【桜×東京タワー】増上寺
東京タワーのふもとにある増上寺では、春になると、100本以上あるソメイヨシノをはじめ、珍しいエドヒガンや祐天桜など、約200本の桜が境内を淡いピンク色に染める。なかでも本堂から眺めるシダレザクラは叙情的な美しさでうっとり。
そんな増上寺の境内からは、日本を代表する建造物「東京タワー」と日本を代表する花「桜」の夢のコラボレーションを楽しめる。大きな東京タワーを背景に、お寺と桜を同時に写せば、和と東京のシンボルが融合した景色に。お寺ならではの荘厳な空間で、東京らしい桜風景を堪能して。
【桜×レンガ造りの洋館】旧古河庭園
石造りの洋館と洋風庭園、日本庭園の景観が、美しく良好に保存されているとして国の名勝指定を受けた都立庭園。10数mの高所から落ちる「大滝」や、水を使わずに山水の景観を表現する「枯滝」、春秋には抹茶をいただける「茶室」など、見どころも豊富。桜のシーズンには、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマノザクラなどさまざまな種類の桜を楽しめる。
そんな旧古河庭園では、レトロな洋館の前に見事なシダレザクラが植えられていて、洋館と桜のコラボレーションが堪能できる。乙女心をくすぐる、美しい和洋折衷庭園でのお花見は、ぜひ女友達と訪れたい。
【桜×動物】成田ゆめ牧場
約9万坪・東京ドームの約7倍の敷地面積を誇る「成田ゆめ牧場」は、東京から電車で約100分で行ける観光牧場。約400本もの桜を園内のいたるところで鑑賞できるお花見スポットでもあり、キャンプ場が併設しているので、桜の下で本格的なアウトドア体験も。
ヤギや馬、牛などたくさんの動物たちがのんびりと過ごす成田ゆめ牧場では、桜と愛らしい動物のコラボレーションが楽しめる。桜を背景に動物の写真を撮ったり、動物とふれあったり、牧場ならではの春の時間を満喫して。
【桜×風車】浮間公園
最寄り駅から徒歩1分とアクセス良好な浮間公園は、面積の約40%を占める大きな池「浮間ヶ池」を囲うように、多くの木々や草花が広がる水と緑の公園。釣りやバードウォッチングができるのも特徴。春には、浮間ヶ池の土手沿いに植えられた約200本のソメイヨシノが咲き誇り、週末は多くの人で賑わう。
浮間ヶ池のすぐ近くには、公園のシンボル的な存在の風車が立ち、春は、桜と風車のコラボレーションが実現。絵画のような美しい景色が広がり、日本にいながらオランダ気分も味わえる。ヨーロッパと日本の春の調和を味わって。
【桜×東京スカイツリー】向島百花園
向島百花園は、江戸時代に草花鑑賞を中心とした民営の花園として開園し、現在では、国指定名勝及び史跡に指定される名庭園。百花園の名称は、「梅は百花に魁けて咲く」「四季百花の乱れ咲く園」という意味を込めて付けられたという説も。
春になると、26本の桜が庭園をピンク色に染め、お花見をしながら散策を楽しむことができる。桜の種類が多く、2月下旬にはカンヒザクラ、4月下旬にはフゲンゾウと、長い期間お花見を楽しめるのもこの庭園ならでは。園内には、桜と東京スカイツリーのコラボレーションを眺められる絶好のお花見スポットもあるので、ぜひ注目してみて。
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WRITING/AMI OYAMA(OZmall)