自宅でごはんを作ったり、食べる機会が増えた昨今。そこで今回は、オズマガジン「鎌倉特集(2021年5月号)」でご紹介した鎌倉の大人気店「POMPON CAKES BLVD.(ポンポンケークス ブールバード)」に、休日のブランチや仕事後に最適なサッとできる「1皿完結ごはん」や、「基本の1品」など、“まかない”なお手軽レシピを教えてもらいました。自宅にある食材、調味料でお気軽にどうぞ!
レシピを教えてくれたのは・・・「POMPON CAKES BLVD.」
素材のおいしさが引き立つ
シンプルな絶品おやつ
「TRADITIONALLY NEW」を掲げるカフェ併設のケーキ店。菓子研究家の母から受け継ぎ、再構築した「オーガニックでジャンキー」なケーキはどこか懐かしく、それでいて新感覚なものばかり。選び抜かれた本当にいいものを発信する姉妹店、「POMPON PANTRY」もお店から徒歩1分の距離にある。
地元の人のおすすめの声
・季節の果物を使ったショートケーキと、定番のチーズケーキが本当においしいです
・季節ごとに変わるメニューをすべて食べ尽くしたい!
・いつ訪れてもスタッフの皆さんが丁寧に接客してくれます
・スタッフの方々の人柄に心が洗われるようです
・梶原エリアののんびりした雰囲気も心地いいです
・お店の雰囲気も場所も、友人を連れて行きたくなるほど
「TRES」のおうちで味わう簡単まかないレシピ
【1皿完結ごはん】
ケーキ屋のまかないカルボナーラ
調理時間の目安:10分
◆材料(1人分)
パスタ 80g
[A]生クリーム 大さじ1
| 卵 1個+卵黄1個分
| 粉チーズ 大さじ2
酒粕 20g
ベーコン 適量
ミックスナッツ 適量
◆作り方
【1】鍋に湯を沸かし、塩をふたつまみほど(分量外)入れパスタを茹でる。その間に、[A]を混ぜておく。
【2】フライパンでベーコンを炒めて、酒粕を加える。パスタの茹で汁をおたま1杯くらい加え、酒粕を溶かしてスープ状にする。
【3】茹であがったパスタと[A]をフライパンに加えて火を止め、余熱でさっと和える。最後にお好みで、くだいたミックスナッツを振りかける
【!】+1ヒント
チーズの代わりに酒粕を加えると、ヘルシーなカルボナーラが完成。酒粕でコクが出ますし、塩味がしっかりしているので味噌のように使うと料理のアクセントにも。酒粕は、クッキーの材料にもなりますし、クリーム系のメニューに合うのでぜひ試してみてください。
【アレンジ無限!基本の1品】
バターを使わない基本のカップケーキ
調理時間の目安:15分(焼き時間を除く)
◆材料(5cmの型で12個分)
[A]薄力粉 160g
| ベーキングパウダー 2g
生クリーム 150ml
卵 2個
グラニュー糖 100g
お好みでジャムや果物など
◆作り方
【1】Aをふるっておく。ボウルに卵とグラニュー糖を合わせ、白っぽくふんわりするまで混ぜる(湯煎しながら混ぜるとベター)。
【2】そこにツノが立つまでホイップした生クリームとふるった[A]を加え、満遍なくさっくり混ぜる(混ぜすぎに注意)。
【3】ジャムや果物などを加え、型に流し込み、190℃のオーブンで約25分焼く。
【!】+1ヒント
バターを使わないので日持ちは2~3日ですが、最小限の材料で作れる手軽な1品です。生クリームがなければ、牛乳でもOK。ジャムの代わりにココアや果物を加えるなど、冷蔵庫の残り物でアレンジも可能(写真は和栗ペースト入り)。トッピングにバタークリームを絞れば、一気に華やかに!
【旬食材の1品】
おうちのイチゴジャム
調理時間の目安:15分(置き時間を除く)
◆材料(小瓶ひとつ分)
イチゴ 400g
ローズマリー 1本~お好みで
柑橘の皮 お好みで
グラニュー糖 80g
◆作り方
【1】鍋にイチゴとグラニュー糖を入れ、約30分~1時間置いておき、イチゴの水分を出しておく。
【2】鍋を火にかけ、強火でぐつぐつと2~3分煮る。ごろっとした果肉が残る状態で、ローズマリーと柑橘の皮(どちらもドライでも生でもOK)を加えて、弱~中火で5~10分煮て、とろみがついたらできあがり。
【3】あら熱を取って冷蔵保存を。
【!】+1ヒント
家庭用なので砂糖を入れすぎないのがポイント。日持ちは2~3日ですが、イチゴの素材が持つ本来のおいしさを楽しめます。パンにのせるなら、ハード系のパンや、クリームチーズとあわせていただくのがおすすめ。炭酸水やウイスキーに混ぜてドリンクにしてもおいしいです。
※調理時間の目安は、食材を浸す時間、オーブンの焼き時間などを除いた時間で算出しています
※オズマガジン2021年5月号「やっぱり鎌倉が好き」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください
オズマガジン2021年5月号は「やっぱり鎌倉が好き」特集
山も海もほど近く、歩いて巡れる古刹も残る鎌倉。加えてこの町のお店や暮らす人々には、自分のスタイルを大事にする人が多く、お手本にしたい豊かな時間のヒントがそこかしこに。丁寧に作られたごはんやおやつに日々を彩る雑貨…。おうち時間が楽しい今だからこそ、あらためて鎌倉の魅力を再確認。小さな幸せを確かめ歩く、春の鎌倉さんぽへいざ。
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PHOTO/HIROSHI SHIMIZU WRITING/RIE TAGAI