モグワン・カナガン・アランズの違いは?成分比較や口コミから検証 [PR]
愛犬にぴったりのドッグフードを選ぶうえで、有名フードの3種「モグワン・カナガン・アランズ」はどれがいいのか、気になっている飼い主さんもいるのでは。そこで今回は、これら3つのドッグフードの成分・価格・口コミなどを徹底比較。メーカーであるレティシアンや獣医師の林先生にお話を伺い、それを元にまとめたので、それぞれの違いを知りたい飼い主さんはぜひ参考にしてみて。
更新日:2024/11/15
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お話を聞いたのは・・・
「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩さん
酪農学園大学獣医学部卒業。大学卒業後、自身が代替療法と出会ったことで、動物の体に優しい治療法や食事・環境の見直し、飼い主の心のケアの大切さ等を伝えていくため、2018年に『chicoどうぶつ診療所』を開業。往診を中心に、精力的に診療を続けている。
<著書>
「獣医師が考案した 長生き犬ごはん」(世界文化社)2019/12/18
「獣医師が考案した 長生き猫ごはん」(世界文化社)2020/11/13
『獣医師が考案した一汁一菜長生き犬ごはん こだわりの安心レシピ&作り置きOK!』(世界文化社)2022/1/26
<公式サイト・SNS>
chicoどうぶつ診療所HP
Instagram:@chico_ah_323
Amebro:https://ameblo.jp/tinkerbell19850323/
※1章「原材料、成分」「カロリー、脂質」「粒の食べやすさ」のみ監修いただいています。
※掲載商品は監修者が推奨するものではありません。
1.モグワン・カナガン・アランズの違いを比較!
まずは、モグワン・カナガン・アランズを比べ、それぞれの違いを見ていこう。食いつき、原材料、カロリーや脂質、対応犬種、食べやすさ、容量や価格、パッケージの7点から比較してみた。
原材料とカロリー、食べやすさに関しては、獣医師の林先生のお話を元にまとめたので、是非チェックしてみて。
パッケージ | ||||
---|---|---|---|---|
商品名 | モグワン | カナガン チキン | カナガン サーモン | アランズナチュラル |
原材料 | チキン、サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファなど | チキン生肉、乾燥チキン、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファなど | 生サーモン、サツマイモ、乾燥サーモン、乾燥ニシン、エンドウ豆、ジャガイモ、乾燥白身魚など | ラム、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母 |
カロリー | 361.5kcal | 376kcal | 370kcal | 342kcal |
脂質 | 10%以上 | 15%以上 | 12%以上 | 11%以上 |
対応犬種、年齢 | 全犬種、全年齢 | 全犬種、全年齢 | 全犬種、全年齢 | 全犬種、全年齢 |
粒サイズ | 1cm弱 | 1cm弱 | 1cm弱 | 1cm弱 |
容量 | 1.8kg | 2kg | 2kg | 2kg |
値段 | 通常価格5456円、定期コース利用で初回1個半額の2728円 | 通常価格5038円、定期コース利用で初回1個半額の2519円 | 通常価格5038円、定期コース利用で初回1個半額の2519円 | 通常価格5038円、定期コース利用で最大20%OFFの4030円 |
リンク |
1-1.食いつき
食いつきに関しては個体差が大きいので、愛犬の好みを把握している飼い主さんなら、それに合った味や匂いのものを選ぶのがいちばん。「モグワンは食べないけれどカナガンは食べる」という子もいるように、食いつきは犬の好みによって大きなバラつきがある。
一般的には、主原料に肉や魚などの動物性タンパク質が使われていると、食いつきがよくなりやすい。
カナガンとモグワンは、原材料の50%以上に肉や魚を配合していて、食いつきが期待できそう。特に、モグワンは食いつきと健康を重視して開発されたフードなので、食欲にムラがある愛犬にはぜひ試してみてほしい。
1-2.原材料、成分
ここでは3種類のドッグフードを、「タンパク質・主原料・その他原料」の3項目に分けて解説。重視したいポイントに応じて、愛犬に合っているか確認して。
タンパク質
成分値で比較すると、タンパク質量が最も高いのはカナガンで、サーモンが30%以上、チキンが29%以上。次いでモグワンの27%以上、アランズの19.25%以上となる。
犬が本来必要とするタンパク質量の確保という点で考えた場合、カナガンとモグワンはタンパク質量が多めだが、アランズはタンパク質量がかなり低い。タンパク質量が少ないと、糖質過多による消化器症状が懸念されるほか、筋肉量の低下などを招く可能性もある。
アランズを与える場合には、おやつやトッピングとして肉、魚を取り入れるのがおすすめ。
主原料
モグワン・カナガン・アランズの3種類は、それぞれ主原料が異なる。モグワンはチキンとサーモンの両方を、アランズはラムをメインで使用し、カナガンはチキンとサーモンの2種類をそれぞれ展開している。
チキンアレルギーがある子は、アランズやカナガン サーモンを選んで。
また、ラムは体を温める作用が強い。そのため、体質的に暑がりな子や短頭種に与える場合、夏に使う場合は、食後に体の熱のこもり方や呼吸数などをチェックして。
その他原料
モグワンとカナガンは、穀物の代わりにサツマイモやエンドウ豆を使用したり、リンゴやクランベリーなどの果物類もバランスよく配合したりといった共通点がある。
一方で、モグワンは「中鎖脂肪酸」を含むココナッツオイルを、カナガンはカモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールドなどのハーブを配合している点が異なる。また、使っている野菜などの種類も違う。
アランズの最大のポイントは、わずか9種の原材料しか使っていない点。ラムをはじめ、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母のみを厳選して使用している。
1-3.カロリー、脂質
モグワン・カナガン・アランズのうち、カロリーが最も高いのはカナガン チキンの376kcal。次いで370kcalのカナガン サーモン、361.5kcalのモグワンとなり、アランズは342kcalといちばん低い。
脂質量はカナガン チキンが最も多く、15%以上。カナガン サーモンが12%以上、アランズが11%以上、モグワンが10%以上となっている。
カナガン チキンを選ぶ場合は、酸化脂質による影響をできるだけ避けるため、開封後は2週間以内に使い切るのがおすすめ。使い切れない場合は、小分けにして真空パックで保存するか、ジップロックなどの保存袋に乾燥剤と脱酸素剤を一緒に入れ、高温多湿を避けた場所で保管しよう。
カロリー比較
モグワン:361.5kcal
カナガン チキン:376kcal
カナガン サーモン:370kcal
アランズ:342kcal
脂質比較
モグワン:10%以上
カナガン チキン:15%以上
カナガン サーモン:12%以上
アランズ:11%以上
1-4.対応犬種
モグワン・カナガン・アランズはいずれも全犬種に対応している。犬種ごとにフードを使い分ける必要がないので、複数の犬種を多頭飼いしている家庭でも取り入れやすいのが魅力。
また、いずれも全年齢用フードのため、子犬やシニア犬にも与えられる。噛む力が弱い子犬やシニア犬には、フードをぬるま湯でふやかしてから与えるのもおすすめ。
1-5.粒の食べやすさ
粒サイズはどれも1cm弱と、それほど変わらない。小型犬は歯やあごが小さいので、これくらいの小粒が食べやすい。どれも不揃いでいびつな円形状が特徴。
粒の硬さで言うと、モグワンとカナガンがかなり硬めで、爪を立てて力を入れてもなかなか割れない程度だった。アランズはこれらより割れやすく、力を込めると簡単に砕くことができた。歯が弱い子や硬い粒が苦手な子に与えるなら、アランズがおすすめできそう。
ただし、3種類とも中央に穴が開いた粒のため、噛むときに割れやすい設計にはなっている。その一方、抜歯などで犬歯しか残っていない犬の場合には、犬歯が穴に刺さって抜けなくなるおそれもあるので注意して。
1-6.容量、価格
容量はモグワンが1.8kg、カナガンとアランズが2kg。
通常価格は、モグワンが5456円、カナガンとアランズが5038円。3商品とも定期コースを利用すると最大20%OFFになり、1袋あたり4030円で買える(モグワンは1袋あたり4364円)。
体重1kgあたりの給餌量も大差ないので、容量が若干多い分、コスパはカナガンとアランズのほうが上かも。
1-7.パッケージの扱いやすさ
パッケージはどれも丈夫で、臭い漏れなどの心配も少なそう。パッケージの留め口は、カナガンとアランズが細めのジッパーとなっている一方、モグワンは太い面ファスナーのような作りになっている。ジッパーよりも手軽に閉められるので、パッケージの扱いやすさを重視するならモグワンがおすすめ。
2.モグワン・カナガン・アランズの口コミをチェック!
ここでは、3つのドッグフードを実際に与えた飼い主さんの正直な口コミを紹介。食いつきのよさやコスパなどについてどう思うか聞いてみたので、口コミを参考に決めたい人はチェックして。
2-1.モグワンを利用した人による口コミ
※アンケートはクロス・マーケティング社の「QiQUMO」を使った調査。集計期間は2021/12/14~2021/12/21、回答数300人
※商品への評価は、「食いつき」「原材料、成分」「パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)」「食べやすさ(フードの硬さやサイズ)」「コストパフォーマンス」の5項目によって点数付け
【食いつきのよさ】についての口コミ
70代 女性 ★★★★☆
日頃から甘やかしているためか、同じドックフードを食べないことが多く困っていましたが、モグワンを試しに与えたところ今でも喜んで食べています
30代 女性 ★★★☆☆
食いつきはよかった。保存しやすく臭いは漏れてなかったと思う
30代 男性 ★★★☆
ペットの食いつきもいいので毎食完食してくれます
50代 男性 ★★★★☆
ガツガツ食べる
10代 女性 ★★★☆☆
すこし食いつきが悪かった
【原材料、成分】についての口コミ
20代 男性 ★★★★☆
健康によいと思う
20代 女性 ★★★☆☆
臭いが気になる
20代 男性 ★★★★☆
少々臭いが強い
【食べやすさ(フードの硬さやサイズ)】についての口コミ
40代 女性 ★★★★☆
フードの硬さや食感は良さそうな印象がありました。集中して食べ続けてたのでおいしかったのだと思います。食後もとくに体調に問題はなく、健康な状態を維持できていたと思います
60代 女性 ★★★★☆
ワンちゃんが食べやすそうでおいしそうです
40代 女性 ★★★☆☆
匂いも良くて、食感もちょうどいい
【コストパフォーマンス】についての口コミ
50代 女性 ★★★★☆
コスパがよいです
60代 男性 ★★★★★
安いと思う
20代 女性 ★★★☆☆
値段が高い
【パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)】についての口コミ
10代 女性 ★★★☆☆
量がちょうどよくて、ドッグフードの鮮度、質が落ちないくらいの期間で食べ切れる量がよかった
60代 男性 ★★★☆☆
小さな小袋でとても使い勝手がよいと思う
40代 女性 ★★★★☆
パッケージのデザインや色味をもう少し明るくしてみてはと思いました。毎日与える食事なので、目で見ても楽しめるとさらにイメージが良くなるのではと思います
40代 女性 ★★★☆☆
パッケージがシンプルすぎてそそられない。もっと犬がおいしく食べられることをアピールしたほうがいい
30代 女性 ★★★☆☆
文字が見づらい
2-2.カナガンを利用した人による口コミ
※アンケートはクロス・マーケティング社の「QiQUMO」を使った調査。集計期間は2023/03/31~2023/04/06、回答数100人
※商品への評価は、「食いつき」「原材料、成分」「パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)」「食べやすさ(フードの硬さやサイズ)」「コストパフォーマンス」の5項目によって点数付け
【食いつきのよさ】についての口コミ
10代 男性 ★★★★☆
食いつきは良かった。けっこうリピートしてる
60代 女性 ★★★☆☆
夏場でも食欲が続くようになり良かった
40代 男性 ★★★★☆
変えたばかりの頃は合わないのかな?と思いましたが、慣れたのかバクバク食べていました
10代 女性 ★★★★☆
おいしそうに食べてくれました
【原材料、成分】についての口コミ
10代 女性 ★★★★★
気になる添加物が入っていなくて、原材料の生肉が人間用と同じ品質レベルなのがいい
30代 女性 ★★★★☆
穀物不使用なところが魅力的
60代 女性 ★★★☆☆
ビタミン効果を希望
40代 女性 ★★★★☆
年齢に応じ必要な成分が配合されているが、コラーゲンなどサプリ的な要素もあると嬉しい
【食べやすさ(フードの硬さやサイズ)】についての口コミ
10代 男性 ★★★☆☆
硬さがちょうどいい
40代 女性 ★★★☆☆
形も硬さもちょうど良く食いつきも良かった。好みの味だったのか残さず食べてくれた
10代 女性 ★★★★☆
硬すぎて歯が折れそう
【コストパフォーマンス】についての口コミ
60代 男性 ★★★☆☆
質が良く安心して与えられるフードだが、価格が高く、特に消費の多い大型犬では経済的に厳しい
10代 男性 ★★★★☆
お安くなればいいなと思う
40代 男性 ★★★★☆
改善しようがないと思いますが、続けるには辛い価格です
【パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)】についての口コミ
40代 女性 ★★★★☆
パッケージがオシャレで気に入っている
30代 女性 ★★★☆☆
高級そうなデザインで高品質です
10代 女性 ★★★★☆
パッケージをかわいくしてほしいです
30代 男性 ★☆☆☆☆
商品名を日本語で書いてほしい
50代 女性 ★★★☆☆
見た目でドッグフードとわかるようにしてほしい
2-3.アランズを利用した人による口コミ
※アンケートはクロス・マーケティング社の「QiQUMO」を使った調査。集計期間は2023/03/31~2023/04/06、回答数100人
※商品への評価は、「食いつき」「原材料、成分」「パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)」「食べやすさ(フードの硬さやサイズ)」「コストパフォーマンス」の5項目によって点数付け
【食いつきのよさ】についての口コミ
30代 男性 ★★★☆☆
犬の食い付きがよい
10代 男性 ★★★★☆
いつもあげているドッグフードより食い付きがよかった
10代 男性 ★★★★☆
大好きみたいでパクパク喜んで食べてる感じでした。パッケージもかわいいからよきです
【原材料、成分】についての口コミ
20代 女性 ★★★★☆
飼い主としては、フルーツや野菜などさまざまな種類の栄養が摂れるのが魅力だと思う
30代 男性 ★★★★★
栄養価が高くバランスがよいのでおいしい感じがします
70代 男性 ★★★☆☆
臭いはちょっと気になる点があります
【食べやすさ(フードの硬さやサイズ)】についての口コミ
40代 女性 ★★★★☆
風味が良く食べやすそう。サイズ感が良かった
30代 男性 ★★★☆☆
形状が食べやすそうだった
60代 男性 ★★★☆☆
硬さや香りがよく、食いつきがいいと思います
【コストパフォーマンス】についての口コミ
60代 男性 ★★★☆☆
お手頃価格
10代 男性 ★★★★☆
コスパを考えるともう少し多くてもいいと思う
【パッケージ(デザイン、保存や給餌のしやすさ)】についての口コミ
30代 女性 ★★★☆☆
パッケージがおしゃれ
10代 女性 ★★★★☆
パッケージがかわいい
70代 女性 ★★★★☆
あまりかわいいパッケージだと人間用と間違えてしまいそうなので、はっきり表示してほしい
60代 男性 ★★★☆☆
英語表記に加えて日本語も加えてもらえたらありがたい
60代 女性 ★★☆☆☆
日本語で表示してほしいです
2-4.モグワン・カナガン・アランズの口コミまとめ
どのドッグフードも、食いつきや食べやすさに関しては好意的な声が多め。しかし、モグワンについては、「臭いが気になる」「少々臭いが強い」といった口コミも見られた。
パッケージに関しては、カナガンとアランズの両方に「商品名を日本語で書いてほしい」「日本語表示にしてほしい」などの声が寄せられていた。原材料や給餌量などの情報はもちろん日本語で表記しているが、海外輸入のフードのため、全体的に英語表記の印象が強かったよう。
コスパについては、3種類とも「安くなってほしい」「コスパを考えるともう少し量が多くてもよい」など、高いと感じている人が多めだった。しかし、なかには「お手頃価格」「コスパがよい」という意見もあり、評価が真っふたつに分かれたよう。
3.モグワン・カナガン・アランズはどんなメーカーが作ってる?
モグワン・カナガン・アランズはいずれも、「株式会社レティシアン」というプレミアムフード輸入販売の会社が販売している。当初はチーズやワインなどを輸入する会社として始まり、その後、愛犬家や愛猫家を集めた専門チームによってプレミアムペットフードの取り扱いもスタートした。
ほかには「ネルソンズ」「ピッコロ」などのドッグフードのほか、「モグニャン」などのキャットフードも展開。
レティシアンのドッグフードは、多くがイギリスで製造されている。「FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)」の厳しいガイドラインをクリアした工場で作られていて、生産ラインを24時間モニタリングするなど、品質管理を重視しているのがポイント。
4.モグワンに関するQ&A
モグワンのウェットフードはある?
モグワンが展開しているのはドライフードのみで、ウェットフードはない。柔らかくて食べやすくしたいなら、ぬるま湯でふやかすのがおすすめ。
また、レティシアンが販売する「モグキューブ」なら、細かくしてふやかすアレンジがよりしやすい。フリーズドライ製法で作ったキューブ状のフードで、いつものフードのトッピングにしたり、おやつとして与えたりしてもOK。気になる人はぜひチェックしてみて。
モグワンにほかの味はある?ラムは?
モグワンはチキン&サーモンが主原料の商品のみで、ほかの味のバリエーションはない。主原料がラムのものがいいなら、アランズを選ぶのがおすすめ。