、ここでしか食べられない唯一無二のグルメや都内初出店のお店、パンの人気店も多いグルメタウン。また、閑静な住宅街もあることから、舌の肥えたセレブからの注目度も高い! お隣の西荻窪は、カフェやエスニックの名店が多く、また、古本屋やアンティークのお店なども豊富。吉祥寺とともに、古き良き老舗と続々とオープンする新しいお店が共存する見逃せないエリア。
このエリアのいちごスイーツニュース
いちごアフタヌーンティー|吉祥寺エクセルホテル東急「ストロベリーアフタヌーンティーセット」
2022年に開業した「吉祥寺エクセルホテル東急」の2階、開放的なオールデイダイニング「SORAE」では2024年1月末まで「ストロベリーアフタヌーンティーセット」をご用意。
いちごをたっぷりと使った3段プレートには、5種のスイーツとセイボリーが。さらにウエルカムスープとスコーンも揃う、大満足のラインナップ。カフェフリーの紅茶は、ホテル目の前にある専門店「ティーマーケットジークレフ」のこだわりの茶葉をセレクト。「ジークレフ」でレクチャーを受けたスタッフが淹れる紅茶は本格的で、ティーフードに合わせて飲み比べるのも楽しい。ゆったりと紅茶といちごを堪能する、くつろぎの時間を過ごそう。
※2024年2月2日(金)からは、いちごの華やかな香りとチョコレートの甘い香りがハートをくすぐる「いちごとチョコのアフタヌーンティーセット」が登場(3月15日までの限定)
アフタヌーンティー研究家
藤枝理子さん
紅茶のおいしさとティーセレクションが非常に印象的。開放感のあるアトリウム空間で、丁寧に淹れたこだわりのリーフティーと、キュートないちごがアクセントになったティーフーズのペアリングは「SORAE」ならではの最高体験です。
吉祥寺エクセルホテル東急/ラウンジ&ダイニング SORAE
アフタヌーンティー名:ストロベリーアフタヌーンティーセット
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-44-14 吉祥寺エクセルホテル東急2F
付近の駅:吉祥寺駅
提供期間:2023/12/01(金)~2024/01/31(水)
開催時間:14:30~17:30(L.O.17:00)
料金: 1名6000円(税・サ込)
メニュー
<First Plate>
・ストロベリーとエルダーフラワーのジュレ
・ストロベリーコーンとホワイトガナッシュ
<Second Plate>
・フリルカップケーキ
・ストロベリークリームマカロン
・ストロベリームースタルト
<Third Plate>
・スモークサーモンとクリームチーズのルーロー
・ストロベリーとモッツァレラチーズのカプレーゼ
・シューフルールのタルト
・チューリップチキンソラエ風
<Soup>
・ウェルカムスープ
<Scone>
・プレーンのスコーン
・紅茶のスコーン
・ベリーのジャムとクロテッドクリーム
ドリンク
・オーガニック森のコーヒー
・カフェラテ
・エスプレッソ
・ダージリン
・アッサム
・キームン
・アールグレイ
・クラシック・チャイ
・ローズ・ペコー
・ルイボス・クラシック ほか
支払方法
・クレジットカード
VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、JCB
・QRコード決済
楽天ペイ、PayPay、d払い
・その他
現金、Suica、PASMO、Kitaca、ICOCA、SUGOCA、toica、nimoca、はやかけん、manaca
駐車場:なし
Instagram:吉祥寺エクセルホテル東急の公式Instagramを見る
いちごパフェ|コマグラカフェ「いちごとチャイのパフェ」
「ごちゃまぜ」をコンセプトに、店主のお気に入りのものだけを揃えた、居心地の良い空間が広がる「コマグラカフェ」。いただけるのは、素材の味が伝わるシンプルなメニューの数々。
ちょっぴり変わった楽しみ方ができるのが「いちごとチャイのパフェ」。いちごやミルクアイスなどのシンプルな構成のパフェがベース。そのままでももちろんおいしいけれど、別添えのピッチャーに入った温かな自家製チャイをかけて変化を体験してみよう。
チャイは、冷たいものに触れることで少しずつ固まるのが特徴。ミルでブラックペッパーを挽いて、よりスパイシーで大人の味わいを堪能するのも魅力的。
スイーツライター
chicoさん
毎年楽しみにしている人も多い、いちごの季節だけに登場するパフェ。温かいチャイソースをかけると、いちごの甘酸っぱさにチャイのまろみやスパイス感が驚くほどよく合います。黒胡椒をカリカリかけて味変すると、いちごとチャイの香りの奥行きがグッと深まります。
パフェ名:いちごとチャイのパフェ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-28 大住ビル3F
付近の駅:吉祥寺駅
販売期間:冬~春 ※いちごの入荷による
営業時間:11:30~19:00
料金:1400円(税込)
パフェの構成
1.クランブル
2.カスタード
3.いちごジャム
4.ミルクアイス
5.カラメルソース
6.生クリーム
7.いちご
8.メレンゲ
9.別添えチャイ
10.別添えブラックペッパー
予約:不可
イートイン:25席
支払方法
・現金
駐車場:なし
Instagram:コマグラカフェの公式Instagramを見る
ショートケーキ|LEMON DROPの「いちごのトルテ」
1980年創業のケーキハウス「LEMON DROP(レモンドロップ)」。2023年7月に長年愛されていた本店が閉店したものの、姉妹店として営業していた中道通の「英画廊店」は健在。特に人気のケーキを中心にラインナップする。
「いちごのトルテ」もファンが多く、誕生日やクリスマスなど、街の人々のイベントに欠かせない逸品。王道ながらも随所にこだわりが詰まっており、中でもクリームは、ミルキーながら軽く、さっぱりとした後味が魅力的。また、いちごに合わせて味わいを調整するクランベリーのゼリーはどこか懐かしく、キラキラとした見た目に心躍るはず。
スイーツジャーナリスト
平岩理緒さん
「いちごのトルテ」と名付けられたショートケーキは、ゴロゴロと贅沢にのせられたいちごと、ドイツ菓子のクラシックな「トルテ」を思わせるぽってりしたクリームラインのデコレーションや、大きめサイズが印象的。ほんのりとキルシュが香るシロップをしみこませたしっとりスポンジと、生クリームのやさしい甘さを、いちごにまとわせたクランベリーゼリーの酸味が引き立てます。
LEMON DROP(レモンドロップ)
ショートケーキ名:いちごのトルテ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町 2-19-6
付近の駅:吉祥寺駅
提供期間:通年
営業時間:11:00~20:00
価格:750円(税込)
その他のおすすめ商品
・レモンパイ 価格:640円(税込)
販売期間:通年
・レモンサンド 価格:330円(税込)
販売期間:通年
予約:可
支払方法
・クレジットカード
VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、JCB、UC
・QRコード決済
PayPay
・その他
現金、交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay、NFCペイメント、UnionPay(銀聯)
駐車場:なし
Instagram:LEMON DROPの公式Instagramを見る
いちごタルト|パティスリー サロン・ドゥ・テ・ゴセキ「タルトレット オ フレーズ」
フランス古典菓子研究の第一人者でもあるシェフ五関嗣久氏が2001年にオープン。現在は週末のみ営業するこちらの自慢は、五関氏が100年以上前のフランスの古書から翻訳しながらレシピを読み解き、研究し、再現したタルトの数々。
小ぶりで香りの良いいちごが入荷できると並ぶいちごのタルト「タルトレット オ フレーズ」は、そのかわいらしい見た目も評判の一品。パリの伝統的なスタイルを用いているため、あえて生クリームやカスタードクリームを使用せずに、キルシュをきかせた香ばしいアーモンドクリームを使用。ひと口いただくと、小麦粉のブレンドからこだわったサク&ホロのタルト生地とジューシーないちごが合わさり絶妙。
いちごコンシェルジュ
宮島るりかさん
いちごがキラキラのタルト! さくさくほろほろなタルトにマリネされた柔らかく甘酸っぱいいちごがのっています。「Theタルト!」という感じなのでタルト好きさんにおすすめです。
PATISSERIE SALON DE THE Goseki (パティスリー サロン・ドゥ・テ・ゴセキ)
いちごタルト:タルトレット オ フレーズ
住所:東京都武蔵野市御殿山1-7-6
付近の駅:吉祥寺駅
提供期間:2023年12月末~2024年3月ごろ ※いちごの入荷状況により変更の場合あり
営業時間:15:00ごろ~19:00 ※売り切れ次第終了
価格:665円(税込)
その他のおすすめ商品
・タルトレット オ ポワール 価格:515円(税込)
販売期間:通年
・タルト コンポート ド ポム 価格:1/4カット600円(税込)、1ホール2400円
販売期間:〜6月頃まで
予約:可
支払方法
・現金
駐車場:なし
Instagram:PATISSERIE SALON DE THE Gosekiの公式Instagramを見る
和菓子|越後鶴屋の「スカイベリー大福」
大福や団子などの和菓子は、無添加でつきたて、できたてにこだわる「越後鶴屋」。素材選びも大切にしており、粘り、風味、甘味のある新潟県産こがねもちをついたお餅と、北海道産の大納言小豆を丁寧に炊いたあんを使用する。
毎年1月のお楽しみが、酸味と甘味のバランスが良く食べ応えのあるスカイベリーを使った「スカイベリー大福」。ジューシーなスカイベリーと上品な甘さのこしあんがよく合い、驚くほどの大きさながらもぺろりと食べられるはず。また、とちおとめとつぶあんを組み合わせた「一期大福」もご用意。売り切れることもあるので、早めに来店するのがおすすめ。
スイーツジャーナリスト
平岩理緒さん
西荻窪で1985年創業の町の小さな「おもちやさん」。とちおとめの「一期大福」は濃厚なつぶしあん、栃木県が満を持して開発したブランドいちごを使った、みずみずしさが特徴の「スカイベリー大福」には、よりさらりとしたこしあんを合わせています。
越後鶴屋
和菓子名:スカイベリー大福
住所:東京都杉並区松庵3-38-20
付近の駅:西荻窪駅
営業時間:9:00~18:00
価格:400~700円(税込) ※いちごの価格によって変動
販売期間:2024/1月~5月末 ※いちごの入荷状況により変更の場合あり
その他のおすすめ商品
・栗おはぎ 価格:420円(税込)
販売期間:10月下旬〜2月 ※栗の在庫がなくなり次第終了
・開運豆大福 価格:230円(税込)
販売期間:通年
予約:可
イートイン:なし
支払方法:
・クレジットカード
VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、JCB、その他
・QRコード決済
PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ、LINE Pay、Alipay、 COIN+
・その他
現金
駐車場:なし
かき氷|氷屋ぴぃすの「ふわふわWストロベリー」
フォトジェニックなかき氷専門店の先駆け的な存在の「氷屋ぴぃす」。“見て楽しい、味もおいしい”がコンセプトの旬のフルーツやその季節ならではの食材を使ったかき氷は、氷の削り方にもこだわりが。使用するのは純氷で、極力薄く削り、外側は厚く、中は空気を含ませるように重ねる。それによって、ふわふわの食感ながら、形の良い仕上がりに。
「ふわふわWストロベリー」は、いちごを使ったシロップの上に、生クリームをとろりとかけた一杯。中にはいちごジュレやホワイトチョコソースが入っており食べ飽きない。その時々でいちごの品種が変わるので、その違いを味わうのも楽しそう。
オズモール編集部
荒武祐子さん
かき氷マニアの間でも通い詰めている人が多い、別格の人気を誇る「氷屋ぴぃす」さん。今回のいちごの氷は、まるっとしたフォルムに、いちごの赤とクリームの白が映えるかわいい系。ふわっふわのクリームにはホワイトチョコレートが散らしてあって、コク深に。とろりとした甘さのいちごソースがかかっており、ショートケーキのような味わいです。
氷屋ぴぃす
かき氷名:ふわふわWストロベリー
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル1F
付近の駅:吉祥寺駅
提供期間:2024年1月13日(土)〜2月中
営業時間: 10:00〜20:00(L.O. 19:30)、日曜・月曜 10:00〜18:00(L.O. 17:30)
価格: 1700円(税込)
その他のおすすめ商品
・レモンカードとジャスミンティー 価格: 1800円(税込)
販売期間:〜2024年2月中
予約:不可
イートイン:8席
支払方法
・QRコード決済
PayPay
・その他
現金
駐車場:なし
Instagram:氷屋ぴぃすの公式Instagramを見る
今回教えてくれたスイーツ専門家、いちご専門家はこちら
アフタヌーンティー研究家
藤枝理子さん
英国紅茶&マナー、アフタヌーンティー研究家。就職、結婚ののち、紅茶好きが高じてイギリスへ留学。帰国後は東京初のサロン形式の紅茶教室「エルミタージュ」を主宰し、予約の取れない人気サロンとして話題に。また、テレビや新聞、雑誌、書籍などメディアでの活動の他、大学での講演や企業コンサルタントとしても活躍する。
公式ブログ:Rico’s Tea Room
X(旧Twitter):@FujiedaRico
Instagram:@rico_fujieda
スイーツライター
chicoさん
スイーツライター。スイーツのトレンドに精通し、雑誌、WEB、テレビなどで幅広く活躍。記事の執筆や企画、商品セレクト、出演などをするほか、セレクトショップやECサイトのスイーツ監修も手がける。『anan』の「Food topis ~chicoのお菓子な宝物~」など連載も多数。
X(旧Twitter):@chico_sweets>
Instagram:@chico_sweets_>
スイーツジャーナリスト
平岩理緒さん
マーケターとして食品メーカーなどのプロモーションやリサーチを担当し、商品開発・販促に関わった経験を持つ。独立後に、製菓学校でお菓子の基礎知識を学び直し、スイーツジャーナリストとして情報を発信。『厳選スイーツ手帖』(世界文化社)、『まんぷく東京レアもの絶品スイーツ』(KADOKAWA)など著書・監修多数。
公式HP:幸せのケーキ共和国>
Instagram:@rio_hiraiwa>
いちごコンシェルジュ
宮島るりかさん
初代ミスいちごグランプリ。いちごフェアやスイーツの監修を行うほか、食べるだけでなくファッションとしてや歌などでもいちごの魅力を発信するいちごコンシェルジュ。その豊富な知識は多くの品種を扱う関東最大級のいちご観光農園で働き、栽培から出荷まで学んだ経験に基づく。
X(旧Twitter):@rurika_ichigo>
Instagram:@strawberry___r.m>
オズモール編集部
荒武祐子さん
オズモール編集部でグルメと旅行を担当するかきゴーラー。一度気になったことはとことん突き詰めるタイプ。年間100杯のかき氷を食べることを目標としており、探求に余念がない。旅行も好きなので、出かけた先で名店を見つけるのも楽しみ。無類の生クリーム&フルーツ好き。
【2024特集】いちごスイーツさんぽに話題の街へ
いちごスイーツをメディアで見かけるたびに食べたい気持ちが膨らむけれど、すべてのお店をめぐるのは難しい! そこで、今年は“注目の街”でいちごスイーツを極めては? トレンドの中心「渋谷・恵比寿」や大人の街「銀座」、にわかに賑わいを見せる日本橋など、老舗や名店はもちろん新しいお店も続々登場。もちろん毎年人気のアフタヌーンティーやスイーツビュッフェ情報もお見逃しなく。いちごをきっかけにおでかけも楽しもう。
WRITING/MARIA KAWASHIMA