【人気の無添加キャットフードおすすめ10選】選び方や無添加のメリット、デメリットを紹介!
愛猫に毎日与えるキャットフードは、安心安全なものを選びたいもの。無添加のキャットフードを与えたいと思っている人も多いのでは? そこで本記事では、人気の無添加キャットフードの中から編集部のおすすめを紹介。「chicoどうぶつ診療所」の獣医師・林美彩さんから聞いた、無添加キャットフードを選ぶときのポイントや、無添加キャットフードのメリット、デメリットも解説するのでぜひ参考にしてみて。
更新日:2024/11/01
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お話を聞いたのは・・・
「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩さん
酪農学園大学獣医学部卒業。大学卒業後、自身が代替療法と出会ったことで、動物の体に優しい治療法や食事・環境の見直し、飼い主の心のケアの大切さ等を伝えていくため、2017年に『chicoどうぶつ診療所』を開業。往診を中心に、精力的に診療を続けている。
<著書>
「獣医師が考案した 長生き犬ごはん」(世界文化社)2019/12/18
「獣医師が考案した 長生き猫ごはん」(世界文化社)2020/11/13
『獣医師が考案した一汁一菜長生き犬ごはん こだわりの安心レシピ&作り置きOK!』(世界文化社)2022/1/26
<公式サイト・SNS>
chicoどうぶつ診療所HP
Instagram:@chico_ah_323
Ameba:https://ameblo.jp/tinkerbell19850323/
1. 無添加キャットフードとは?メリットとデメリットも解説
健康によさそうなイメージのある「無添加」という言葉だが、きちんと定義を理解していない人は意外と多くない。「無添加キャットフード」の意味や、メリット、デメリットを紹介するので参考にして。
無添加キャットフードとは?
添加物(正式名称は食品添加物)は、食品の製造過程や加工、保存目的で使用されるもの。
しかし「無添加」と製品に記載するための基準はなく、製造者の判断で標ぼうすることができるのが現状。たとえばキャットフードには香料、保存料、着色料といった添加物がよく使用されるが、これらを含む添加物を1つでも使用していなければ「無添加」と謳えてしまう。
しかし「無添加」を謳っている製品でも、添加物が一切含まれていないとは限らない。なにを強調するかはメーカーの基準によるので、信頼できるかどうかを自分で判断する必要がある。「無添加」の表記があるから安心と考えるのではなく、なにが無添加なのか、自分の目的にあっているかをしっかり確認しよう。
無添加キャットフードのメリットとデメリット
無添加キャットフードのメリット、デメリットを紹介。あらかじめ理解しておき、愛猫の体質に合うかを判断しよう。
メリット
なにを無添加と謳っているかによるが、「無添加」と謳っているキャットフードは、添加物が猫の身体に及ぼす影響に気を遣っている傾向が多い。
安価なキャットフードの中には、「BHA(プチルヒドロキシアニソール)」「BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)」などの人工添加物が含まれていることも。大量摂取をすると発がんリスクが高まるとも言われているので、避けておきたい。
しかし、「100%無添加」を謳っているキャットフード以外は、なんらかの添加物が含まれている可能性があるので、なにが無添加なのかをチェックするようにして。
デメリット
当たり前ともいえるが、添加物が持つ効果は得られなくなる。たとえば香料無添加の場合は愛猫の食いつきが悪くなることがあり、保存料無添加だと賞味期限が短くなる。
また、どんな店舗でも扱われているわけではないため、すぐに購入できないことも。さらに、不要な添加物を使わないために原材料や製造工程にこだわっていることが多く、通常のキャットフードよりも高価な傾向がある。
2.無添加キャットフードの選び方
無添加キャットフードは、選び方を間違えると期待した効果が得られないこともある。どのようなポイントに注意して選べばよいのかを確認していこう。
不必要な添加物が入っていない
添加物は必ずしも悪いものとは限らない。総合栄養食のドライフードには、品質を保つために保存料の使用が不可欠。保存料や酸化防止剤には、ローズヒップやビタミンEなどの天然由来化合物を使用しているものを選ぼう。一方で以下の添加物は、フードの品質がよければ不要なので避けたほうがよい。
・着色料(赤色〇号、青色〇号):フードの見た目をおいしそうにする目的で使用されている
・発色剤(亜硝酸ナトリウム):肉などの食材が本来持っている色を安定させる添加物。食いつきをよくするために使用されている
・香料、調味料(グリシリジン、コーンシロップ、グルタミン酸ナトリウム):嗜好性を高め、食欲を刺激するために使用されている
タイプ(ウェットもしくはドライ)で選ぶ
無添加キャットフード選びに迷ったときは、愛猫の性格や好みに合ったフードのタイプで選ぶのもあり。ウェットフード、ドライフードの特徴を説明するので、チェックしてみて。
ウェットフード
ドライフードの水分は10%程度なのに対し、ウェットフードは80~90%と水分を多く含む。
猫は水分を多く摂らない個体も多いため、ウェットフードなら食事と一緒に水分を摂取できる。未開封だと保存期間は長いが、開封後はすぐに食べないと傷んでしまうので、なるべく早く食べきれるように与えよう。
また、ウェットフードは愛猫の食欲をかき立てる豊かな香りが特徴。猫は味覚よりも嗅覚が優れているため、食欲が落ちてきたり顎の力が弱くなってきたりしたシニア猫には、ウェットフードが適している場合も。消化がしやすいというメリットもある。
しかし、ウェットフードのみを与えていると、ドライフードを食べなくなってしまうことも。与えるときはドライフードと併用して与えるのがおすすめ。
ドライフード
ドライフードの中には、水とフードだけで愛猫が1日に必要な栄養をバランスよく摂れる総合栄養食が多い。
水分量が少ないため長期保存に適しており、開封後も1カ月程度であれば問題なく食べられる。メーカーや種類によっては、ウェットフードよりも安価に購入できるのもメリット。
ウェットフードは1日中フードボウルに入れておくと傷んでしまうが、ドライフードではその心配もない。猫は犬と違って一気に食事をすることはなく、少しずつ食べる習性がある。置きっぱなしにしていても傷みにくいのは、愛猫にも人にとってもストレスが少ないと言えそう。
またドライフードは噛み応えがあり、歯肉を刺激することで口内炎対策にもなる。歯石を落とすので、虫歯予防にも効果が期待できる。
年齢で選ぶ
無添加にこだわりすぎず、キャットフード選びで重要なのは愛猫に合っているフードを選ぶこと。年齢別に選ぶポイントを見ていこう。
仔猫
成長過程の仔猫には、高たんぱく質、高カロリーなフードを選んで。仔猫は活動量が多くたくさんのエネルギーを消費するため、しっかりとカロリーを摂取できるフードがよい。成猫期のように一度に多くの食事をできないことから、少しの食事でも十分な栄養を摂取できる高カロリーなフードが適している。
キャットフードに入っているたんぱく質は、仔猫の体を作るために大切な栄養素。肉食動物である猫には、良質な動物性たんぱく質が入っているフードを選ぼう。たんぱく質の含有量が30~40%かどうかを目安にしてみて。
また、成猫になると新しいフードに恐怖心を持って食べないことがあるため、仔猫のうちにウェットフードとドライフード両方を与えよう。仔猫期は嗜好性が広がる時期でもあるので、さまざまなメーカーのフードも与えよう。
成猫
成猫になると、仔猫期のときのように1人で勝手に遊ぶことが少くなり太りやすくなる。仔猫期と同じ高カロリーなフードを与え続けていると、肥満になってしまうので気をつけよう。適正体重を維持することは腎臓病や心臓病のほかに、重い体重を支えることでなってしまう関節炎対策にもなる。
成猫には筋肉維持や被毛を正常に保つために、動物性たんぱく質が多く含まれているフードを選んで。愛猫が健康で体調が問題ないのであれば、水とフードだけで必要な栄養素を摂取できる総合栄養食のフードがおすすめ。
体調や生活習慣によって合うものは異なるので、愛猫に合うものを選ぼう。たとえば運動量が少ない猫にはカロリーを抑えたキャットフードを、お腹が弱い猫には乳酸菌が含まれているフードを選んで腸内環境を整えて。
シニア猫
7歳を超えるとシニア期に突入し、運動量が減ってしまう傾向が強い。代謝も落ちて太りやすくなるため、低カロリーのフードがおすすめ。ただし食欲が落ちて食事量が減っている場合には、少量でも必要なエネルギーを摂取できるように、高カロリーなフードを与えて調整しよう。
また、高齢になると消化機能が衰え消化不良を起こしやすいため、消化吸収しやすいものを選ぶのもポイント。肉食動物である猫は穀物の消化が苦手なため、主原料が魚や肉などの良質なたんぱく質のフードを選ぼう。
さらに、仔猫や成猫には合う高たんぱく質のフードは、シニア猫には控えた方がいいことも。猫はもともと腎臓が弱く、高たんぱく質のキャットフードを摂り続けると慢性腎不全になる危険性がある。シニア猫には、上質なたんぱく質が25~30%含まれているフードを与えよう。
原材料が粗悪ではない
不要な添加物と同じく避けたいのは、原材料が粗悪なフード。原材料表記を見て、主原料の肉や魚の質をチェックしよう。
チキンエキスやミートミールなどの「〇〇ミール」「〇〇エキス」、肉副産物や魚粉などの「〇〇副産物」「〇〇粉」は、4Dミールが使用されている可能性があるため避けたい。「4D」とはDEAD(と殺以外で死んだ動物の肉)、DISEASED(病気だった動物の肉)、DYING(死にかけの動物の肉)、DISABLED(障害がある動物の肉)を指し、「4Dミール」とは通常であれば廃棄する肉をレンダリングしたもの。
4Dミートを食べると栄養失調、腎臓病、食物アレルギーのリスクが高まり、口臭や便臭が強くなる可能性もある。原材料をチェックしたときに、どの動物の肉かわからないものは選ばないようにしよう。
塩分の摂りすぎに注意
猫は人間よりもナトリウム(塩分)の排出が上手なので、摂取量の上限は決められていない。適正量のナトリウムは猫にとって必要だが、腎臓が弱い猫や腎臓機能が低下しているシニア猫には塩分控えめのフードを選びたいところ。
下部尿路疾患用は尿をたくさん排出させるために膀胱炎やストルバイト結晶など、意図的に塩分を多く含んでいる。塩分を多く含んだフードを与えることで喉を乾かせ、水を多く飲むことで尿の回数を増やすという仕組み。水をたくさん飲まない場合には尿が濃くなってしまうので、塩分をたくさん摂りすぎると腎臓に負担がかかってしまう。愛猫の健康状態に応じて、塩分の量に気を配ろう。
アレルギーが心配ならグレインフリーを
猫の食物アレルギーは、消化不良が原因で起こることもある。猫にとって穀物は消化しづらくアレルギーになりやすいため、心配ならグレインフリーのフードを選ぼう。また、愛猫の便がゆるい場合は、グレインフリーのフードに変えることで解決できることも。
安価なキャットフードは、かさ増し目的で穀物の含有量を多くしている場合もある。愛猫が消化不良を起こさないために、新鮮な魚や肉を主原料にした良質なフードを選んで。
ただしグレインフリーのキャットフードは、ほかの製品よりも高価なことが多いため、状況に応じて取り入れよう。また総合栄養食ではない場合もあるので、どんな栄養素が入っているかの確認は欠かさずに。
3.人気の無添加キャットフードおすすめ10選
ここでは編集部おすすめの無添加キャットフードをご紹介。なにが無添加なのかに注目して、愛猫に合ったフードを選んでみて。
※この記事の監修者がおすすめする商品ではありません
レティシアン
モグニャンキャットフード
5038円/1.5kg
素材の旨みだけで満足の食いつきに。健康的な食生活に導くキャットフード
ヒューマングレードの白身魚をたっぷりと使用。魚の肉を65%以上も原材料に使用し、猫の食欲を刺激する。今のキャットフードが合わないと感じている人や、毎日喜んで食べてくれるフードを探している人におすすめ。
アレルゲンになりやすい穀物の代わりに、ジャガイモやサツマイモ、タピオカをブレンドしたグルテンフリー設計。不溶性食物繊維の消化にかかる負担を減らし、すっきり快適な生活に。
体内で生成できない、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸を豊富に含むサーモンオイルも配合。人だけでなく猫にとっても必要不可欠な栄養素をフードから摂取することで、皮膚や毛並みの健康維持も助ける。
機能 | 総合栄養食 |
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対象年齢 | 全年齢 |
主原料 | 白身魚、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母ほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 379kcal |
原産国 | イギリス |
その他 | FEDIAF、ヒューマングレード、グレインフリー、着色料フリー、香料フリー |
レティシアン
カナガンキャットフード チキン
5038円/1.5kg
ヒューマングレードチキンを60%も配合。高たんぱくだから運動不足の猫におすすめ
人間が食べられるレベルの新鮮なチキン生肉が主原料。乾燥チキンやチキングレイビーをプラスすることで、高たんぱくなレシピを実現。運動不足の猫や体重管理が必要な猫におすすめ。
グレインフリーだから、とうもろこしや小麦などにアレルギーを持つ猫でも食べられる。ミネラル、オメガ3脂肪酸も配合し、一度の食事で栄養バランスを整えやすい。
直径約1cmの小さめサイズで、体格の小さな猫や幼猫だけでなく、噛む力が弱い猫や飲み込みに不安がある猫でも食べやすい。全猫種、全年齢に対応可能。
機能 | 総合栄養食 |
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対象年齢 | 全年齢 |
主原料 | 乾燥チキン 、チキン生肉 、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル ほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 405kcal |
原産国 | イギリス |
その他 | ヒューマングレード、グレインフリー、タウリン配合、香料、着色料フリー、FEDIAF |
ぽちたま屋
ねこのまんま
3080円/800g
ヒューマングレードの国産食材を使用したプレミアムフード。泌尿器ケアにもぴったり
ヒューマングレードの国産食材を使用したキャットフード。牛肉や豚肉、鶏肉、魚肉といった肉類をメインにして、香り豊かでコクのある仕上がりに。
食品添加物は無添加で、ノンオイルコーティングなのも美点。余計な味付けがなく、味に敏感な猫でも食べやすい。グルテンフリー設計だから小麦アレルギーの猫に与えやすく、アレルギー予防にもおすすめ。
キナ酸が豊富なクランベリー配合で、泌尿器の健康にも配慮。キナ酸は水溶性のポリフェノールで、尿のpHバランスの維持に役立つと言われている。膀胱炎や腎炎を予防し、愛猫の健康的な生活をサポートしよう。
機能 | - |
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対象年齢 | 全年齢 |
主原料 | 牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉、豚レバーほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | - |
原産国 | 日本 |
その他 | ヒューマングレード、無添加、国産、グルテン、オイルフリー、クランベリー配合 |
はごろも
無一物パウチ かつお
1683円(Amazon)/50g×12袋
原材料はかつおと水だけ。素材の旨みを堪能できる無添加フード
シーチキンの缶詰でおなじみ、はごろもフーズのキャットフード。原材料は、国産のかつおと水のみ。食品添加物や飼料添加物が一切入っていないから、素材の旨みを存分に楽しめる。
消化が苦手な猫や子猫、シニア期の猫にも嬉しいウェットタイプ。柔らかく煮込まれたかつおフレークが、口に入れるとホロホロと崩れて噛み砕きやすい。無一物パウチ(ウェットフード)のシリーズは全部で6種類あるから、色々なフレーバーを試しながらお気に入りを探してみて。
1袋50gと食べきりやすいサイズなので、衛生面や鮮度が気になる人にもぴったり。大切な家族に毎回新鮮なフードを提供できる。
機能 | - |
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対象年齢 | - |
主原料 | かつお |
タイプ | ウエットフード |
100gあたりのカロリー | 74kcal(1袋50g37kcal) |
原産国 | 日本 |
その他 | 無添加 |
日本ペットフード
コンボ ピュア キャットドライ まぐろ味・鶏肉・かつお節添え
6648円(Amazon)/200g
フリーズドライの国産鶏肉と減塩かつお節のトッピングで、味も食感も楽しめる
着色料、香料、保存料無添加で、本物の味を追及したキャットフード。主原料である肉類や魚介類、穀物に、魚の旨みが凝縮されたフィッシュパウダーをたっぷりとブレンドし、猫の食欲をかき立てる。
ドライフードだけでなく、フリーズドライの国産鶏肉と減塩かつお節をトッピング。異なる3種類の食感が楽しく、思わず食べたくなる仕上がりに。
素材の旨みを引き出すため、オレイン酸を多く含むオリーブオイルを使用している。悪玉コレステロールを減らして腸の働きをよくするはたらきが期待できるから、腸内環境の健康維持におすすめ。
機能 | 総合栄養食 |
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対象年齢 | 1歳以上 |
主原料 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(牛肉粉、豚肉粉、チキンミール、フリーズドライ鶏肉、チキンレバーパウダー)、α化でん粉、油脂類(動物性油脂、植物性油脂(ピュアオリーブオイル含む))、魚介類(カツオブシ、フィッシュパウダー、マグロ節粉)ほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 350kcal |
原産国 | 日本 |
その他 | 無添加 |
HAPPY CAT
ジュニア ファーム ダック (平飼いの鴨 / 穀物不使用)
4719円/1.3kg
毎日の食事に適した栄養バランスに調整。副産物ミールや遺伝子組み換え作物不使用のコンプリートフード
ドイツ製のHAPPY CATは、FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の基準をクリアしたコンプリートフード。原材料にはヒューマングレードの新鮮な食材を使用。主原料の鴨肉とチキンが、本来肉食である猫の食欲を刺激して食事のリズムや量を整える。
ミネラル、βカロチンが豊富な人参やオレイン酸、リノール酸などを含むひまわり油もプラス。複数の栄養素を一度に摂取できる。
小麦や大豆といったアレルゲンになりやすい材料だけでなく、副産物ミールや遺伝子組み換え作物も不使用。素材そのものの味わいを好む猫を飼っている人におすすめ。
機能 | 総合栄養食 |
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対象年齢 | 4~12カ月 |
主原料 | ポルトリープロテイン、ポテトフレーク、ポテト、ポルトリー脂肪、ダックプロテインほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 397.5 kcal |
原産国 | ドイツ |
その他 | グレインフリー、ビタミンC、タウリン、ユッカシジゲラ配合、FEDIAF |
HAPPY CAT
ファーム ラム (牧畜のラム)
4356円/1.3kg
消化しやすいラム肉を使用。お腹の弱い猫や腸の調子を整えたいときにぴったり
HAPPY CATのファーム ラム (牧畜のラム)は、お腹にやさしい食材を使用。消化吸収にすぐれたラム肉に、海藻や人参、ビートファイバーといった天然の食物繊維を配合し、健康的な腸の働きを支える。
また、βカロテンやカルシウムを含むコリアンダー、グルコサミン、コンドロイチンが豊富な緑イ貝もブレンド。骨や皮膚、関節のケアにも嬉しい。
袋のサイズは50g、300g、1.3kg、4kgの4パターンで展開している。50gから購入できるから、愛猫の口に合うか試してみたいときや、気分転換の食事にもぴったり。
機能 | 総合栄養食 |
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対象年齢 | 成猫 |
主原料 | ポルトリープロテイン、ラムプロテイン、コーン、コーン粉、米粉ほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 376.5 kcal |
原産国 | ドイツ |
その他 | グルテンフリー、FEDIAF |
Instinct
Instinct row BOOST 3カ月から
10945円(Amazon)/2.2kg
自然食材をフリーズドライ。栄養素が壊れにくく、体の内側から健康をサポートできる
raw(生)をモットーに、できる限り自然の状態に近付けるため食材に熱を加えず超高圧殺菌。加熱処理により栄養素が破壊されるのを防ぎ、そのままの状態を維持できる。
原材料には、ケージフリーでのびのびと育った鶏肉や、遺伝子組み換えでない野菜と果物を使用。生の食材をフリーズドライすることにより、素材の旨みやフレッシュな香りをギュッと閉じ込め、猫の食欲をそそる仕上がりに。
グルテンフリーかつグレインフリーなうえ、大豆とジャガイモも不使用。穀物や大豆などにアレルギーを持つ猫でも、アレルギーによる消化不良や体調不良を気にせず食べられる。
機能 | 総合栄養食 |
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対象年齢 | 3カ月以上 |
主原料 | チキン、チキンミール、ターキーミール、メンヘーデンフィッシュミール、エンドウ豆ほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 433kcal |
原産国 | アメリカ |
その他 | グレイン、グルテン、着色料、保存料フリー、無添加 |
ユニチャームペット
銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチ 無添加ささみ・まぐろ入りかつお
1988円/35g×16袋
魚介の香り豊かなフレークタイプ。咀嚼が苦手な猫やシニア期でも食べやすいゼリー仕立て
まぐろとかつおの魚肉と、ささみを使用したゼリー仕立てのフレーク。噛む力の弱い猫でもツルンと飲み込めるから、シニア期の猫や病後の猫におすすめ。
調味料や着色料は使用せず、素材の香りや旨みを存分に味わえる仕上がりに。1袋35gと少なめで、毎回新鮮な食事を与えたい人や、食品の衛生管理が苦手な人でも扱いやすい。
銀のスプーンの三ツ星グルメは、3つのフレーバーを展開している。まぐろ、ささみ/まぐろ入りかつお、まぐろ/しらす入りかつおと、魚好きの猫が喜ぶ魚介ベースの味付けが基本。他の味も試しながらお気に入りを見つけてみて。
機能 | - |
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対象年齢 | 成猫 |
主原料 | 魚介類(かつお、まぐろ)、ささみ、酵母エキス、コーンスターチ、増粘多糖類ほか |
タイプ | ウエットフード |
100gあたりのカロリー | 約42.8kcal(1袋35gあたり約15kcal) |
原産国 | タイ |
その他 | 調味料、着色料不使用、無添加 |
シアンシアン
シェフキャット
2675円/800g
国産、自社製造。猫の栄養学に基づいた栄養バランスで健康生活をサポート
国内の自社工場で製造されているこだわりのキャットフード。牛や鶏、豚などの生肉を主原料に使用し、たんぱく質39%、脂肪16%、炭水化物45%に調整。本来肉食である猫の理想的な栄養バランスに整えられているから、食事を通して健康生活をサポートできる。
ノンオイルコーティング製法を採用し、自然な味わいを楽しめる仕上がりに。ブレンドした食材は低温低圧製法でじっくりと乾燥させることで、栄養の変質や風味の変化が少ない状態を保っている。
酸化防止剤や保存料、着色料、香料、発色剤は無添加で、グルテンフリー。国産のキャットフードや栄養バランスの整ったフードを求める人におすすめ。
機能 | - |
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対象年齢 | - |
主原料 | 生肉(牛、鶏、馬、魚肉、豚レバー)、穀物(玄米粉、大麦全粒粉、脱脂大豆、たかきび、脱脂米ぬか)、魚粉、ヤシ粉末、いも類(サツマイモ、ジャガイモ)ほか |
タイプ | ドライフード |
100gあたりのカロリー | 370kcal |
原産国 | 日本 |
その他 | 無添加、国産、グルテン、オイルフリー、クランベリー配合 |
4.無添加キャットフードに関するQ&A
ここからは「無添加キャットフード」に関する質問に、「chicoどうぶつ診療所」獣医師 林美彩先生が回答。無添加キャットフードについて気になる疑問点を解決しよう。
無添加とオーガニックの違いは?
「オーガニック」もまた、無添加と同じように健康によいイメージがありますが、違いは明確です。無添加は加工後に特定の添加物が使用されていないフードを指しますが、オーガニックは原材料に化学合成農薬や化学肥料を使用していないフードを指します。
原材料に農薬が不使用でも、製造過程で添加物が使用されているオーガニックドッグフードもあります。無添加フードを名乗るには規制や審査はありませんが、オーガニックは国が定めた基準を満たさなければいけません。
オーガニックキャットフードのなかには「偽オーガニック」が混じっていることもあり、正しいものを選ぶにはオーガニック認証マークがあるものを選ぶようにしましょう。オーガニックの認定基準は国によって異なり、ペットフードに関しては日本よりもペット先進国のキャットフードを選んだ方がよい場合もあります。
ウェットタイプの無添加キャットフードを毎日与えてもよい?
ウェットタイプのキャットフードでも、愛猫に必要な栄養素が摂取できているのであれば問題ありません。ウェットフードは嗜好性が強いため、食いつきがよくなる愛猫も多いでしょう。しかし、ウェットフードには総合栄養食が少ないことや、顎の力が弱まる恐れがあります。また、ウェットフードばかり食べていると、ドライフードを食べなくなるようになることも少なくありません。
ドライフードは顎の力を鍛えられるし、ウェットフードよりもコストが低いメリットがあります。お互いによい面があるため、毎日ウェットフードだけを与えるのではなく、ドライフードと併用して与えることをおすすめします。