ライフスタイルの変化でひとりで行動する機会が増えた昨今。非日常の空間で優雅なティータイムを過ごせると人気の「アフタヌーンティー」も、1人利用できるレストランやラウンジが続々と登場。なかでも今回は、2020年にオープンしたトレンドホテルをピックアップしてご紹介。おひとりさま“Welcome”だから、自分へのご褒美にぜひ。
District - Brasserie, Bar, Lounge/キンプトン新宿東京【2020年10月オープン】
マンハッタンスタイルの都心の隠れ家
平日と土日で異なるアフタヌーンティー
ニューヨークのアートシーンにインスパイアされた「キンプトン新宿東京」。一歩踏み入るとスタイリッシュなインテリアとモダンアートが包み、洗練されながらも気負いないムードの中でくつろげる。「District - Brasserie, Bar, Lounge(ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ)」のラウンジエリア・テラスエリアは、ペット同伴OKなのも嬉しい特徴で、その日の気分に合わせて席を選べる。
そんなホテルの世界観を表現したような一品が、アート感満点なアフタヌーンティー。美しいデコレーションに、フレンチのコースを彷彿とさせる深く濃厚なおいしさにも感激するはず。平日と土日で異なるメニューが味わえるのも楽しい。オニバスコーヒーのセレクションなど、こだわりのドリンクと堪能して。
平日は「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボプランを展開。ディストリクトで人気のパンケーキやエッグベネディクトなどから選べるメインに、「キンプトン新宿東京」のために作られたニューヨークチーズケーキや「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンなどのスイーツ8種が味わえる。土日には、“食べるアート”として話題のプティフール9種&カナッペ5種のアートアフタヌーンティーが楽しめる。
おひとりさまWelcomeポイント&口コミ
◆スタッフからのメッセージ
「おひとりさまでも気兼ねなくお過ごしいただけるベンチシートのお席などもご用意しておりますので、ぜひラグジュアリーなひと時をお過ごしください」(キンプトン料飲部長・石橋さん)
◆1人利用した口コミ
「味ももちろんのこと、見た目がとにかく豪華で素晴らしかったです。一つひとつが芸術的で、食べるのがもったいないと思うほど。さまざまな絵画をモチーフに作られたスイーツは、元々の作品についてもQRコードで案内いただけ、二重に満足できます。ただ、結構量が多いので、お腹を空かせて行くとよいです。1人でも気にならない心地よさを感じました」(おれんじさん)
「ブランチと迷ってアフタヌーンティーを選びましたが、1人なのでサラダとメインに小さめデザート8種類いただけて、ちょうどよかったです。平日11時半にお邪魔したところ、ほかに2組くらいで、空いていてよかったです。13時頃にはほぼ満席でした」(おやぱんさん)
「食事は、驚くほどたくさん出てきました。小ぶりですが満腹になりました。ドリンクもおいしく種類はそんなにありませんが、クオリティが高く満足のいくものでした。ゆったりとしており、ソーシャルディスタンスもきちんととられていました。全体的には、クオリティが高く楽しめると思います。アートにインスパイアされたデザートも面白いと思います」(ステラさん)
THE LOUNGE/フォーシーズンズホテル東京大手町【2020年9月オープン】
皇居の杜を望むラグジュアリー空間で
美しいスイーツ&セイボリー、上質ティーを
皇居に面した高層39階に浮かぶ「THE LOUNGE」。眼下に皇居の緑、天気がよければ遠くに富士山を望む圧巻のロケーションに魅了される。五ツ星ホテルならではのラグジュアリー感にプライベートルームのようなくつろぎが同居し、上質を極めたサービスも快適。
数々の世界大会で賞を獲得する青木祐介シェフと和菓子職人によるアフタヌーンティーは、フレンチの一品料理を思わせる美しさ。旬の食材に和素材を組み合わせたスイーツ5~7種とサンドイッチ、テリーヌなどのセイボリー、さらにスコーン3種とボリュームがあり、ブランチやランチとしてもおすすめ。和紅茶や釜炒り茶、黒文字茶といったこだわりのティーやモクテルなどから選べる、お代わりOKのドリンクと味わって。
2021年5月31日(月)までは甘酸っぱい春素材が踊る「スプリング&ティーアフタヌーンティー」を。アプリコットのタルトとラベンダーティークリーム、ピスタチオのフィナンシェと苺シャンティ、春キャベツとミモザのサンドイッチなど、みずみずしい美味に幸せな気分に。
おひとりさまWelcomeポイント&口コミ
◆スタッフからのメッセージ
「人気のアフタヌーンティーはおひとりさまでも存分に楽しんでいただけます。皇居ビューとともに優雅なひとときをお過ごしください」(THE LOUNGE・スタッフ一同)
◆1人利用した口コミ
「ウェルカムドリンクに水出しのお茶を選択しました。今まで飲んだことのないほど、風味がよく最高においしかったです。日本茶を中心に、こだわりのあるお茶を楽しめます。また、感染症対策のため声をかける立ち位置にも気を配っていただきました。きめ細かい気配り、ホスピタリティはさすがだと思いました」(ピヨさん)
「食事もドリンクも十分な量で、日本茶がおいしかったです。見た目もかわいく、食べるのがもったいないくらいでした! 15時以降に行きましたが、夕日も見れて、お店からの景色もよくて、ゆっくりできました。メニューの説明や、お茶の説明もしていただけて、満足です」(tomomikanさん)
「席は間隔が広く、1人利用でも居心地よかったです。窓近くの席でしたので、外の景色がよく見えて嬉しかったです。アフタヌーンティーは量が多いので、朝食などの食事量は調節した方がよいです。こちらのホテルは、お茶に力を入れているようなので、お茶好きにはたまらないです」(プリンセスモグランさん)
Whisk/メズム東京【2020年4月オープン】
遊び心に満ちた仕掛けにワクワク
アートな新感覚「アフタヌーン・エキシビジョン」
東京ベイエリアに誕生したラグジュアリーホテル。16階に広がる「Whisk(ウィスク)」は“アーティストのアトリエ”をテーマに、開放感あふれる吹き抜けにゆったりと贅沢にシートが配され、ひとりで静かに過ごすのにうってつけ。心洗われるような水辺のロケーションを眺めながら、ゆっくり流れていく時間に身を任せたい。
こちらは、著名な絵画の世界観を表現した独創的なアート性が話題のアフタヌーンティー。鮮やかな色彩で描かれた斬新なビジュアルに、驚きの演出が施された1皿はまさに絵画そのもの。また、絵の具チューブに入った2種類の自家製特製ソースとともに、アトリエを象徴するパレットにのせて提供されるスコーンやキッシュも、画家気分で楽しめる。新鮮なフルーツや野菜などで作るモクテル2種とのペアリングを堪能しながら、アーティスティックなひとときを過ごして。
2021年6月30日(水)まではフェルメール「真珠の耳飾りの少女」からインスピレーションを受けた「パール(Pearl)」を提供。絵画を再現したケーキ、絵の具風に提供される特製ソースなど、感性を刺激する演出にときめく。自家製スコーン 2種と自家製キッシュもおいしい。
おひとりさまWelcomeポイント&口コミ
◆スタッフからのメッセージ
「おひとりでも気兼ねなく、優雅に午後のひとときをお過ごしいただけます。スイーツ好きな方はもちろん、アート好きな方、アフタヌーンティーには行ったことがない男性の方にもおすすめです」(ミクソロジスト・長塩さん)
◆1人利用した口コミ
「とても凝っていて再現度がすごい! しかもおいしいです。毎回楽しみにしています。窓際の席でゆっくり過ごせました。ロケーション最高です。普通のアフタヌーンティーとはひと味違った、芸術要素も楽しめるもので、とてもおすすめです」(めじろさん)
「16階ということもあり、眺めが最高でした。スカイツリーとビル群が見えたのがよかったです。また、お店の雰囲気自体もすごくよかったです。天井が高く、窓が大きいため開放感がありました。スタッフさんたちの制服も芸術的で美しかったです。ドリンクペアリングでしたが、なくなるとすぐに回収してくれて次のものを用意してくれたので待ち時間がほとんどなくて素晴らしかったです。このご時世で省かれることも多いのですが、ここはメニューの説明が丁寧でよかったです」(シュウさん)
「細部までコンセプトへのこだわりがあり、説明もしてくれるので楽しく食べることができました。ペアリングのノンアルコールドリンクもとてもおいしかったです。四ツ星のホテルですが、意外とカジュアルな雰囲気だったので、1人でもデートでも女子会でも利用できそうです」(ちぃ★☆さん)
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おひとりさまWelcome!私を満たす心地いいレストラン特集
仕事も遊びも自分らしいライフスタイルを確立し、共に過ごす相手への気配りや通勤時間の使い方も含めて、私たちはずいぶんとひとり行動がスタンダードになりました。麗しいスイーツやご褒美グルメを食べたり、おいしいものでストレス発散やリフレッシュをするようになった人も多いはず。そこで、トレンドやロケーションなど、人気のキーワード別に、快適にひとりグルメを楽しめるレストランを厳選してご紹介します。
WRITING/EMIKO OKAZAKI