【編集部の＃コレ気になる】アバターに下着の悩み相談！ワコールが寄り添う“ストレスフリー”な接客体験をデジタルで実現

お客様に長く深く本音で向き合いたい！そんな想いから生まれた新しい接客のカタチ

女性にとってランジェリーは、身につけるだけで自信をくれる特別なアイテム。フィット感や素材感・・・毎日、ダイレクトに素肌に触れるものだからこそ、下着選びにはとことんこだわりたいもの。とはいえ、仕事や育児に追われてゆっくり下着を見る時間が取れなかったり、コロナ自粛を機にオンラインでの購入が増えたけどサイズが合わなくて・・・という人も多いはず。

そんな今ならではの不安や女性の悩みに寄り添ってくれるのが、ワコールが導入した、新しいスタイルのカウンセリングサービス「Ava.COUNSELING パルレ」。業界でも話題の非対面型の接客システムで、アバターを介して経験豊富なビューティーアドバイザーが専門的なアドバイスをしてくれる。自身の細かな全身のサイズデータをもとにカウンセリングが受けられ、タブレットを活用しながら自分の体型の特徴や下着選びのアドバイス、体型やバストサイズに合う商品を教えてくれるという、驚きのサービス！

さすが日本を代表する下着メーカー。コロナを機に目まぐるしいスピードで開発されたのかと思いきや、実はそれ以前から検討されていたものなのだそう。「以前から“下着の購買体験をもっと自由に、ストレスフリーにしたい”という想いがあり、その延長線上で下着を買う時のストレスってなんだろう？と考え、そのひとつの形としてうまれたサービスがパルレです。これまでもプライベートな悩みは対面だと相談しにくい、カラダに触れたり見られたくないというお声も一部ございました。下着という特別なものだからこそ、そういった相談のしにくさをできるだけ解消できればと、非対面という選択肢も提案させていただきました」と担当の篠塚さん。

今よりもっとフィット感のある下着に出会える！自分のカラダに向き合うきっかけになれば

非対面での接客というのにも驚くが、さらにもうひとつ驚きのポイントが。約5秒で全身採寸できる3Dボディスキャナーで出せるのは、なんと全身の18ヵ所のサイズデータ。例えばブラジャーのサイズも、その人の体型やバストのかたち、やわらかさなどによってもフィットする商品が変わるのだそう。

接客経験の長い担当の南さんは、「ワイヤーが食い込んでしまう、しめつけ感が気になる、パカパカする、などお客様の悩みは本当にさまざまで、よりお客様と本音で向き合うためにも、最先端のデジタル技術の導入は必要なことではありました。お客様のなかにはカラダのエイジングのことをご存知なかったり、そもそもご自身のサイズを知らないという女性は実は約7割もいると言われているんです。パルレをきっかけに、自分のカラダによりフィットする快適な下着に出会える、ということを知っていただけたら」と話す。

「ワコールでは約300種類もの商品を取り揃えております。計測データをもとに体型の特徴や悩みの相談、お客様に合った下着をご提案させていただけるので、お客様にとってもより納得度の高いカウンセリングをさせていただけると思います。計測カルテはその場でプリントしてお持ち帰りもいただけますよ」（南さん）
計測カルテにはシンプルに全身採寸データのみが記載されており、あえて平均数値は記載していないのだそう。小さなことではあるけれど、自分らしい美しさに向き合ってほしいという、細やかな心遣いもうれしい。

アバターだから話しやすいとの声も！専門知識のあるビューティーアドバイザーが遠隔カウンセリング

予約は必要だが、利用自体は無料。全身採寸後は専門知識のあるビューティーアドバイザーが、アバターを介して来店客に遠隔カウンセリングを行ってくれる。アバターは2種類から選べ、ビューティーアドバイザーの表情に合わせてアバターの表情も動き、よりリアル。

「ワコールならではの接客を活かし、“AIではなく専門知識のあるビューティーアドバイザーが接客を行うこと”が私たちの強みです。人それぞれ話しやすい雰囲気の人は違うことから、アバターも2タイプから選べるようにしました。顔が見えないからこそ本音で話せる、という方もいらっしゃいます」と篠塚さん。実際に「アバターだからこそ話しやすい」といった声が多く寄せられているのだそう。

業界でも注目！専門知識のあるビューティーアドバイザーの新しい働き方を創造

さらにこちらのサービスは、“働く側”であるビューティアドバイザーの新しい働き方としても注目されている。
「在宅勤務が難しいと言われるビューティアドバイザーのリモートワーク環境を実現し、自宅などからお客さまのインナーウェア選びのお手伝いができれば、ビューティーアドバイザーの不在地域や、休憩時など店頭での不在時間においてもお客様の対応が可能になります。また、育児や介護、転居など、ビューティーアドバイザー自身のさまざまなライフスタイルの変化により、店舗での勤務が難しい状況においても、「在宅で接客をする」「時間を区切って接客をする」という新しい働き方が可能となります。デジタル技術を活用し、ワコールの資産であるビューティーアドバイザーの働き方やカウンセリングの可能性をさらに広げることを通して、1人ひとりのお客さまとより深く、広く、長くつながることができればと思っています」（篠塚さん）

編集Mが体験！3Dで見た自分の立体画像に衝撃・・・リアルな悩みに寄り添ってくれる

早速、今回の新しいカウンセリングサービス「Ava.COUNSELING パルレ」を編集Mが体験。
カウンセリングルームは完全なるパーソナル空間で、落ち着きのある雰囲気。部屋にある大きな画面から、カウンセリングしてほしいアバターを選べば、カウンセリングがスタート。アバターの「進藤さん」の案内で、カップがフィットしないでパカパカする、ワイヤーがあたって痛いなど、画面に表示された「下着にまつわる悩み」を選択していく。普段店頭では相談しにくいリアルな悩みを引き出してくれるのはありがたい。

悩みのヒアリングがひと通り終わると、奥にある3Dボディスキャナーでカラダの計測へ。その方法は、ショーツ以外の服を脱いで、専用の簡易ブラジャー（使い捨て）を付けて、バーを握り5秒立っているだけ。少し恥ずかしい格好というのもあるけど、セルフで測れるのはうれしい！　計測が終わると、タブレットに自分の3D立体画像が表示されるのですがこちらがなかなかの衝撃。今までじっくり見ることのなかった後ろ姿やヒップの形、残念なお腹が、360度どの角度からも見られるんです。バスト、ヒップ、首回り、二の腕、太もも、股下・・・カラダのサイズをこんなに知れたのは今回が初めて。実はバストサイズが違っていたことも発覚。

着替えを終え接客ルームに戻り、「進藤さん」に計測データを共有すると、ヒアリングした悩みと体形をもとに、いちばん合うブラジャーの形や商品を教えてくれる。サイズの違いはもちろんだけど、細かな体形の特徴でもフィット感は大分違うのだとか。部屋の中に用意されているサンプル下着を手に取りながら、実際にどんなことに気を付けて下着を選ぶといいのか？を事細かに画面越しに教えてくれるので、かなり勉強になったというのが本音。実際のデータと下着の悩み、そして専門知識のあるプロの店員さんの的確なアドバイス・・・“アバターで接客”とひとことで言っても、話す相手が専門的な知識のあるビューティーアドバイザーだからこそ得られた納得感なのだと思いました。

アバターに接客される「Ava.COUNSELING パルレ」は予約制で、全身採寸できる「3D smart & try」はセルフでいつでも体験可能。自分のカラダを知るためだけに体験するのでも大歓迎なのだそう！　自分のカラダに向き合うってなかなか難しいけど、日々をより心地よく過ごすためには大切なことなのかも。よりフィットする下着を見つけたい人にも、密を避けてショッピングを楽しみたい人にもおすすめ。ぜひ一度体験してみて。