自宅でごはんを作ったり、食べる機会が増えた昨今。そこで今回は、オズマガジン「鎌倉特集(2021年5月号)」でご紹介した鎌倉の大人気店「かかん 鎌倉本店」に、休日のブランチや仕事後に最適なサッとできる「1皿完結ごはん」や、「お酒に合う1品」など、まさに“まかない”なお手軽レシピを教えてもらいました。自宅にある食材、調味料でお気軽にどうぞ!
レシピを教えてくれたのは・・・「かかん 鎌倉本店」
お酒がグイグイ進んじゃう
気の利いたおつまみメニュー
地元住民を惹きつけてやまない創作中華料理店。看板メニューは飽きの来ないおいしさを追求した麻婆豆腐。オリジナルの醬をたっぷり加えてコクを出しており、仕上げに2種の山椒をお好みでかけるスタイル。ユニークで新感覚のおいしさを発見できるメニュー構成も魅力。
地元の人のおすすめの声
・鉄鍋で提供されるアツアツの麻婆豆腐は一度食べたらやみつきになる味わい
・鎌倉で絶品麻婆豆腐が食べられる行列店
・日本人好みにアレンジしてくれている麻婆豆腐がとにかくおいしい
・ここの麻婆豆腐を食べたら、また訪れたくなる
・よだれ鶏や水餃子などの料理もおいしい
・ランチも人気だけど、多彩なメニューを選べるディナーもおすすめ
「かかん 鎌倉本店」のおうちで味わう簡単まかないレシピ
【1皿完結ごはん】
ボリュームたっぷり麻婆飯春巻き
調理時間の目安:10分
◆材料(2人分)
麻婆豆腐 2/3カップ
ごはん 1/3カップ
大葉 3枚
春巻きの皮 3枚
揚げ油 適量
粉山椒 お好み
[A]小麦粉 小さじ1
| 水 小さじ1
◆作り方
【1】ボウルに麻婆豆腐とごはんを入れてさっくりと混ぜ、3等分して大葉と春巻きの皮で巻く。巻き終わりは[A]を混ぜた水溶き小麦粉でのり付けする。
【2】フライパンに揚げ油を入れ中火で熱し、こんがり色よく揚げる。
【3】器に盛り、粉山椒を添える
【!】+1ヒント
おかずとごはんを混ぜて春巻きに仕立てると、おかずの水分をごはんが吸って巻きやすくなるうえ、食べ応え十分の一品に変身。麻婆豆腐以外にも、余りがちなカレーやシチューもごはんと混ぜ、さらにチーズも加えて春巻きにすれば、残り物とは思えない新たな料理に生まれ変わります。
【お酒のおとも】
よっぱらい海老と赤貝(紹興酒漬け)
調理時間の目安:10分(浸け時間を除く)
◆材料(2人分)
甘エビ 4尾
赤貝 4切
[A]紹興酒 200ml
| 醤油 100ml
| 砂糖 大さじ2と1/2
| 生姜(薄切り) 1かけ
| ニンニク(薄切り) 1片
| 長ネギの青い部分(ざく切り) 1本分
| 鷹の爪 1本
| 花椒(ホール) 適量
長ネギはなくても可
香菜 適量
◆作り方
【1】ボウルに[A]をすべて入れて調味液を作る。別のボウルに甘エビと赤貝を入れ、食材が浸かるくらいに調味液を加え、30分ほど漬ける。器に盛り香菜を添える。
【2】甘エビと赤貝のうまみが出た漬け汁は、野菜炒めやチャーハンの味付けに使うのがおすすめ。
【3】多めに作った調味液は清潔な瓶などに入れ、冷蔵庫に保存し1カ月を目安に使い切る
【!】+1ヒント
紹興酒漬けのタレはレシピの分量で多めに作っておくのがおすすめ。余ったお刺身、カニカマ、チーズなどを漬ければ気の利いた酒の肴に。わかめやもずくなどの海藻類や、長芋のせん切りやたたきキュウリ、茹でたモヤシなどの野菜にかけても深いうまみが加わり、満足度の高い1品に。
【お酒のおとも】
熱々ごま油掛け 香味奴
調理時間の目安:5分
◆材料(2人分)
豆腐 1/2丁
ごま油 大さじ2
塩 少々
長ネギ、生姜、みょうが、大葉などお好みの香味野菜(みじん切り) 合わせて大さじ2
◆作り方
【1】豆腐はキッチンペーパーで包み15分ほど置き、水切りする。香味野菜はすべてみじん切りにする。
【2】2等分に切った豆腐を器に盛り香味野菜をのせる。
【3】小鍋にごま油を入れ煙が出るくらいまで熱し、香味野菜の上にまわしかけ、塩を振る
【!】+1ヒント
香味野菜の上から、アツアツに熱したごま油をかけるテクニックは覚えておいて損はなし。サラダチキンを割いたものや蒸した魚など、さまざまにアレンジが効きます。鍋の仕上げにもジュッとひと回しすれば、風味が高まり、ライブ感あふれる演出にテンションと食欲もアップ。
※調理時間の目安は、食材を浸す時間、オーブンの焼き時間などを除いた時間で算出しています
※オズマガジン2021年5月号「やっぱり鎌倉が好き」の記事を一部転載
※掲載店舗などの情報は、取材時と変更になっている場合もございますので、ご了承ください
オズマガジン2021年5月号は「やっぱり鎌倉が好き」特集
山も海もほど近く、歩いて巡れる古刹も残る鎌倉。加えてこの町のお店や暮らす人々には、自分のスタイルを大事にする人が多く、お手本にしたい豊かな時間のヒントがそこかしこに。丁寧に作られたごはんやおやつに日々を彩る雑貨…。おうち時間が楽しい今だからこそ、あらためて鎌倉の魅力を再確認。小さな幸せを確かめ歩く、春の鎌倉さんぽへいざ。
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PHOTO/HIROSHI SHIMIZU WRITING/AKIKO MORI