オズマガジントリップ「手仕事の町へ行こう」特集発売

日本各地の素敵な手仕事アイテムを探す旅へ出かけませんか？

旅する女性の情報誌「オズマガジントリップ」の最新号は、「手仕事の町へ行こう」。陶芸、竹細工、ガラス製品など、日本全国の手仕事が息づく町への旅をご紹介しています

更新日：2023/09/26

織物の産地としても有名な群馬県桐生市。その伝統と技術を活かしたお洋服やアクセサリーなどは、日々の装いを特別なものにしてくれます

身に着けて楽しめる、おしゃれアイテムを探して

約1300年の歴史を持つ織物の町･桐生市。今でもその技術は受け継がれており、老舗が手がける新しいブランドも誕生しています。代表的なのが、145年の歴史を持つ刺繍メーカー･｢笠盛｣の｢OOO(トリプル･オゥ)｣。糸だけで作るアクセサリーのブランドなのですが、パールのような粒感がかわいいネックレスは、どこかで目にしたことがある人も多いはず。月に7日程度だけお店を開けるお洋服屋さん｢RIPPLE YŌHINTEN｣もまた、ファッション通には有名なお店です。でも、このふたつが群馬県の桐生市にあるということまで、知っている人は少ないかもしれませんね。そんな桐生市、ご当地グルメがいろいろあったり、新しいカフェやセレクトショップもたくさんあって、町歩きもとても楽しい町だったりもします。東京からもすぐ行ける距離感なので、ぜひ一度足を運んでみてください。

東京のセレクトショップでも人気の｢HASAMI｣ブランドを手がける｢マルヒロ｣が、昨夏8月に施設公園｢HIROPPA｣をオープン

毎日のごはんが楽しくなる器を探して、いざ波佐見へ

今や、陶器好きなら誰もが知っている波佐見焼。長崎県のほぼ中央部、山間の波佐見町付近で作られる陶器のことを波佐見焼といいます。その歴史は古く、江戸時代にはすでに輸出もされていたそうですが、その当時、伊万里港から出港したため伊万里焼、有田駅から出荷されたため有田焼と呼ばれ、長く波佐見焼として世に出ることがなかったのだそうです。そんな背景を持つ波佐見焼の現場では10年前から代替わりが進み、新たな進化を遂げています。それを牽引しているのが「マルヒロ」の存在。｢HASAMI｣というブランドを立ち上げ、それが若い世代にヒット。中でもカラフルでポップな色使い、さらにスタッキングもできる機能性まで兼ね備えたマグカップは人気商品になりました。そんな｢マルヒロ｣は、昨年の夏、私設公園｢HIROPPA｣をオープン。不定期でイベントも開催されています。

メガネの町、福井県鯖江市に行ってみた。想像以上にメガネだった

メガネを作る、メガネが広がる、メガネと泊まる

メガネの町と言われる、福井県･鯖江市をご存じですか？　そもそも、農閑期の副業として始まったメガネ作り。200以上の工程を専門の工場や職人が分業し、ひとつのメガネを作りあげるのですが、現在でも鯖江市にはメガネ関連企業が600社近くあるそうです。どれだけ多くの方たちが、ひとつのメガネにかかわっているのだろうと想像すると、メガネも伝統と技術に支えられている手仕事のアイテムなのだなと、あらためて納得してしまいます。さてそんな鯖江も、いろいろと進化しています。最近では、メガネの素材と技術力を活かした、アクセサリーや雑貨などを手がけるメーカーさんも多数。ちょっと変わった旅のおみやげにもぴったりです。おもしろい取り組みとしては、「メガネかけ放題」の宿がオープンして話題に。お宿には約100本が用意されており、滞在中じっくりメガネ選びができます。ちょっと変わったメガネの旅、おすすめです

編集後記

今回は「手仕事の町へ行こう」という特集です。焼き物や、竹細工、布ものなど、ずっと大切にしたくなる、手仕事アイテムが揃う町をご紹介しています。たぶん、いろいろほしくなると思います。でも旅先での出会いは一期一会。迷ったら買いです！

オズマガジントリップ「手仕事の町へ行こう」特集

日本各地には伝統や歴史を今に受け継ぐ、手仕事のアイテムがたくさんありますよね。今回は、編集部が今こそお買い物に出かけてほしい手仕事の町を厳選しました。セレクト基準は、素敵な手仕事があること、そして観光も楽しめること。さぁ、お買い物の旅へ出かけましょう！

※新型コロナウイルスの状況により、施設や店舗の休業や営業時間･業態の変更、交通機関の減便や運行時間の変更などが発生する場合があります。お出かけの際は、最新の情報をご確認ください。

発売日／2023年9月26日(火)
定価／800円
販売場所／全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中！

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