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新感覚グラノーラにワイン片手に楽しむアートスポットも。広尾の最旬よりみちスポット4選

更新日:2025/01/10

東京メトロ日比谷線が通る広尾駅。終点の中目黒駅まで5分、銀座駅までは13分で行けるほか、バスも充実しており、目黒や品川方面にもアクセスしやすい。この1~2年でオープンした最新のグルメやよりみちスポットをチェックして、さんぽに出かけてみよう。

華やかなだけではない昔ながらの気さくな街

都内でも随一の高級住宅街である広尾は、フランス・ドイツ・ノルウェーなど各国の大使館が置かれ、外国人も多く住む国際色豊かな街としても知られる。主要通り沿いにはオープンテラスのあるカフェが連なり、外国人家族がのんびりとしている光景は、まるで海外にいるかのような気分。

その一方で、駅付近には80年続く銭湯があったりと意外にもノスタルジックな一面も。なかでも「広尾散歩通り」という古い商店街は、洗練された店だけでなく、懐かしいせんべい屋さんや果物屋さんなどが並んでおり、今も昔も街の暮らしを支えているメインストリートだ。

広尾で暮らし、この商店街に出店したグラノーラ専門店「POLY-LOGY GRANOLA/KIOSK」の店主・佐藤さんに街のことを聞いてみると、「華やかなイメージが先行していますが、実は気取らず気さくな人が多い街なんですよ」と教えてくれた。その気さくな一面に店と店のつながりを挙げるブラッスリー「epice t.」の菅野さん。「来てくださる人はいつもどこかの常連さんなんです。店主におすすめされて来ましたと、新参者にもやさしいです」と人情味ある雰囲気を気に入っていて、自身もまた広尾の店をおすすめするそう。

国際的な顔を持ちながらも、人の温かさや思いやりにあふれており、街には笑顔が絶えない。そうした意外な一面こそ、広尾で暮らす人たちが本当に大切にしてきたもの。イメージではなく、ぜひ実際に足を運んで、今も昔も変わらない街のやさしさに包まれてみて。

【2024年9月OPEN|epice t.】

プロヴァンスの文化を感じる気軽で心地よいブラッスリー

南フランス・プロヴァンスの家庭料理をベースに、世界のさまざまなエッセンスを詰め込んだブラッスリー。現地でプライベートシェフとしても活動していた店主による味はまさに本場さながら。盛りだくさんの野菜、丁寧に火入れしたお肉や魚介類などをスパイスやハーブで彩り、どこか懐かしくも洗練された料理を提供する。1階は気軽なスタンディング、2階はコース料理などをゆっくりと楽しめるテーブル席を用意。また手作りのパンやこだわりの焼き菓子のテイクアウトも。肩ひじ張らずにふらりと立ち寄れるアットホームな空気にも癒される。

店舗データ|epice t.(エピス)

TEL.なし
住所/東京都渋谷区広尾5-3-12
営業時間/16:00〜23:00(22:00LO) 土・日・祝10:00〜
定休日/月
メニュー例/国産黒毛和牛を使ったローストビーフ2600円、グラスワイン1100円〜、ゲストと相談しながらメニューを創作するオーダーメイドコース12000円
アクセス/広尾駅より徒歩2分

【2024年9月OPEN|POLY-LOGY GRANOLA/KIOSK】

和と洋が融合した新感覚グラノーラ

新しい食体験を提供する和風グラノーラ専門店が誕生。特筆すべきは酒粕、味噌など日本伝統素材の使用。さらに阿蘇薬草園の発酵よもぎや柿の葉といった山草を取り入れた、甘さ控えめのビーガン&グルテンフリー仕様にもなっており健康志向の人にもぴったり。旬の果物やヨーグルトと一緒に楽しみながら、新感覚のグラノーラを体験して。

店舗データ|POLY-LOGY GRANOLA/KIOSK(ポリロジー グラノーラ/キオスク)

TEL.なし
住所/東京都渋谷区広尾5-19-6
営業時間/10:00〜18:00(17:30LO)
定休日/不定
メニュー例/発酵よもぎグラノーラ1080円、よもぎラテ734円
アクセス/広尾駅より徒歩5分

【2024年4月OPEN|014cafe】

心身に幸せを届けるおいしいひととき

おいしいものを届けたいと一流パティシエや料理人がメニューを開発し、豊富なドリンクとビーガン&グルテンフリーの菓子などを提供する。なかでも酪農家が手塩にかけて育てた乳牛の搾りたてミルクを使ったカフェラテは、爽やかでスッキリとした味わいで人気。ほか日本各地の厳選食材を使用した特別メニューも楽しめる。

店舗データ|014cafe(オイシーカフェ)

TEL.03-6456-3198
住所/東京都渋谷区広尾5-1-31
営業時間/8:00〜18:00
定休日/なし
アクセス/広尾駅より徒歩5分

【2023年11月OPEN|WALL_alternative】

エイベックスが展開する新しいアートの社交場

エイベックスが新たな文化を発信する拠点として、現代美術を軸とした作品を展示・販売するアートギャラリーを展開。ナチュラルワインを主に扱うバーを併設し、日常でアートと触れ合える機会を提供する。展示は3週間ごとに替わり、現在までに150人以上の作家を紹介。またキュレーター、音楽家、料理研究家など多様なクリエイターと協働した展示内容も興味深いものばかり。さまざまな形でアートを楽しめる豊かな鑑賞体験の創出をめざす。

店舗データ|WALL_alternative(ウォールオルタナティヴ)

TEL.なし
住所/東京都港区西麻布4-2-4
営業時間/18:00〜24:00
定休日/日
アクセス/広尾駅より徒歩8分

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PHOTO/KAZUHITO MIURA WRITING/TAKUYA KUROSAWA
※OZmagazine(2025年1月10日発売)の情報を転載しています。掲載情報は、2024年12月時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください

※記事は2025年1月10日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります