【人気のメインクーン向けキャットフードおすすめ9選】選び方や年齢別の与え方も紹介!

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室内で生活する猫のなかでも最大級の品種と言われる大きな体と、柔らかく繊細な被毛が特徴的なメインクーン。今回は、食事量の調整や体重管理に悩む人のために、メインクーンにおすすめのキャットフード9選を紹介。愛猫の体質や日頃の運動量に合ったキャットフードを選んで、健康維持をサポートしよう。

更新日:2024/10/31

お話を聞いたのは・・・

「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩さん

酪農学園大学獣医学部卒業。大学卒業後、自身が代替療法と出会ったことで、動物の体に優しい治療法や食事・環境の見直し、飼い主の心のケアの大切さ等を伝えていくため、2017年に『chicoどうぶつ診療所』を開業。往診を中心に、精力的に診療を続けている。

<著書>
獣医師が考案した 長生き犬ごはん」(世界文化社)2019/12/18
獣医師が考案した 長生き猫ごはん」(世界文化社)2020/11/13
『獣医師が考案した一汁一菜長生き犬ごはん こだわりの安心レシピ&作り置きOK!』(世界文化社)2022/1/26

<公式サイト・SNS>
chicoどうぶつ診療所HP
Instagram:@chico_ah_323
Ameba:https://ameblo.jp/tinkerbell19850323/

1.メインクーンはどんな猫?

メインクーンの性格や成長速度、日常に必要なケアなどを紹介。飼育を検討している人や飼い始めたばかりの人は参考にして。

性格

「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」とも呼ばれるメインクーンは、やさしくおおらかな性格。

猫は高いところが好きで軽々ジャンプして登る子も多いが、メインクーンは地上での生活を好む。メインクーンの大きさから強い印象を持つが、声は小さく静かなのでマンションでも飼いやすい。飼い主に愛情深くよく懐き、攻撃的なところもないため小さな子供や犬とも仲良くできる。

しかし、ハンター気質な特徴もあり「ワーキングキャット」として古くからネズミを退治し、人間とともに生きてきた歴史がある。そのため、大人しい性格といっても飼い主には活発に見えてしまうことも。

大きさ、成長速度

大きな体が特徴なメインクーンの中には、1mにもなる個体も。メスよりもオスのほうが大きくなる傾向があり、メスの成猫の平均体重約4~6キロに対し、オスは6~8キロに及ぶ。

一般的な猫よりも成長はゆっくりで、仔猫から成猫になるまでは1.5~3年ほどかかるが、1歳を迎えるころにはすでに一般的な成猫よりも大きい。大きな体を支えるため、筋肉質でしっかりした四肢も特徴的。1歳が過ぎたころには、骨太な体へと成長していく。

生後半年までの成長スピードは早く、2~3歳まではゆっくりと成長が進むと思っておこう。成猫になっても成長が続くため、5歳まで大きくなり続ける固体もいる。

日常に必要なケア

メインクーンのフワフワの毛は密度が高く、やわらかいためからみやすい。からまったまま放置をすると飲み込んでしまい、毛球が原因で起こる消化器系の病気「毛球症」になる恐れも。朝晩1回ずつのブラッシングを毎日行うことで対処しよう。

シャンプーはストレスになることもあるので様子を見ながら行って。もともと猫は体が水に濡れるのを嫌うため、愛猫が嫌がっていたらドライシャンプーやブラッシングをまめにしてあげよう。ブラシを嫌がる場合は櫛でのコーミングに変えるなど、様子を見て対応してみて。

ほかにも、メインクーンは長毛種であることから暑さに弱い。日本の夏は湿度も高く熱中症になる可能性が高いため、部屋を冷房で快適にしてあげる必要がある。飼い主が外出するときでも、愛猫の健康を守るために冷房はつけた状態にしてあげて。

2.メインクーンのキャットフードの選び方

メインクーンにとって大事な栄養素をチェック

キャットフードを選ぶときは、メインクーンに必要な栄養素が入っているかをチェックすることが大切。大事な栄養素を紹介するので、選ぶときの参考にしてみて。

大きな体や筋肉をキープするためには動物性たんぱく質が必要

大きな体や筋肉を作るためには、良質なたんぱく質が欠かせない。猫はほぼ肉食動物なので、動物性たんぱく質が豊富なキャットフードを選ぼう。とくにチキン、鴨肉、鮭、白身魚、ニシンが高たんぱく質でおすすめ。

コストの安さから、穀類がメインのものを選ばないように注意して。猫は米やトウモロコシなどの穀類に含まれる炭水化物の吸収が苦手。消化不良を起こしやすく、下痢や嘔吐をしてしまうこともあるため注意しよう。

毛玉ケアには食物繊維がおすすめ

長毛種のメインクーンは、毛づくろいをすると毛を飲み込んでしまい毛球症のリスクが高くなる。毛を上手に吐き出せればよいけれど、毛球症になると胃や腸で毛がボール状になり、食欲不振や便秘を引き起こしやすい。

飲み込んだ毛を吐き出すのは、愛猫にとっては負担になってしまうもの。飲み込んだ毛を便と一緒に排出するように促す作用がある、食物繊維が豊富なキャットフードで毛球症を予防をしよう。

またメインの食事ではなくても、おやつに毛球症予防ができるものもあるので、愛猫に合わせて選んであげて。

ビタミンやオメガ脂肪酸は皮膚の健康、毛艶効果に最適

メインクーンのきれいな長毛を健康的に保つには、皮膚が正常な状態であることがポイント。皮膚は猫の生命に関わる重要な臓器であり、食事が与える影響は大きいので慎重に選びたい。

皮膚や毛並みの健康維持には、ビタミンの摂取が必要不可欠。ビタミンは種類によって働きが異なるので、バランスよく摂取して。たとえば、ビタミンAは皮膚の粘膜を正常に保ち、抵抗力を向上させ、ビタミンB群はエネルギー代謝に役立ち、たんぱく質や脂質のスムーズな代謝をサポート。ビタミンEは皮膚の免疫改善に効果があり、健康を維持する働きがある。

ほかにも、体内で合成できない必須脂肪酸のオメガ脂肪酸は皮膚を正常に保ち健康的な被毛を育成してくれる。不足すると毛艶がなくなり、くすんだ被毛になってしまうこともあるので、普段の食事で取り入れて。

全年齢対象フードが便利

メインクーンは成猫になるまでに1年半~3年ほどかかり、個体差も大きいためフードの切り替え時期の判断が難しいことも。また、警戒心が強い猫の場合は新しいフードに慣れないこともあり、飼い主にとってもストレスになりかねない。全年齢対象のフードであれば、量を調整すればよいだけなので手間がかからず便利。

肉の種類が特定できるフードがベター

信頼できるキャットフードを選ぶためには、原材料に肉の種類が判断できる表記があるか確認して。

原材料に何の肉か明記されていないミートミールは、粗悪な材料が入っている可能性が。「4Dミート」と呼ばれる、死んでしまった動物の肉や病気の動物の肉など安全とは言い切れない肉も含んでいることがある。とくにミートミール、肉副産物、家禽ミールには、人間用の食肉に出回らない部位が入っている可能性があることを覚えておこう。チキンやサーモンなど、特定できる原材料が記載されているフードを選ぶようにして。

体質で選ぶ

メインクーンといっても、固体によって体質は異なる。体質がキャットフードで改善できることもあるので、ぜひ参考にして。

お腹が緩い

愛猫がお腹が緩かったり軟便だったりする場合は、原材料に不要な人工添加物が入っていないかチェックしてみて。着色料や甘味料などの不要な添加物は、胃腸に負担がかかる原因に。

長期保存に必要な酸化防止剤は、人工添加物を避けたほうがベター。人工添加物よりも保存力は弱まるが、健康のためにはミックストコフェロールやクエン酸といった天然添加物を選ぼう。

また、柔らかいフードを与えたことから軟便になることもあるので要注意。ウェットフードの与えすぎで愛猫が水分を取りすぎている可能性も。お腹が緩い愛猫にウェットフードを与えているなら、水分の過剰摂取を防止できるドライフードへの変更を検討してみて。

ほかに、乳酸菌やオリゴ糖が入ったフードにするのも手。腸内環境のバランスと便通を整えるので、軟便の改善を期待できる。

便秘がち

軽い便秘であれば、食物繊維の多いフードがおすすめ。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく与えることが重要。不溶性食物繊維ばかりを与えると便秘が悪化する可能性があるので、原材料をよくチェックしよう。

硬い便を出しやすくするためには、適度な脂質も必要。肉や魚の脂肪分や植物油がベターだが、脂質の摂りすぎは下痢になることもあるので、15~20%の割合を目安に選んでみて。

便秘の愛猫には、腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖を含むフードもおすすめ。スムーズな消化吸収は、軟便だけでなく便秘改善にもつながる。

嘔吐する、胃腸が弱い

愛猫が嘔吐したときは、キャットフードが傷んでいないかチェックしよう。とくにウェットフードは放置すると雑菌が湧いてしまい傷みやすい。傷んだフードを食べることでお腹を壊してしまうケースもあるので注意しよう。

普段から軽めの嘔吐症状があるときは、繊維や脂肪が少なく消化しやすいフードに変えてみて。

また胃腸が弱い愛猫には、高たんぱく、低脂質なフードを選ぼう。ただし「グルテン」が含まれる穀類や「乳糖」を含む乳製品は、猫の胃腸では消化できず少量でもお腹を壊してしまう可能性がある。穀物や乳製品などのアレルゲンを含む食材は避けよう。

3.人気のメインクーン向けキャットフードおすすめ9選

愛猫に健康的に長生きしてほしいなら、キャットフード選びも大切。とはいえ、一般的な猫よりも大きくしっかりした体をもつメインクーンだから、キャットフード選びに迷う飼い主も多いのでは。必要な栄養素を与えられるように、選ぶときのポイントをチェックしておこう。

※この記事の監修者がおすすめする商品ではありません

レティシアン

モグニャンキャットフード

5038円/1.5kg

ヒューマングレードの新鮮な白身魚が放つ、芳醇な香りと味わいが魅力

ヒューマングレードの白身魚を65%も使用した贅沢なキャットフード。袋を開けただけで広がる魚介類の芳醇な香りと濃厚な味わいが、猫の食欲をそそる仕上がりに。

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が豊富なサーモンオイルや、クエン酸を含むりんご、肝臓強壮によいとされるセイヨウタンポポもブレンド。健康維持や活力の向上をサポートできる。

粒のサイズは直径8mmで、全年齢、全種類対応。子猫やシニア猫でも食べやすい小さめサイズだから、メインクーンはもちろん多頭飼いや年齢の違う猫を飼っている人にもおすすめ。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料白身魚、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー379kcal
原産国イギリス
その他FEDIAF、ヒューマングレード、グレインフリー、着色料フリー、香料フリー

レティシアン

カナガンキャットフード チキン

5038円/1.5kg

大型種の健康維持に。肉をたっぷり60%以上使用した高たんぱくフード

乾燥チキンやチキングレイビーなど、放し飼いで育った高品質なチキン生肉をメインにブレンド。本来肉食である猫が本能的に食べたくなる、肉のうまみがたっぷり詰まった高たんぱくなキャットフードを実現した。

主原料の肉はヒューマングレードのものを使用。人間も食べられるレベルの食材だから、鮮度や衛生面が気になる人でも心おきなく与えられる。

グレインフリーを採用しているのも魅力のひとつ。小麦やトウモロコシといった猫の体に負担をかける穀物類を排除することで、消化の働きをサポート。穀物アレルギーを持つ猫でも食べやすい。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料乾燥チキン、チキン生肉、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイルほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー405kcal
原産国イギリス
その他グレインフリー、着色料フリー、香料フリー、タウリン配合

レティシアン

カナガンキャットフード サーモン

5038円/1.5kg

原材料の60%以上が魚。猫の本能的な食欲を刺激し健康的な食生活に導く

生サーモンや乾燥ニシン、白身魚を60%以上ふんだんに使用。魚の旨みを凝縮したサーモンスープにブレンドすることで、猫の食欲を刺激する濃厚な仕上がりに。高たんぱくだから体格のよいメインクーンにぴったり。

また、原材料であるサツマイモやジャガイモ、りんご、人参、海藻といった食物からは、ビタミンや食物繊維、ヨウ素、オメガ3脂肪酸など複数の栄養素を摂取できる。食事量の少ない猫や療養後の猫にも与えやすい。

リフレッシュ作用が期待できるカモミールや、食事を助けるコロハなどのハーブ類を配合しているのも特徴のひとつ。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料生サーモン、乾燥サーモン、乾燥ニシン、乾燥白身魚、サツマイモほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー398kcal
原産国イギリス
その他グレインフリー、着色料フリー、香料フリー、タウリン配合

レティシアン

ジャガーキャットフード

5038円/1.5kg

滋養強壮によいとされるスーパーフードを配合し、愛猫の健康生活をサポート

サーモンやマス、鴨、チキンなどの動物性原材料を80%以上使用したキャットフード。肉や魚はヒューマングレードの新鮮なものを厳選。芳醇な香りとコクのある味わいに仕上げられているから、味に厳しい猫も満足すること間違いなし。

高麗人参やアサイー、マルベリーなどの滋養強壮によいとされるスーパーフードを配合しているのが大きな特徴。タウリン、ミネラル、プロバイオティクス、L-カルニチンといった複数の栄養素を手軽に摂取できる。

全猫種、全年齢に対応可能で、多頭飼いの家庭にもおすすめ。真ん中に穴を開けたタイプの小さめサイズの粒だから、口の小さい猫や離乳食を終えたばかりの子猫も食べられる。かむ力が弱い猫には、お水でふやかしてから与えてみて。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料骨抜きチキン生肉、鴨生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、生サーモンほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー383.5kcal
原産国イギリス
その他グレインフリー、香料フリー

ファインペッツ

FINEPET’Sキャットフード

8900円/1.5kg

アヒル、ニシンの肉を使用。チキンやサーモンにアレルギーのある猫におすすめ

主原料にはアヒルとニシンの肉を使用。アレルギーの少ない食材だから、チキンやサーモンなどのよく使用される原材料にアレルギーのある猫にも、心おきなく与えられる。

フランスの大地でのびのびと育ったアヒル肉にはビタミンや不飽和脂肪酸が、オランダ産の天然ニシンにはメインクーンの被毛の美しさをサポートするオメガ3脂肪酸といった栄養素が配合されている。複数の栄養素を1回の食事で手軽に摂取できるのが魅力。

FINEPET’Sキャットフードの消化吸収率は87%。効率的に栄養を吸収できるから、少ない量でも健康的な食生活がかなう。運動不足の猫や消化器官の弱った猫におすすめ。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料アヒル肉(フランス産)、ニシン(オランダ産)、全粒米、ポテト、鶏脂ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー427.2 kcal
原産国オランダ
その他ヒューマングレード

ロイヤルカナン

メインクーン 専用フード 成猫用

5009円/2kg

グルコサミン、コンドロイチン硫酸を配合。関節や心臓の健康に配慮したキャットフード

大型種のメインクーンは、体重の増加により足腰に負担がかかることも。ロイヤルカナンのメインクーン専用フードには、関節のスムーズな動きをサポートするグルコサミン、コンドロイチン硫酸を配合している。

タウリン、EPA、DHAといった栄養素で心臓の健康にも配慮。とくにタウリンは体内で合成できない猫にとって必須のアミノ酸といわれており、目や心臓、肝臓などの健やかな働きに必要。タウリン不足が気になるときや、健康的な生活習慣を心がけているオーナーにおすすめ。

キブル(粒)は、メインクーンの四角い顎に適した円錐形の小さめサイズ。独特な形状で咀嚼を促し、口内環境にアプローチする。

機能総合栄養食
対象年齢生後15カ月齢~12歳まで
主原料肉類(鶏、七面鳥)、米、とうもろこし、動物性脂肪、コーングルテンほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー403 kcal
原産国-
その他タウリン、EPA、DHA配合

ポチたま屋

ねこのまんま

3080円/800g

ヒューマングレードの国産食材を使用。ノンオイルコーティングで素材本来の味わいを楽しめる

ヒューマングレードの国産食材を贅沢に使用したキャットフード。牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉、豚レバーといった肉類を主原料にすることで、高たんぱくな仕上がりに。たんぱく質39%、脂質16%、炭水化物45%と、本来肉食である猫に適した栄養バランスを実現した。

キナ酸が豊富なクランベリーも配合。尿のpHバランスの維持に役立つ成分を取り入れることで、泌尿器ケアにも配慮している。

食品添加物は無添加で、オイルコーティングもなし。余計な味付けがされていないから、素材本来のうまみや香りを堪能できる。

機能総合栄養食
対象年齢全年齢
主原料牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉、豚レバーほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー-
原産国日本
その他国産、グルテンフリー、ノンオイルコーティング、泌尿器ケア、ヒューマングレード

ロイヤルカナン

インドア ロングヘアー

1108円/400g

たっぷりと配合された食物繊維がヘアボールの形成を抑制し、自然な排泄をサポート

ロイヤルカナンのインドア ロングヘアーは、サイリウムなど複数の食物繊維を配合しているのが特徴。腸の運動をサポートし、飲み込んだ毛玉の自然な排出を助ける。

また、消化率90%以上の超高消化性たんぱくもブレンド。運動不足になりやすい室内飼いの猫でも効率的な消化が促され、糞便の量や臭いの軽減効果を期待できる。

さらにEPAやDHAといった脂肪酸を豊富に含むフィッシュオイルも入っているから、健康な皮膚や被毛の維持にも役立つ。柔らかくて密度の濃い被毛が特徴のメインクーンにぴったり。

機能総合栄養食
対象年齢生後12カ月齢以上~7歳まで
主原料肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、米、植物性分離タンパク、小麦ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー382 kcal
原産国-
その他超高消化性タンパク(L.I.P.)、EPA、DHA配合

ニュートロ

ナチュラル チョイス 室内猫用 アダルト チキン [成猫用]

3981円(Amazon)/2kg

チキンや粗挽き肉が主原料。低カロリーだから体格のよい猫でも体重を気にせず食べられる

高品質なチキン肉を第一主原料に、チキンミールや粗挽き肉を使用。たんぱく質がたくさん摂れるのに100gあたり360kcalと低カロリーだから、大柄なメインクーンにぴったり。

鶏脂やチキンに含まれるリノール酸や亜鉛が、皮膚の健康をサポートし毛並みを整える。また、プレバイオティクスや食物繊維、ユッカ抽出物も配合されており、健康的な排便や便臭の軽減にも役立つ。

ナチュラルチョイスは種類が豊富。チキンの他にも、サーモンや白身魚、ダックなどのフレーバーが展開されている。グルメな猫や、チキンの味に飽きてしまった猫に試してみて。

機能総合栄養食
対象年齢成猫用(1歳以上)
主原料チキン(肉)、チキンミール、粗挽き米、エンドウタンパク、玄米ほか
タイプドライフード
100gあたりのカロリー360kcal
原産国アメリカ
その他AAFCO栄養基準

4.キャットフードを与えるときの年齢別ポイント

愛猫の成長によって、フードの与え方にもポイントがある。どのような点に注意すればよいのか見てみよう。

仔猫期

1歳までの仔猫は、好き嫌いをなくすためにもドライとウェット、2種類のフードを与えるといい。

ドライフードで栄養は補えても、水分をとる回数が少ない猫のためにウェットフードも与えたほうがグッド。ただし、軟便の症状が出た場合はドライフードをメインにしてみて。

また仔猫期は胃も小さいため、一度に食べきれる量が少ない。運動量も多いので、食事の回数は4回ほど与えて様子を見てみよう。

成猫期

一般的には1年経つと成猫になるが、メインクーンは3年ほどかかることもある。切り替え時期の見極めが難しいので、成猫期のメインクーンには切り替える必要のない、全年齢対象のキャットフードがおすすめ。

また1度に食べれる量が増えるため、与える回数は2回程度でも大丈夫。体重が減ったり与えた食事を食べきらなかったりする場合には、回数を増やして調整してみよう。

高齢猫期

高齢になると食が細くなる猫が多いので、消化によいキャットフードを与えよう。噛む力が弱くなってきたら、ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに変えたりしてみて。

高齢猫は食べるときもあれば食べないときも多くなるので、決まった時間にしか与えるのではなくいつでも食べられるようにしてあげるとベター。与える回数の目安は、1~4回だけど愛猫の様子をよく観察してあげて。

しっかり食事をとれるようにサポートして、高齢な愛猫の健康を守ろう。

5.メインクーンのキャットフードに関するQ&A

メインクーンのキャットフードに関する悩みを、「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩先生に質問。気になっている悩みを一緒に解決しよう。

食いつきが悪い、食べないときはどうする?

猫は気まぐれな一面があるので、たまたま食べないときもあります。偏食な猫も多いため、同じ食事にいきなり飽きてしまうケースも珍しくありません。嫌な思いをしたことが原因の場合もあり、与えている食事に薬を混ぜて苦い経験をしたことから食べなくなることも。

心配なのは病気が原因で食欲がなくなることです。活動量が少なくなっていたり、下痢や嘔吐の症状があったりすれば、すぐに病院を受診してください。仔猫の場合は成長期のため、食事を食べないことで低血糖になってしまう恐れがあります。たとえ元気に見えても、食べないなら動物病院を受診してください。また、成猫であっても24時間以上食事を食べない場合は病院に連れていきましょう。

おやつはいつ与えてよい?

おやつは必ず与えなければならないものではないので、ご褒美として与えるのがおすすめです。シャンプーをしたあとや、爪を切ったあとなどに与えてはいかがでしょうか。

ただし、おやつは必要不可欠なものではないので、与えすぎには注意しましょう。与えすぎると肥満の原因になることもあれば、いつもの食事を食べなくなってしまうケースもあります。1日3回までを限度として、生後6カ月以下の仔猫には与えないでください。

ドライとウェットフードはどちらがよい?

ドライフードは栄養価が高く、品質が長持ちするのがメリット。猫は水分をあまりとらないため、食事と一緒に水分補給ができるのはウェットフードのメリットといえます。

そのため、どちらかに限らず両方与えることをおすすめします。咀嚼する力が弱い仔猫や高齢猫にはウェットフードが適していますが、水でふやかしたドライフードでも大丈夫です。好き嫌いをさせないように、仔猫のうちにドライフードにもウェットフードにも慣れさせておくとよいでしょう。

ドライとウェットどちらでもよいですが、メインに与えるフードは「総合栄養食」と表記されているものを選んでください。総合栄養食は、猫に必要な栄養素が含まれている商品です。「副食」や「栄養補助食」と表記されている商品では不足する栄養素があるため、メインで与えないようにしましょう。

キャットフードを変えたいときは?

キャットフードを変えたいときは、今までのフードに少しずつ混ぜて与えてください。いきなり与えてしまうと体に不調が出る恐れがあるため、1週間かけて慣れさせていきましょう。

変えたフードにアレルギー反応を起こす可能性があるので、食べた後は愛猫の様子をしっかり観察してください。体をかゆがったり嘔吐や下痢の症状が出たりした場合は、新しいフードにアレルギー反応が起こっていることが考えられます。ただちに前のフードに戻して、動物病院を受診しましょう。

新しいフードに警戒する猫も多く、食べないケースも珍しくありません。フードを無駄にしないためにも、新規に購入するときはお試しサイズを販売している製品から選ぶのがおすすめです。

メインクーンのエサ代は?

大きな体のメインクーンは、一般的な猫よりもエサ代が割高になる傾向があります。

メインクーン成猫6キロの個体で考えると、1カ月にかかるエサ代はおよそ6000円です。年間では、およそ72000円ほど必要になります。おやつを与えたい場合は、年間5000〜1万円プラスしましょう。

食事は愛猫の健康を守る重要な役割を担っていますので、考えられる出費よりも多くかかると見積もっておいたほうが安心です。

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※記事は2024年10月31日(木)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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