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モーニングから夜の乾杯まで!押上で丸1日楽しむ最旬グルメさんぽ

更新日:2025/03/12

言わずと知れた東京スカイツリー(R)のおひざもとであり、外国人も多く集まる世界的な観光名所としてにぎわう街。この1~2年でオープンした最新のグルメやよりみちスポットをチェックして、さんぽに出かけてみよう。

見上げれば観光スポット、横を見ればノスタルジー

墨田区のほぼ中央に位置する押上。2012年に竣工した「東京スカイツリー(R)」とともに再開発が進み、昨今は海外からも人が押し寄せる世界的な観光地に変貌した。同時に辺りには、個人商店が軒を連ねる「おしなり商店街」など大正時代から続くノスタルジックな街並みも残る。見上げれば観光スポット、横を見れば下町といった二面性を持ち合わせているのも押上ならでは。

また通りから道を1本入ると、そこは地域の人々の生活が息づく住宅街が広がっており、街のスポットには若い人だけでなく、地元民の姿も多い。そうした下町情緒に惹かれてか、浅草通り沿いに開業したコーヒースタンド「街と山」では地域コミュニティを大切にする。「今日はのんびりできそうですか」と店主の渡邊さんは、コーヒーの話はもちろん、なにげない会話をお客さんと楽しんでおり「地域に根ざした心地いい場を提供したい」と話す。

一方で同じ通りにオープンしたカフェ「THE MORNING FOLKS OSHIAGE」では、スペシャルティコーヒーとアメリカンブレックファストを提供する。ポートランドで得た体験をもとに考案した現地さながらのモーニングプレートが外国の人々にヒットしているそう。

「観光地という土地柄たくさんの海外の方に来ていただけています。そうした新しい外国文化を日本の方にも広めていきたいですね」と店主の吉岡さんは話してくれた。下町風情と国際色が共存する押上。二面性という特別な顔を活かした今後の発展もじつに楽しみ。

【2024年5月OPEN|THE MORNING FOLKS OSHIAGE】

コーヒーと一緒に楽しみたいアメリカのモーニングプレート

アメリカンブレックファストと自家焙煎コーヒーが楽しめるカフェ。店主がポートランドで体験した朝食文化の豊かさとおいしさを日本でも伝えたいという想いから、アメリカの朝食をイメージしたワンプレートメニューを提供する。ジャガイモを薄く焼いたハッシュブラウンやバターミルクを使ったパンケーキなど食欲をそそる豪快な1皿はまさにアメリカン。また卵の焼き方やソーセージの追加などアレンジも自由自在。自分だけのプレートを作ってみよう。

店舗データ|THE MORNING FOLKS OSHIAGE(ザ モーニング フォークス オシアゲ)

TEL.なし
住所/東京都墨田区業平1-10-5
営業時間/7:00~15:00 土・日・祝8:00~17:00
定休日/火
メニュー例/ランバージャックブレックファスト1800円。アイスカフェラテ680円はプレートとセットで150円引き
アクセス/押上駅より徒歩5分

【2024年4月OPEN|街と山】

コーヒーと会話を楽しむ街の憩い場

「NO SERVICE HOTEL」の1階にある4坪のコーヒースタンド。取り扱うのはエチオピアの深煎り豆からデカフェまでさまざま。ただメニューには詳細を明記していないため、迷ったら店主と気軽に相談しながら気分に合う1杯を選んでみて。気さくな会話も楽しめる街の憩い場のような場所づくりをめざしている。

店舗データ|街と山(マチトヤマ)

TEL.03-4231-2279
住所/東京都墨田区吾妻橋2-2-6
営業時間/8:00~16:00 土・日・祝9:00
定休日/火
メニュー例/まろやかなカフェラテ600円、豆が選べる珈琲650円
アクセス/本所吾妻橋駅よりすぐ、押上駅より徒歩12分

【2024年2月OPEN|cafe SUU】

観光地の喧騒から離れた隠れ家カフェ&バー

住宅街にひっそりと佇む小さなカフェ。人気はバターたっぷりのワッフルやシングルオリジナルコーヒー。特にワッフルは1枚1枚を手作りし、風味の豊かさとさくふわ食感にこだわる。ほかにも「HARE GINZA」のカレーは銀座の店舗で味わえなくなった逸品を求めて、遠方から訪れる人もいるとか。夜はバータイムに変わり、豊富なアルコールも楽しめる。

店舗データ|cafe SUU(カフェ スー)

TEL.090-6040-1711
住所/東京都墨田区押上1-29-1
営業時間/カフェ10:00~17:00※土・日~18:00 バー水~土20:00~23:00
定休日/なし
アクセス/押上駅より徒歩2分

【2024年1月OPEN|Romeo Brewery】

ここでしか飲めない多彩なオリジナルビール

できたてのクラフトビールが楽しめる醸造所を併設したブリューパブ。常に10タップを用意し、IPAや旬の果実を用いたフルーツエールなどバラエティ豊かなスタイルがいただける。肴には“ブルワーシェフ”と名乗る店主が考案したビールと相性抜群の料理を用意。ビール入りの衣を使用したフィッシュ&チップスなど杯が進むフードがたくさん。

店舗データ|Romeo Brewery(ロメオ ブルワリー)

TEL.03-6381-3477
住所/東京都墨田区押上2-12-3
営業時間/17:00~22:30※土13:00~ 日・祝13:00~21:00
定休日/月
アクセス/押上駅より徒歩3分

この記事が掲載されているのはオズマガジン2025年4・5月号「横浜でしたいこと30」特集

オズマガジン2025年4・5月号「横浜でしたいこと30」特集

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PHOTO/YUSUKE SANO, KAZUHITO MIURA WRITING/TAKUYA KUROSAWA
※OZmagazine(2025年3月12日発売)の情報を転載しています。掲載情報は、2025年2月時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください

※記事は2025年3月12日(水)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります