桜の季節にぴったりな小説と歌で、恋のときめきを感じよう

更新日:2018/03/22

大人でも楽しめる恋愛小説レーベル「野いちご文庫」から、春にぴったりの1冊『春が来たら、桜の花びらふらせてね。』をご紹介

――神様、この恋に奇跡をください。
この物語の主人公・冬菜は、限られた人以外の前では言葉が出なくなってしまう「場面緘黙症」を患う女の子。学校でも話すことができない冬菜は、その昔「原田地蔵」と心ないあだ名をつけられ、クラスでイジメられていた。そんな過去の経験から、自分の殻に閉じこもり、ひとりで行動するようになっていた。
高校でも案の定、クラスで孤立しかけていたとき、隣の席の夏樹が、桜の花びらのシャワーで元気づけてくれた。夏樹は冬菜が話せないことをなぜか知っていたが、気にせず話しかけてきて、夏には朝顔、秋に紅葉…と、冬菜にいろいろな贈り物をする。夏樹に心を開いていく冬菜だけれど、夏樹がたまにみせる苦しい表情が気になってしまう。じつは彼は、冬菜に言えない過去を抱えていて・・・。

人気イラストレーター・花芽宮るる氏による、光あふれる素敵なカバーイラストと口絵マンガも、さらに春のときめきを盛り上げてくれる。今大注目のアーティスト・シュウと透明な街が手がけるイメージソング「 桜、花びら」も必聴!
はじまりの季節に、あの頃のときめきを思い出して。

野いちご文庫

春が来たら、桜の花びらふらせてね。

ISBN
978-4-8137-0408-9
価格
本体600円(+税)
ホームページ
春が来たら、桜の花びら降らせてね
※記事は2018年3月22日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります