東京都の一等地に広がる北の丸公園。園内各所に咲き誇る約330本もの桜は、見事の一言! ビジネス街の九段下から徒歩5分ほどでいけるから、会社のランチがてらお花見したり、仕事帰りの夜桜見物でも候補に上がりやすい。そんな北の丸公園に持っていきたいお弁当やスイーツを「日本橋高島屋」より厳選。天然モノの穴子や料亭の味が楽しめる折詰など、ちょっと奮発していいものを食べたいお花見にぴったり。お気に入りを見つけよう。
あなごちらしや、料亭の味を心ゆくまで。「日本橋高島屋」のお花見弁当
日本橋玉ゐの焼き穴子のばらちらし
ふわふわ肉厚な天然穴子が人気の「日本橋玉ゐ」からも春限定「焼き穴子のばらちらし(950円)」が登場。柔らかく煮あげ、表面を香ばしく焼き上げて、秘伝のタレで仕上げた自慢のあなごを江戸前寿司の具材と季節野菜で散りばめたもの。ふわっと柔らかい穴子が美味。玉子焼やかんぴょう、葉わさび佃煮、酢れんこん、いくら、えび甘酢漬けなどと具材もたっぷり! 販売は、3月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)の計6日間。各日10点限りなので気になる人は早めに出かけて。
美濃吉の春花満彩
品数が多く、華やかなこちらのお花見弁当は、創業300年の由緒ある料亭のひとつとして知られる京料理「美濃吉」のもの。高島屋限定「春花満彩(1944円)」は、京都産の筍と自慢のお出汁で炊き上げた筍ご飯をメインに、菜の花や蕗、桜道明寺など春の味覚がたっぷり。お花見シーズン、大人同士なら豪華に料亭の味を楽しむのもあり。4月7日(日)までの販売。
日本橋弁松総本店の花見弁当
ハレの日にぴったりな料理といえば、“お赤飯”。嘉永三年創業、純江戸風の“甘濃ゆい”と形容される味付が信条の「日本橋弁松総本店」の「花見弁当(1458円)」は、古典落語「子別れ」にも登場する、赤飯弁当を下地にした二段弁当。定番の大ぶりの玉子焼や、醤油と砂糖をたっぷり使い煮仕上げた里芋や椎茸はどこか懐かしい味わい。菜の花の辛子和えや、赤かぶの酢漬など季節を感じる副菜や、山芋の磯辺揚げなど自慢の一品も。経木の折詰も風情たっぷりで、お花見気分を盛り上げてくれそう! 3月27日(火)〜4月7日(日)の期間限定、各日15点限り。
お花見の手土産にも。日本橋高島屋で買いたい和菓子3選
巖邑堂の桜餅
お花見の定番スイーツといえば、桜餅。明治4年創業の老舗「巖邑堂」の春の時期しか味わえない「桜餅(281円)」は、関東の長命寺タイプのさくら餅。モッチリとした皮に北海道美瑛産の小豆を使用したなめらかな舌触りのこし餡がたっぷりとイン。甘いけどしつこくなく、桜葉の香りと皮と餡のバランスが絶妙。優しい味わいがクセになりそう。
鎌倉 豊島屋のさくらさくら
もらった瞬間、キュンとしそうなのが「鳩サブレー」が人気の豊島屋の春限定スイーツ 「さくらさくら(5個入り 1080円)」。塩漬けした桜葉のみじん切りを紅あんに練り込み、羽二重求肥で包んだもの。フタを開けると、桜葉のいい香り漂ってくる。ほのかな桜の香りと上品な甘みに心までほっこり。ルックスが可愛すぎて、思わず買いたくなるスイーツナンバーワン! ※3月20日(水)から3月26日(火)の期間限定、各日10点限り
高木屋老舗のお花見だんご
春らしい色合いが目にも楽しい三色団子。「高木屋老舗」の「お花見だんご(6粒入り 378円)」は、特選の「コシヒカリ」を毎日使う量だけ粉を引き、おだんごにしている。桜の塩漬けの塩気がアクセント。こしあんをお好みで添えて召し上がれ。
DATA
WRITING/KANO NUMATA