編集部の「いい1日」リポート VOL.005
この連載では、編集部員が見つけた「いい1日」のヒントをご紹介していきます。特集のためのリサーチから、個人的な趣味のさんぽ、その他もろもろ、よりみちで出会ったことや感じたことをつづります。第5回目は、編集部員クリヤマの朝のおさんぽシリーズです。
更新日:2017/07/07
アーリーバードで朝のおさんぽへ
こんにちは。オズマガジン編集部の末っ子・クリヤマです。編集部員がそれぞれのいい1日をお届けするこの連載。わたしのターンでは、1日の始まりに立ち寄りたい、会いに行きたくなる素敵な人が待っているお店をご紹介していこうと思います。(住んでいるのが東京の西のほうなので、必然的に西東京のことが多くなりますが、どうかお許しください)
わたしは完全な夜型で朝起きるのが大の苦手。1秒でも長く眠りたいタイプですが、以前開催したオズマガジンの朝カフェで出会った、笑顔いっぱいのお客さまの姿や、取材で訪れた朝から元気をくれるお店たちの存在を知って以来、たまには早起きして朝ごはんを食べに行くのって、いいなあと思っている今日この頃です。
絶品おめざは早起きのモチベーション
ということで、本日訪れたのは幡ヶ谷駅から西原商店街を進んだ先にある「パドラーズコーヒー」。ここでは朝の7時半から、おいしいコーヒーやパンをいただくことができます。
今朝のわたしのおめざは、名物のホットドッグとカフェラテ。朝からがっつりです。朝ごはんを食べずに済ませてしまうことも多々あるわたしですが、このソーセージを焼くジュージューという音やコーヒーの香りに、今日は朝から食欲がむくむくわいてきます。
それぞれの人が心地いい朝を過ごしている空間
まだごはんを食べていないのに「ああ早起きしてよかった」と思えるのは、きっとこのソーセージの焼けるジュージュー音と、メロウなレコードの音楽を聴きながら過ごす居心地のよさゆえ。ここパドラーズコーヒーでは、いつもお店の状況に合わせた曲のチョイスと音量調整がきめ細やか。○○くん、おはよう。△△さん、久しぶり、元気?と、お客さんが扉を開ければ、さりげなくてやさしい挨拶の声も響きます。ご近所さんも外国人もみんなそれぞれが、各々の幸せな朝を過ごしている。そんな空気が流れていて、いつのまにか気持ちが満たされていきます。
さあ、とはいえ会社に行かなくちゃ
居心地のよさに後ろ髪引かれながらお店を後に。扉の外まで、またね~と元気に送り出してもらったあとは、近くの「カタネベーカリー」に寄ってパンを買って、代々木公園方面にさんぽしてピクニック…と言いたいところですが、わたしは会社へ。もし休日だったなら、そんなピクニックコースも最高です!
なんて、おしゃれで優雅な朝のよりみちをお届けしましたが、毎日こんな充実さんぽができたら苦労しません。実際のわたしの日常は時間との戦い。会社からすぐのスターバックスとローソンが平日朝の定番スポットという、いたってふつうの東京OLです。(笑)
少しのよりみちが今日をいい1日にしてくれる
おはようと挨拶を交わして、いってらっしゃいと送り出してもらえる。そんなちょっとのよりみちでいつもと変わらない1日が、とってもいい1日になるのだなあ、と改めて実感した今日。毎日うまくいくことばかりではないけれど、そんな日こそ、えいっと早起きしてみるのがいいのかもしれません。
明日は土曜日。おやすみの方もそうでない方もいると思いますが、ちょっぴり早起きさんぽはいかがでしょうか。それはなにも特別じゃない場所だっていいのです。家からすぐのコーヒーショップでも、パン屋さんでも。気持ちのいいよりみちは、きっとどこにだってあるはずです。
さて、今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
来週は編集部イノウエの順番です。わたしが東京の西担当なら、彼は東。西のクリヤマから東のイノウエにバトンタッチです。どうぞお楽しみに。
それではまた明日も、どうぞいい1日を。
素敵なアーリーバードさんぽができたら、ぜひみなさんの思い出を聞かせてくださいね。
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