オズマガジントリップ「春の電車旅」特集発売

旅する女性の情報誌「オズマガジントリップ」の最新号は、「春の電車旅」特集。乗ることが目的になる観光列車から、編集部おすすめの各地の列車まで、春にぴったりの電車の旅をご提案します。

更新日：2024/03/22

近年のりんごの花の開花時期は5月頃。車窓に広がる白く可憐な花を付けたりんごの木々を愛でながら、電車旅を楽しもう

りんご畑鉄道で春の花咲く青森の旅へ

青森県の中央弘前駅から大鰐駅までを走る、弘南鉄道大鰐線。到着駅の大鰐駅は大鰐温泉という人気温泉地となっています。そんな大鰐線、全国でもめずらしいりんご畑の中を走るローカル線として知られ、別名が「りんご畑鉄道」。津軽大沢駅から松木平駅間では、りんご畑と岩木山を望む広大な景色を楽しむことができます。りんごの花の開花時期になると速度を落として走る粋なはからいも。弘高下駅や小栗山駅などの途中駅には、かわいいカフェやローカルなケーキ屋さんなど、素敵なお店もたくさん！　運行間隔は1時間に1～2本なので、のんびり途中下車しながら沿線散歩が楽しめます。また2024年4月13日（土）から9月1日（日）まで、青森県の５つの美術館を舞台にしたアートイベント「AOMORI GOKAN アートフェス2024」も実施されるので、こちらもおすすめ。

関東の人気列車、江ノ電。沿線にはニューオープンのお店も続々誕生中。週末は人気の海町で潮風を感じながらのお散歩を

潮風が心地よい休日は江ノ電で湘南散歩

由緒正しい古刹が並ぶ鎌倉と藤沢を結ぶ、"江ノ電"こと江ノ島電鉄。15駅10kmほどの短い路線ながら、民家の間を通ったり、湘南の海が見えたりと、そのロケーションのよさで国内のみならず、海外の方にも大人気の路線として知られています。今回は沿線の中でも、鎌倉駅から江ノ島駅までをピックアップ。編集部が厳選した、今行くべき最新店舗をベースに、そのお店のご近所の「新・名店」を併せてご紹介しています。せっかく途中下車したのだから、1軒だけじゃなくご近所のお店にも足を延ばして、町歩きも楽しむのが江ノ電散歩の醍醐味。知らない路地を散策していると、突然目の前に海が開けたり、江ノ電の踏切が現れたりと、心ときめく瞬間に出会えるはず。雑誌片手にのんびりお散歩をして、あなただけの江ノ電の思い出を作って。

列車のみならず、国登録有形文化財にも指定されている駅舎も多く、思わず写真を撮りたくなる

今年で鉄道開業99周年！アートイベントにも注目

千葉県市原市の五井駅から上総中野駅を結ぶ小湊鐵道。レトロかわいい列車もさることながら、国登録有形文化財に指定された上総鶴舞駅など木造駅舎も素敵で、全国から鉄道ファンたちが訪れる路線として知られています。もちろん古いだけでなく、五井駅には小湊鐵道が運営するカフェもオープン。地元食材を使ったメニューが味わえるだけでなく、鉄道グッズもすべてかわいくて、わざわざ足を運ぶ価値ありです。そして、沿線は3月23日（土）から始まる「百年後芸術祭-内房総アーフェス-」の、いくつかの会場の最寄駅でもあるので、今なら電車旅＋アートな旅が楽しめます。沿線には過去に行われた「いちはらアート×ミックス」の一部作品も恒久展示されているので、そちらも必見。特にアート作品として作られたトイレがすごいです。

編集後記

今号の表紙は小湊鐵道で撮影を行いました。同時季にも関わらず、2022年春号は大雪の中での撮影だったことが嘘のような快晴。ガタンゴトンという列車が走る音と、誰かの生活の気配と見知らぬ風景。異世界に迷い込んだような、不思議な感覚を、皆様にもぜひ体験していただきたいです。

オズマガジントリップ「春の電車旅」特集

今号は読者アンケートでも特集希望が多かった「電車の旅」。九州の人気観光列車「ふたつ星4047」や、春から初夏にかけて訪れたい人気路線「江ノ電」など、編集部おすすめの電車をご紹介しています。連休の旅先に、週末のお出かけに、電車の旅へ出かけてみてはいかがですか？

※新型コロナウイルスの状況により、施設や店舗の休業や営業時間･業態の変更、交通機関の減便や運行時間の変更などが発生する場合があります。お出かけの際は、最新の情報をご確認ください

発売日／2023年3月22日（金）
定価／800円
販売場所／全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中！

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