桃の節句のおやつに／あげもちCocoro 麻布十番本店の「ミニ缶醤油ミックス」

更新日：2025/03/03

文筆家・甲斐みのりさんが特別な日にいただきたいおやつをピックアップ。今回は「あげもちCocoro 麻布十番本店」で購入できる「ミニ缶醤油ミックス」をご紹介します。

画像／ミニ缶醤油ミックス　1296円

幸福を招くモチーフを模した、おかき＆クッキーの缶

3月3日は桃の節句。節句とは季節の節目となる日のことで、奈良時代に中国から伝わった「陰陽五行説」が由来とされています。1月7日は七草の節句。3月3日は桃の節句。5月5日は菖蒲の節句。7月7日は七夕の節句。9月9日は菊の節句。奇数が重なるこの5節句は、特に重要な日と考えられ、穢れを祓い無病息災を願う風習がありました。

中国では桃の花に魔除けの力が宿っていると考えられていますが、日本では桃の節句に子どもの健康や成長を願って、ひなあられを食べる習慣が根付いています。ただし、日本の中でも、地域によってひなあられのスタイルはさまざま。子どもの頃に、どんなひなあられを食べていたか、思い出してみてください。

麻布十番に本店があるおかき専門店「あげもちCocoro」で、愛らしい缶入りのおかきとクッキーのセットを見つけました。今年はこちらを、桃の節句のおやつに。

CDほどのサイズの缶の中には、醤油味だけでなく、蝶々の形のカボチャ味、チューリップの形のエビ味と、複数の味のおかきが入っています。さらには米粉を使った軽やかな食感のクッキーも。いちご味のてんとう虫や、幸せの象徴のメロン味の四つ葉のクローバーと、「みんなに幸福をもたらす」といわれるラッキーチャームがモチーフ。缶にも、てんとう虫や四つ葉のクローバーが描かれ、初春にふさわしい華やかな彩り。1缶お手頃な価格なので、ちょっとした贈り物にもいかがでしょう。

取材・文／甲斐みのり