2020年版ひとりさんぽ特集は全12エリアを厳選!
巻頭では、幡ヶ谷~代々木上原、清澄白河~門前仲町、目黒~恵比寿~中目黒、早稲田~雑司ヶ谷~池袋ほか12エリアを大特集します。
1エリア目でご紹介するのは、ニューオープンが相次ぐ幡ヶ谷~代々木上原。中でも、幡ヶ谷駅と代々木上原駅をつなぐ“西原エリア”がいま注目です。人気レストランのパティシエが手がける洋菓子店や、果実店併設のフルーツパーラーなどこだわりが光るスイーツ店が急増中。あま~いよりみちなら、こちらへぜひ!
このほか、人気エリアの新店から、じわじわとにぎわい始めている郊外エリアまで幅広く網羅しました。お店の紹介だけでなく、町の特徴やさんぽに役立つアドバイス、「赤い車を3台以上見つける」、「石畳の割れ目を踏まないように歩く」…など、心がゆるむ“ムダミッション”を盛りこみました。ゆとりをもって自由気ままなひとりさんぽを楽しんでください。
ひとりさんぽの締めはひとり夜ごはんへ!
突然ですが、みなさんは居酒屋やレストランへひとりごはんにでかけたことはありますか。ファストフード店などと違って、ひとりごはんのハードルを高く感じるかもしれませんが「小さな店」を選べば心配ご無用!
小さいからこそつかず離れずのゆきとどいたサービスや、小さな空間に広がる独自の世界観に浸れて非日常な時間がかないます。今回は、巻頭でご紹介した12エリアに沿ってひとりで訪れるのにおすすめの居心地いい小さな店を23軒ご案内します。
さらに、取材したお店の店主イチ押しの小さな店と、ひとり客の客層やお店の雰囲気について調査したアンケートも収録。リアルなひとりごはん事情が一目瞭然となっていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。
みんなの“ひとりあそび”とにかく集めてみました
町をさんぽしているとき、あるいはふと時間ができたときについついしてしまうひとりあそびはありますでしょうか。今回オズマガジンでは、誰かに話すほどでもないひとりあそびを大調査しました。
「道に片方だけの手袋が落ちていたら写真に収める」、「落とし物でドラマチックなストーリーを考える」…など、想像つかないひとりあそびを日常的に楽しんでいる猛者が多数。
すぐにためになるとはまったく言えませんが、無意味なあそびを“心のよりみち”として100人分集めました。だれかの心の中をそっとのぞき見するようなわくわく感と、思わずくすっと笑えてくる小ネタが満載ですのでこちらも必見。
編集後記
最新号で、私はひとり夜ごはんページを担当いたしました。取材をする中で、ひと昔前よりひとりで夜ごはんを楽しむ人がだいぶ増えていることと同時に、お店側もひとり客に寄り添ったおもてなしを心がけていることがよくわかりました。
提供する料理も、希望を言えばおひとりさま向けのポーションに変えてくれたり、訪れる人の様子をさりげなく見て、会話を楽しみたい人には話しかけて、そうでない人には距離感を保ちつつ、つかず離れずのサービスをしてくれる。小さいからこそお客のことをよく考えて、心地よく過ごせるひとときを提供してくれます。
第3の居場所として、ひとりで訪れる店を持つということは今の時代に案外しっくり合うのかもしれません。ぜひ体験していただけたら幸いです。
それではみなさま、今年もいい1日を。
OZmagazine2月号「ひとり東京さんぽ」特集
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