猫好き必見！「ねこがかわいいだけ展」開催。猫の写真＆グッズが大集合

更新日：2019/08/29

全国からかわいい猫の写真とグッズが集結する「ねこがかわいいだけ展」が、2019年9月10日（火）まで渋谷ヒカリエにて、9月14日（土）から10月14日（月・祝）までは横浜駅前のアソビルで開催される。展覧会では、カメラマンや猫アートのクリエイターたちの作品とともに、公募で選ばれた猫写真も展示。猫好きによる猫好きのための究極の“ニヤニヤ空間”で、かわいい猫たちに包まれる幸せを体感して！

ケニア・ドイ

猫好きに人気の猫写真家によるとっておきの作品がずらり

展覧会で展示されるのは、猫好きに人気がある作家の作品ばかり。猫写真家で猫研究家の石原さくら氏は、2015年から撮影を担当している『かわいいかわいいねこのかぶりもの』から写真を出品。猫の美しさやかわいさを引き出すのがテーマというだけあって、おもしろくも美しい仕上がりとなっている。

世界各地の風景や動物を撮影しているカメラマン、アストリッド・ハリソン氏は『世界で一番美しい猫の図鑑』の写真を展示。さらに、いぬねこカメラマンとして活躍中のケニア・ドイ氏の作品も。

猫のかわいさを知り尽くしたプロの写真ばかりなので、どれを見ても「かわいい！」と連呼してしまいそう。

沖昌之　(C)Masayuki Oki okirakuoki

「ぶさにゃん」や「必死すぎる猫」のユーモラスな表情も

「かわいい」にもいろいろあって、ちょっとぶさいくなところがかわいい猫「ぶさにゃん」の魅力を引き出したのが、猫写真家・沖昌之氏の作品。

2015年にカメラマンとして独立して以来、昼夜を問わず猫らしい瞬間を求めてひたすらシャッターを切っているという。猫写真集『ぶさにゃん』では、カメラを意識しない無防備なぶさかわいい表情やしぐさが、何ともいとおしい。

同じ沖昌之氏の写真集『必死すぎる猫』には、びっくりしてのけぞったり、すき間を覗き込んだり、一生懸命やっているのになぜかおかしくて笑ってしまう猫たちが登場。どんなポーズも表情も、その真剣さがかわいい。

(C)久方広之

海外では忍者猫で人気に！コミカルな「のら猫拳」シリーズ

九州在住の猫写真家・久方広之氏は、猫じゃらしを使った撮影が得意。年間10万枚以上も撮影する画像のなかから、厳選して公開される猫の写真がSNSでも話題になっている。

その姿は、まるで拳法の使い手みたいな体勢だったり、華麗なダンスを踊っているように見えたり。海外でも「NINJA CAT」として紹介され、人気に。

写真集『のら猫拳』『のら猫拳キッズ』や、猫のアクション撮影法をまとめた『ねこ拳撮影術』などがある。しなやかな猫の動きが、どこかコミカルに見える「ねこ拳」写真を楽しんで。

左／中山みどり（フェルトアート）　右／島田紘一呂（彫刻）

猫アートや公募写真も充実。フォトスポットにも注目を

展覧会では写真のほかに、猫をモチーフにしたアート作品も展示される。羊毛によるフェルトアートを独自に開拓したフェルトアート作家の中山みどり氏の作品は、思わず本物と間違えてしまうほどリアルな猫の表情がかわいい。

歴史ある美術団体・二科会の彫刻部理事を務める彫刻家の島田紘一呂氏は、作品のほとんどが「猫」にまつわるものだという。木彫りの猫たちは存在感たっぷりで、凛とした佇まいが品格を感じさせてくれる。ほかにも、「ねこ切り絵」で独自の世界を開くきりえ作家・高木亮氏の作品など、クオリティの高い猫アートが揃う。

また、一般公募の作品は、「きもちい～」や「おやつだいすき！」などのテーマごとに選りすぐりの投稿写真を展示。猫好きだからこそ撮れた、珠玉の猫ショットの数々を堪能できる。

会場には、猫の気分を満喫できるフォトスポットも設置。展覧会のオリジナルグッズをはじめ猫のグッズも多数販売されるので、猫に包まれた空間でお気に入りの猫アイテムをゲットして。