OZmagazine編集長の「F太郎通信2017」VOL.001

F太郎通信2017

OZmagazine編集長古川が、日々の中で感じたことを、読者のみなさんに手紙を書くようにつづったエッセイのようなものです。

更新日:2017/06/12

F太郎通信2017

朝の早い時間か、夜の遅い時間に。ていねいに書こうと思います

こんにちは。OZmagazine編集長古川です。いつもOZmagazineを読んで下さり、ありがとうございます。お気づきの通り、OZmagazineのウェブページがオープンいたしました。今日からはこちらでもよろしくお願いいたします。月に1回本屋さんで出会う雑誌と読者のコミュニケーションから、毎日なにかしら近況報告をし合えるような、でも騒がしくない静かな気の合う友だち同志のようなコミュニケーションの場になっていったらいいなと思っています。とにかく暖かいサイトにしたいと思うので、編集部みんなで少しずつ、自分たちの手で、ひとつずつ記事を書き、マイペースで更新していこうと思います。

「F太朗通信」というのは、18年前、まだ入社2年目の僕がOZmallのメールマガジンに書かせていただいていた販売部(僕は入社したときは営業マンでした)のコラムのタイトルです。

OZmagazineのウェブができたこのタイミングでもういちど初心に戻って、僕自身書くことや伝えることと謙虚に向き合えたらと思い、このタイトルをつけさせていただきました。コラムは2週間に1回のペースで更新していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

OZmagazineの情報はこのサイト内のページ全体に散りばめられているので、ここではOZmagazineを作りながら、あるいは作ってきた中で、もう少し編集長として「個人的に感じていること」を書いていけたらと思います。手紙を書くみたいに。さて、どうなるやら、です。僕らもウェブページを運用するのは初めてだし、ウェブの常識をわかっていないこともたくさんあるような気もするので、やりながら学んでいければと思います。温かい目で見ていただけたら嬉しいです。

このウェブサイトを立ち上げたのは2017年の6月12日で、この日はOZmagazineの創刊30周年の記念日です。30年というのはずいぶん長い時間に感じますね。30年の間に550冊近いOZmagazineが生まれました。数字にすると簡単ですが、あらためて考えるとずいぶんたくさんです。

30年を迎えて感じたのは、ありきたりかもしれませんが「感謝」の気持ちでした。

まずはなにより、読んでくださったたくさんの読者の方に、ほんとうに感謝しています。みなさんに読んでいただけなかったら、間違いなくひとつの本をこんなに長くは続けられませんでした。

それから、書店さんにも心よりお礼を。OZmagazineを店頭に並べ、読んでくださる方の元へ届けてくださる書店さんがいなかったら、本は誰の手にも届きません。書店さんにという言い方はちょっと違うな。たくさんの書店さんで働いている、雑誌担当の方や、本が好きな書店員さん。ほんとうにありがとうございます。

そして、今日までOZmagazineを一緒に作ってきた、たくさんの、本当にたくさんの大切なみなさんに感謝しています。取材をさせて下さったお店のみなさん、フォトグラファーさん、ライターさん、デザイナーさん、イラストレーターさん、社員の仲間たち。いったい何人の方が、OZmagazine制作に関わってきたのでしょうか?

いま、ひとり静かに机に向かいながら、そんなことを考えています。

この場所では、これからもそのとき感じたことを、そのとき感じたままに、正直に書いていこうと思います。役にたつことはたぶんそんなに(ほとんど)ありませんが、あなたの忙しい毎日の箸休め的な存在になれたら嬉しいなと思います。

1回目は、30周年のOZmagazineの発売日に。

まとまりませんが、感じたことを書き留めておきます。

31年目のOZmagazineを、1号ずつていねいに作ろうと思います。これからもよろしくお願いいたします。

OZmagazine編集長 古川誠

雑誌OZmagazineは、日々の小さなよりみち推奨中。今日を少し楽しくする、よりみちのきっかけを配信していきます。

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※記事は2017年6月12日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります

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