オズモール、甲斐みのり、tamayose、ふきよせ

“甘い”と“しょっぱい”がひと缶に/tamayoseの「ふきよせ」

更新日:2024/12/27

文筆家・甲斐みのりさんが特別な日にいただきたいおやつをピックアップ。今回は「tamayose」で購入できる「ふきよせ」をご紹介します。

画像/ふきよせ 甘じょっぱい缶 2700円

オズモール、甲斐みのり、tamayose、ふきよせ

好みが異なる家族や友人とも和やかに分かち合えるお菓子

年末年始はぬくぬく暖かな部屋の中で、思う存分ごろごろと過ごしたいものです。好きなときに好きなものを味わって、これから始まる一年の英気を養う。そのために、ここぞとばかりに用意したのが、「tamayose」の「ふきよせ」。あるとき手土産を選ぶため訪れたデパ地下で出会い、それからたびたび買い求めてきたお菓子です。いつも贈り物に差し上げるばかりだったので、今回は大晦日からお正月にかけての、のんびりとした時間を思いながら、自分のために選びました。

「ふきよせ」とは、色とりどりの木の葉や木の実が風に吹かれて寄せ集められ、一箇所に集まる様を表す言葉。和菓子や茶事の世界でも、数種類の干菓子を美しく盛り付けした「ふきよせ」が親しまれてきました。

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この「甘じょっぱい缶」のいいところは、名前の通り。ひと缶で、甘いお菓子としょっぱいお菓子、どちらもを楽しめるところです。「甘い」お菓子は、そばぼうろ、生姜ぼうろ、金平糖、白樺かりんとう、いちごミルク豆、和三盆など。「しょっぱい」のは、ゴーヤやレンコンなどの野菜チップス、チーズあられ、黒豆おかき、柚子胡椒豆など。どちらも10種類以上のお菓子が、ぎゅぎゅっと缶に詰まっています。甘いの、しょっぱいの、少しずつ交互に口へ運んだり、お茶やお酒と合わせたり。好みが異なる家族や友人とも和やかに分かち合えます。

tamayoseのふきよせには、それぞれ独立した「甘い缶」と「しょっぱい缶」もあるので、どちらか好きな方を選んでも。どちらにせよ、いろいろな種類をちょっとずつ味わえる、年末年始に重宝するおやつです。

取材・文/甲斐みのり

おやつDATA

商品名
ふきよせ 甘じょっぱい缶 2700円
販売店
tamayose 玉川髙島屋S・C店

TEL.03-6411-7717
住所/東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S・C 本館B1
営業時間/10:00〜20:00 ※施設に準ずる
定休日/なし
アクセス/二子玉川駅よりすぐ

PROFILE

甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。お菓子や地元パン、クラシックホテル、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍・雑誌・WEBに執筆。各地の観光案内パンフレットも手がける。近著に『愛しの純喫茶』(オレンジページ)、『朝おやつ』(ミルブックス)などがある。

ホームページ
Loule

TEXT/MINORI KAI PHOTO/MANABU SANO

※記事は2024年12月27日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります