オズモール、甲斐みのり、TOKYO TULIP ROSE、チューリップローズ

春の陽気にふさわしい、お花の形のおやつ/TOKYO TULIP ROSEの「フレッシュ・チューリップローズ」

更新日:2025/04/25

文筆家・甲斐みのりさんが特別な日にいただきたいおやつをピックアップ。今回は「TOKYO TULIP ROSE」で購入できる「フレッシュ・チューリップローズ」をご紹介します。

画像/フレッシュ・チューリップローズ2個入 1296円

オズモール、甲斐みのり、TOKYO TULIP ROSE、チューリップローズ

手みやげはもちろん、自分へのごほうびにも

春はなにかと慌ただしくて、東京駅を急ぎ足で駆け抜けて、新幹線に乗り込むことが続いています。これからお会いする方に慌ただしく手みやげを選ぶことも多い中、よくお世話になっているのが、チューリップとローズがモチーフのスイーツショップ「TOKYO TULIP ROSE」。新幹線の改札前に店舗があって、お菓子そのものもパッケージも華やか。目的地について、ブーケのような花の形の甘いお菓子を差し出すと、みんなにっこり微笑んでくれるので、選んだこちらまで笑みがあふれます。

普段の手みやげには、ラングドシャ生地に、北海道ミルクのショコラクリームを合わせた「チューリップローズ」を選ぶことが多いけれど、いつか自分のために持ち帰って、おやつの時間に味わってみたいと思っていたのが、要冷蔵のバターサンド「フレッシュ・チューリップローズ」。JR東京駅店では、8時と17時から、1日2回の限定販売。ずっとタイミングを見計らっていたのですが、とうとう我が家にやってきました。

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ぽってりと極厚なバターサンドは2種類。ひとつは、ブルターニュ産の発酵バターを使ったバタークリームとキャラメルバタークリームに、世界三大貴腐ワインのひとつ“ソーテルヌ”に漬け込んだ芳醇なレーズンを合わせた「ミルクバターレーズン」。もうひとつは、濃厚な味わいのガナッシュチョコレート、爽やかな香りのオレンジリキュール、ヘーゼルナッツとアーモンドプラリネがごろごろ入ったバタークリームを組み合わせた「プラリネチョコレート」。もちろんサブレは花の形。どちらも異なる食感が層となって特別な味わいを織りなしています。

外はぽかぽか春の陽射し。友人を誘って近所の公園に出かけることに。水筒のコーヒーを紙コップに注いで、ベンチに座ってピクニック風におやつの時間を過ごします。ふたりで大きな口を開けてぱくり。口の中も春色に染まりました。

取材・文/甲斐みのり

おやつDATA

商品名
フレッシュ・チューリップローズ2個入 1296円
販売店
TOKYO TULIP ROSE JR東京駅店
TEL.03-5293-4427
住所/東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内1F(八重洲中央口改札内)
営業時間/6:30~21:30
定休日/なし
アクセス/東京駅直結

PROFILE

甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。お菓子や地元パン、クラシックホテル、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍・雑誌・WEBに執筆。各地の観光案内パンフレットも手がける。近著に『「すきノート」のつくりかた』(PHP研究所)、『旅のたのしみ』(ミルブックス)などがある

ホームページ
Loule

TEXT/MINORI KAI PHOTO/KAZUHITO MIURA

※記事は2025年4月25日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります