こんにちは、オズマガジン編集部員のクリヤマです。ゴールデンウィークも明けて、緑が豊かな季節ですね。外を歩いていると木々の濃い緑や、道に落ちる影にうっとりしてしまいます。東京は今日が久しぶりの晴れだったので、なおさら、ですね。
そんな今日、5月11日はオズマガジン最新号「日帰りの旅」特集の発売日。特集の見どころをご紹介していこうと思います。
ふと思い立ったら出かけられる日帰り旅なら、1日お休みがあれば気軽に楽しめますので、きっとこれからの初夏にかけてたくさんお役に立てると思います。
ぜひ書店やコンビニでご覧いただけたら嬉しいです。それではいってみましょう。
巻頭はときめくマリメッコ列車の旅
今回の特集の表紙にもなっている、マリメッコのファブリックにときめきまくりのこの旅先は、静岡県の掛川~浜松。のどかな里山風景の中を走るローカル線「天竜浜名湖鉄道」のレトロかわいい車両が、北欧のテキスタイルブランド「マリメッコ」に彩られ、スローライフトレインとして人気を集めています。
途中の無人駅の待合室やエキナカカフェにもマリメッコのファブリックや雑貨、食器が揃っていたり、カフェやショップ、宿泊施設などが集まった「ドロフィーズキャンパス」なんてよりみちスポットがあったりと、北欧の町を訪れたような気分になれること間違いなし。
東京駅から新幹線で1時間40分で、心も体もほぐれる1日がスタートできます。誌面では、巡り方のヒントや持ち歩けるマップ、地元民の秘密のおすすめスポットコラムなど、よくばりに楽しみたい人向けのインフォメーションも充実。今度の週末のお出かけに、いかがでしょうか。
松本でセンス磨かれるアート旅
新緑に囲まれた爽やかな季節がぴったりの信州は長野県・松本。芸術家の草間彌生の故郷であるこの町が誇る「松本市美術館」では現在、「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」が開催中。
美術館や町中に広がる、圧倒的な作品を巡ったり、ポップでかわいいグッズをゲットしたり、刺激的なアートさんぽが待っています。
そのほか今月5月中は、陶器やガラス、木工作品といったクラフトの名店や作家が集まるクラフトフェアも盛ん。職人技が光る大切にしたい1品と触れ合える貴重な機会です。
もともと水がおいしい松本には素敵なコーヒーショップやおやつのお店もたくさん。ぐるりと町を1日中楽しめる、ヒントをたくさん詰め込みました。
港町から森林チャージまで気分に合わせて
上の写真は神奈川県・三浦半島の先の三崎で過ごすノスタルジックなさんぽ。マグロをおなかいっぱい食べて商店街をさんぽして、港町のゆる~い空気に癒されます。食べて歩いてお茶をして、よくばりさんにおすすめな盛りだくさんのよりみち旅が楽しいです。
打って変わって下の写真の軽井沢では、森林に囲まれた水辺をさんぽ。雰囲気に浸りたい洋館カフェや絶景カフェ、クラシカルなホテルのカフェテラスなど個性あふれるカフェでリフレッシュ。心ゆくまでのんびり過ごすリフレッシュ旅を満喫できます。
グルメな旅や自然と触れ合う旅など、過ごせる時間のイメージを大切に作りました。季節や自分の心の状況に合わせて、そのときどきの行き先を選んでみてください。
ニッチな町もお楽しみに・・・!
誌面でご紹介しているのは松本や軽井沢といった人気の町から、写真の高崎や山梨県の甲府など、今までなかなか大きく取りあげることが多くなかった地方都市までさまざま。
高崎では、グッドデザイン賞を受賞したかわいい縁起物が揃う「山名八幡宮」や、オズマガジンでもたびたび取材に伺っている雑貨店「JAMCOVER VILLAGE」など、わざわざ足を延ばしてでも行きたい「かわいい」が詰まったお店がたくさんあるって、ご存じでしょうか。
点をつなぐようにさんぽをしていると、だんだんと町の特性が見えてきます。今まで訪れたことのない町にもぜひこの1冊をきっかけに出かけてみてください。
ちなみにご紹介しているのは、この10エリアです!(全部見せ)
●静岡県・掛川~浜松
●神奈川県・小田原
●長野県・松本
●神奈川県・三崎
●長野県・軽井沢
●栃木県・栃木
●山梨県・甲府
●埼玉県・秩父
●群馬県・高崎
●栃木県・益子
情報たっぷり、使いやすさ重視です
地図付きの誌面はこんな作りになっています。持って歩ける見やすい地図に、よりみちしたい近くの注目スポット。MAPの下には、地元の人がガイドするその町のおすすめスポットのコラムも付いています。
ごはんを食べるなら・・・、おみやげを買うなら・・・、せっかくここまで歩いたなら近くにこれもあったな・・・、なんて思いを巡らせた編集部のおせっかいたっぷりな作りと、地元の有力情報網のお力をお借りしたコラム。
ぜひ雑誌をバッグにポンッと入れて、お出かけください。地図に自分で訪れた場所を書き込んでみても楽しいですね!
編集後記
お出かけ大好き編集部の総力をぎゅっと集めた1冊。見どころがまだまだ書ききれないほどあるのですが、まずは書店やコンビニで実際にご覧いただけたら幸いです。
日帰りのいいところは、事前の予約や大きな荷物がいらないこと! 思い立ったら明日にだって出かけることができちゃいます。もうゴールデンウィークにたくさんお出かけしてきたよという方も、お休みではなくがんばっていましたという方も、ちょっとした息抜きがてら、ぜひお手に取ってみてください。
昨日編集長の井上とお昼ごはんを食べながら話していたのは、編集部員のわたしたちがよりみち好きすぎるね、ということ。ここのカフェに行きたい!と単目的で出かけても、まっすぐ帰ってこられない性なのです。
お目当てのお店を目がけて出かけて、近くに素敵な本屋さんを見つけ、ちょっとよりみち。本を買ったらすぐに読みたくなって、カフェでひと休み。おなかいっぱいで腹ごなしのさんぽ中には素敵な雑貨屋さんを発見。今度はそこで教えてもらったごはん屋さんによりみち、からの腹ごなしのさんぽ・・・。(笑)
よりみちに次ぐよりみちのエンドレスループで気が付くとヘトヘトになっている、よくばり編集部員ばかりなのです。きっと誌面からも、そんな私たちのよりみち魂を感じてもらえると思います。ぜひみなさんもたくさん、“よりみち”してきてくださいね。
また来週からもちょこちょこと、こちらで編集裏話をご紹介していきます。気まぐれに覗いていただけたら幸いです。
それでは今月も、素敵な日々を。遠足気分で1日旅、出かけてみてください。
OZmagazine6月号「日帰りの旅」特集
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