よりみちスポットが大充実の街・清澄白河アートさんぽ
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よりみちスポットが大充実の街・清澄白河アートさんぽ

更新日:2025/05/12

30周年を迎える街のシンボル「東京都現代美術館」を筆頭に、ギャラリーが点在するアートな街・清澄白河。カフェや自然あふれる公園が多いエリアでよりみちをしてアートな1日を楽しもう。

話題の企画展を続々開催のアートビギナー必訪スポット

2024年の「坂本龍一音を視る 時を聴く」展など、開催する企画展が大きな話題となる注目の現代美術館・東京都現代美術館。約6000点の作品を収蔵し、コレクション展示のほか年6~8本の企画展などで国内外の現代アートを発信している。開放感のある特徴的な建築空間のほか、館内には美術図書室やカフェ、大人から子供まで楽しめるレストラン、クリエイター制作のグッズが手に入るミュージアムショップなど展覧会鑑賞前後の楽しみも盛りだくさん。

また、開館30周年を記念したさまざまな展覧会を開催中。「9つのプロフィール1935→2025」ではコレクション作品を1935年から10年ごとに9つの部屋に区切り、作品を展示する。そのほか企画展「開館30周年記念展」、従来の展覧会の形式にとどまらない実験的なプロジェクトを展開する場として新企画「MOT Plusプロジェクト」が始動。その第一弾として現代音響芸術集団のサウンドウォーク・コレクティヴとパティ・スミスが手がける映像と音のパフォーマンスアートなど新たな表現を届ける。展覧会情報の詳細はこちら をチェック! これから先の進化も見逃せない。

スポットデータ|東京都現代美術館(トウキョウトゲンダイビジュツカン)

TEL.03-5245-4111
住所/東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
営業時間/10:00〜18:00(閉館30分前最終入館) 
定休日/展示により異なる ※HPを要確認 
アクセス/清澄白河駅より徒歩9分

アート鑑賞の後のよりみちスポット

ひと工夫が際立つごほうびカヌレ

2024年、MOT(=東京都現代美術館)近くにオープンしたカヌレ専門店・MM Canelé。いちばんの特徴はカヌレに別添えのカスタードクリームをつけられること。別添えのため自分でたっぷりとつけるリッチな楽しみ方ができる。また、クリームとのバランスを考えさっくりとしたカヌレは小ぶりで食べやすいのも嬉しい。何人かでクリームをシェアして楽しむのもおすすめ。代表の上田さんはいつかカヌレを絵文字になるぐらいの国民的なお菓子にするのが夢なのだそう。カヌレが自然になじんだデザインのグッズにも注目!

店舗データ|MM Canelé(エムエム カヌレ)

TEL.なし
住所/東京都江東区白河3-3-11
営業時間/11:00~19:00
定休日/月
価格例/カヌレ&クリームセット(クリーム1個+カヌレ2個)999円〜
アクセス/清澄白河駅より徒歩6分

街や生産者とのつながりを大切に届けるチョコレート

使用する素材一つひとつ、生産者との信頼を大切に作るチョコレートショップ・Artichoke chocolate。宝石のように美しい人気のボンボンショコラは外側のチョコレートの厚さまで緻密に工夫されている。街の人と近い距離感であるために、目玉焼きやカエルなど遊び心のままに作られた商品が並ぶ。街の人のフレンドリーなチョコレートをめざして作り続ける。

店舗データ|Artichoke chocolate(アーティチョークチョコレート)

TEL.03-6458-5678
住所/東京都江東区三好4-9-6-1F
営業時間/11:00~18:30 日・祝~18:00
定休日/不定※公式HPを要確認
価格例/ひとつ〜注文OK、組み合わせ自由のボンボンショコラ各300円~
アクセス/清澄白河駅より徒歩8分

味の追求と真心を込めた接客が光る街のキッチン

街の魅力とスタッフの個性を引き出すという思いを込めたカフェ&レストラン・ヒキダシ。時間と手間をかけ丁寧に調理したメニューを提供しており、いちばんの人気メニューはローストポーク。北海道日高四元豚神威ロースを使用し5日間熟成、その後火入れを行い完成する。店内で作っているフォカッチャや、近日再開予定のベーカリーにも注目!

店舗データ|ヒキダシ

TEL.03-6458-8680
住所/東京都江東区白河3-8-5
営業時間/11:30~22:00(21:00LO)
定休日/なし
価格例/くちどけほろほろ、大満足のローストポーク1680円
アクセス/清澄白河駅より徒歩5分

ここでしか味わえないオリジナル クラフトビールことはじめ

全国から取り寄せたクラフトビールのほかオリジナル醸造のビールなどを提供するビアバー&書店・sabo beer bar & bookstoreが2024年12月にオープン。第2弾のオリジナルビール「mado」は近隣の映画館「Stranger」とのコラボビールで、クラフトビール初心者も飲みやすいさっぱりした飲み心地と、時間とともに現れるリンゴの香りが親しみやすい。また、棚に並ぶ本は店内でも読むことができ、いずれはトークイベントの開催や出版事業もスタート予定。新たなオリジナルビールやさまざまなコラボにも注目!

店舗データ|sabo beer bar & bookstore(サボ ビアーバー アンド ブックストア)

TEL.070-8529-4623
住所/東京都江東区森下4-23-4
営業時間/15:00~23:00
定休日/月
価格例/オリジナル醸造ビール「mado」などグラス900円~
アクセス/菊川駅より徒歩3分

pavot

人とのやりとりを豊かにする街の人も気になる花屋さん

2024年9月オープンのpavot。一つひとつ丁寧に作るオーダーブーケは季節に合わせた、数多くの種類の花を取り入れて作られている。ブーケひとつから店とお客さん、お客さんと花束を受け取る人の会話が広がるようにと思いを込めつつ、直接のやりとりを大切に、訪れる人を迎えている。目印のれんが造りの外観と特徴的な窓を探してみよう。

店舗データ|pavot(パヴォ)

TEL.03-5809-9693 
住所/東京都江東区平野1-2-19-1F
営業時間/11:00〜19:00
定休日/不定 ※TELで要確認 
価格例/写真はオーダーブーケ3300円 ※要望にて応じて変動
アクセス/清澄白河駅より徒歩7分

この記事が掲載されているのはオズマガジン2025年6・7月号「アートの楽しみ方」特集

オズマガジン2025年6・7月号「アートの楽しみ方」特集

アートってなんでしょう。現代アート、絵画、建築・・・たくさんありますが、オズマガジンはアート=おでかけを充実させてくれるものだと考えます。週末に都内の美術館やギャラリーを訪ねたり、街中のパブリックアートを鑑賞したり、数年に一度の芸術祭や貴重な展示を見るため旅に出かけたり。アートを目的に出かければ、おでかけはさらに楽しくなります。今号はそんなアートの各キーワードを紐解きながら、都内を巡るアートさんぽコースや、知っておきたい展覧会、一度は訪れたい全国のアートスポットなどを1冊にまとめました。アートのさまざまな楽しみ方を知って、観て、体験して、いい1日をお過ごしください。

発売日/2025年5月12日(月)
定価/990円
販売場所/全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中!

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PHOTO/RYUUMON KAGIOKA WRITING/KANA HIRAMOTO
※OZmagazine(2025年5月12日発売)の情報を転載しています。掲載情報は、2025年4月時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください

※記事は2025年5月12日(月)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります