のんびり過ごせる渋谷、あります

更新日:2018/11/07

このページでは、毎号のオズマガジン制作の編集後記のような、こぼれ話のような、誌面に載せきれなかったサイドストーリーを編集部員が少しずつご紹介しています。今回はスドウがお届けします。

Åreのプリンアラモード918円

こんにちは。編集部のスドウです。発売中のオズマガジンは、大人の街に進化をしている渋谷特集。

「若者の街」のイメージが強い渋谷ですが、ワイワイ騒がしいだけじゃない、のんびり過ごせるスポットも実はたくさんあるのです。今回の特集を読めば、きっと皆さんも「渋谷って意外といいかも」と思っていただけるはずです。

スイーツ・ディスカバリー1600円。人気のクレームブリュレは、表面のザクザク感ととろりとした濃厚なクリームのコントラストがおいしさを引き立てる。食感と香りにこだわるピエール・エルメらしい1品

グルメは道玄坂エリアにおまかせ!

今回の渋谷特集では、渋谷~代官山、渋谷~表参道など、渋谷からお隣の駅へ向かうさんぽを5つ提案しています。

中でも、渋谷~道玄坂~神泉エリアには、わざわざ出かけたいおいしいお店がたくさん!

2018年8月にはセンター街を見下ろす抜群のロケーションに位置する「ロクシタンカフェ」がリニューアル。「L’OCCITANE Cafe by Pierre Herme」として、あのピエール・エルメがプロデュースするスイーツや料理を楽しめるようになりました。

4種のデザートをいただけるスイーツ・ディスカバリー1600円は、柑橘の爽やかなソースが相性抜群のチーズケーキなど、人気パティスリーのワザを存分に味わうことができるメニュー。

食事メニューもユニークで、野菜のグリル、トマトのマーマレード、タプナードのパイ1800円は、トマトのマーマレード(!)の甘酸っぱさがいいアクセントになっています。

香りや食感などでほんの少しひねりを利かせた料理やデザートは、ひと口ごとに新しい発見があり、いろいろなメニューを試してみたくなるはずです。

渋谷のど真ん中とは思えない広々とした空間もとても貴重。困ったときの駆け込みカフェとしてぜひ覚えておきたい新スポットです。

また、道玄坂を登り切った先の神泉&松濤周辺はグルメ激戦区!

渋谷駅周辺の喧騒を離れ、落ち着いた雰囲気の中食事を楽しむことができます。

行列の絶えないハンバーグの店やワインとお肉のマリアージュがたまらない人気店、徳島県をテーマにしたオーベルジュなど、誌面を眺めているだけでお腹が減りそうなお店がたくさん。

ぜひこちらも誌面でチェックしてみてくださいね。

(写真上)TRUNK HOTEL(KITCHEN)のテラス席。大通りから奥まった閑静な場所にあるので、テラス席でもゆっくり過ごせそう (写真下)選べるブランチ3000円は、数カ月ごとにメニューが替わる。写真右上が私が感動した明太春雨サラダ ミント風味

意外と緑が多い渋谷~明治神宮前駅

また、リサーチのため渋谷から明治神宮前駅に向かって歩いているときに感じたのは、明治通りは比較的緑が多く、道も広いため、どこか気持ちに余裕ができるということ。

その観点で改めて歩いてみると、このエリアには緑を感じながらのんびり過ごせるカフェやレストランが充実していました。

TRUNK HOTEL(KITCHEN)は、昨年オープンしたホテル内のレストランで、初めて訪れたときは「こんなに緑に囲まれた建物が渋谷にあるなんて」と驚きました。

そのときはちょうどテラス席に外国人グループの方々がいて、爽やかな緑の中でランチを楽しむ姿はさながら海外にいるかのよう! 見ているこちらまでいい気分になったことを覚えています。

のんびり浸りたい空間もさることながら、お料理も本当に絶品で、前菜、メイン、スープを選べるブランチ3000円(サ別)は、どのお料理も味の組み合わせが絶妙で感動しました。

特に、ミントソースがかかった明太春雨サラダは、濃い味付けになりがちな明太味がスッキリ仕上げられており、いくらでも食べられそう!(というか食べたい!)

思わずフォトグラファーと一緒に大興奮してしまいました。

またSHIBUYA CAST.内のÅreも緑を眺めながらゆったり過ごすことのできるカフェ。

大通り沿いにあるSHIBUYA CAST.ですが、裏通りに面しているÅreには穏やかな空気が流れています。

固めのプリンやチェリーなど、レトロな佇まいがたまらないプリンアラモード918円をオーダーすれば、それだけでごきげんな1日になりそうです。

こちらがスドウお気に入りの店「アジアの味」のトムヤムラーメン。単品もありますが、お腹に余裕があるなら小ガパオのセット1100円がおススメ

お気に入りの渋谷を見つけていい1日を

ちなみに、タイ料理好きの私が通い詰めるお店も渋谷にあり、今回満を持してご紹介させていただきました!

場所はセンター街(今はバスケットボールストリートですね)のど真ん中!

「アジアの味」というド直球なネーミングも一周回っていっそすがすがしい。

私はとにかくこちらのトムヤムラーメンが好きで、なにかと渋谷に用事を見つけてはかれこれ7~8年通っています。

ほどよい辛さとうまみのマイルドなスープがとにかくツボ。そしてそのスープがよくからむ少し太めの米粉麺も絶妙なのです。

私が愛してやまないこのタイ料理屋さんのように、渋谷、それも若者の街の象徴・センター街にもいいお店はたくさんあります。

今回の特集では、渋谷に潜む素敵なカフェや雑貨のお店、時間を忘れて過ごすことができるカルチャースポットなど、今まで知らなかった「新しい渋谷」をたくさんご紹介しています。

「渋谷ってイケイケな雰囲気でちょっと・・・」というイメージを持っている方にこそ読んでもらいたい、「渋谷の意外な1面」が見つかる1冊となっていますので、ぜひ手に取ってみてください。

きっと、あなただけのお気に入りの渋谷を見つけられるはずです。

今日もここまで読んでいただきありがとうございます。
それでは、いい1日を。

あぁトムヤムラーメンが食べたくなってきた~。

OZmagazine11月号「新・渋谷さんぽ」特集

人があふれるスクランブル交差点に、夜中まで明るいセンター街。そんなイメージの強い渋谷が、今、大人の居場所へと生まれ変わっています。開業したばかりの「渋谷ストリーム」や「渋谷ブリッジ」の建物沿いには渋谷川が復活しました。日本茶のお店など、ほっこりスポットが増加し落ち着いた雰囲気の代官山や恵比寿周辺、器もごはんも楽しめるハイセンスな施設のほかクリエイティブな場所が増え続けている代々木八幡方周辺・・・。今までと違う新しい渋谷さんぽで、いい1日を。

発売
2018年10月12日(金)
定価
593円+税
販売場所
全国の書店、コンビニエンスストア、駅売店などで発売
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※記事は2018年11月7日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります