憧れのホテルブッフェや台湾朝食、老舗ベーカリーまで、新旧が交差する日本橋・銀座エリアならではの朝食をご紹介。休日のブランチはもちろん、やや憂鬱な出社前にも、いい１日が始まる絶品をどうぞ。発売中の月刊誌「OZmagazine（オズマガジン）」の「銀座～日本橋を楽しむプラン30」特集よりダイジェストでお届けします。
朝の憂鬱を吹き飛ばすホテル朝食で贅沢気分
2023年12月にオープンした「メルキュール東京日比谷」のレストラン・カフェ＆バー。日比谷にちなんで劇場の舞台美術がテーマの空間には、吹き抜けの天井にバレリーナが舞い踊る軌跡モチーフのオブジェがありアールデコの雰囲気が漂う。朝食4500円（1名）はスクランブルエッグ、ワッフルなどからメインを選ぶハーフブッフェスタイル。近隣の野菜や皇居周辺の香り深いハチミツなど国内食材を積極的に使用したフランス料理の技法による日仏融合のメニューが並ぶ。ドレッシングは自家製、コーヒーはオーガニックといった細部へのこだわりも存分に楽しみたい。
店舗データ｜メルキュール東京日比谷 レストラン・カフェ＆バー La Scène（ラ セヌ）
TEL.03-3528-8392
住所／東京都千代田区内幸町1-5-2
営業時間／朝食7:00～10:30 ランチ11:30～13:30（LO）ディナー17:30～21:00（LO） ティータイム13:30～17:30 バー11:30～21:00（LO）
※日～火のディメーはアラカルトのみ
定休日／なし
アクセス／新橋駅より徒歩3分
海外旅行気分を味わうボリューム満点の台湾朝食
人気台湾料理店「オルソー」が2024年4月に台湾朝食を堪能できる店舗をオープン。いただけるのは、3時間煮込んだ鶏ガラ、鶏もみじの出汁にホタテ貝柱でうまみをプラスしたお粥など、メインが選べる朝食セット1400円。日替わりスープ、台湾干し大根の卵焼き、肉まん、副菜、デザートがついてボリューム満点ながら、やさしい味付けでするりと食べられる。
店舗データ｜オルソー 日本橋小伝馬町
TEL.03-5962-3894
住所／東京都中央区日本橋大伝馬町14-20
営業時間／7:00〜10:30 11:00〜14:30 17:30〜23:00
定休日／不定
アクセス／小伝馬町駅より徒歩3分
集う人の憩いの場で素材の味を感じる朝食を
堀留児童公園に隣接するベーカリー。季節のフルーツがのった自家製グラノーラとヨーグルト700円や、オートミール、もち麦、キヌアなど五穀のポリッジが主役のモーニングメニュー850円が「Overview Coffee（オーバービューコーヒー）」のコーヒードリンクと楽しめる。目の前に広がる公園を見渡しながらひと息つくと、いい1日が始まりそう。
店舗データ｜Parklet（パークレット）
TEL.03-3527-2627
住所／東京都中央区日本橋小舟町14-7
営業時間／8:30〜18:00（17:30LO） 木・金〜22:00（21:30LO）
定休日／なし
アクセス／人形町駅より徒歩6分
日本のソウルフードで今日の活力をチャージ
「シチロカ」の文字を組み合わせると見えてくる「活力」の文字。ここは、「毎日頑張るみんなの活力になりたい」という思いで10年前にスタートしたおにぎり屋さん。羽釜でふっくら炊きあげたお米で握ったおにぎり、手作りのお惣菜、3種の味噌をブレンドしたお味噌の朝いちセット700円は、店主のやさしい人柄も相まって心に染みわたる。
店舗データ｜おにぎり屋 シチロカ
TEL.070-6983-7602
住所／東京都中央区日本橋人形町3-5-6
営業時間／7:30〜14:00
定休日／土・日・祝
アクセス／人形町駅より徒歩4分
100年続く老舗ベーカリーで昔懐かしいあの味を
大正10年創業、変わらぬ味を届けて愛され続ける老舗ベーカリー。創業時から同じレシピで作り続ける看板メニューのクリームパンや、ちくわの中にツナマヨを詰め込んだちくわドッグなどのユニークな商品をはじめ、店内には100種以上のパンがずらり。おすすめは自家製のピーナッツクリームとこしあんが塗られたなかよしコンビ200円と三切サンド200円。イートインスペースでホットコーヒー270円と一緒に。この味を求めて常連客はもちろん、昔通っていたお客さんが戻ってくることも多いのだ。
店舗データ｜サンドウィッチパーラー まつむら
TEL.03-3666-3424
住所／東京都中央区日本橋人形町1-14-4
営業時間／7:00〜18:00
定休日／土・日・祝
アクセス／水天宮前駅よりすぐ
この記事が掲載されているのはオズマガジン2024年12・1月号「銀座～日本橋を楽しむプラン30」特集
クラシカルな街並みでお出かけ気分が上がる銀座＆日本橋＆丸の内。再開発が進みお楽しみがたくさんの八重洲＆京橋。今年もオズマガジンはニュースが目白押しのセントラルトーキョーを大特集！ 老舗の名店物語から、ツウに聞くグルメ情報、手みやげガイドに路地裏案内…。敷居が高いと思われがちなエリアを、カジュアルにご提案。カフェでのおしゃべりから、ハレの日のごはんまでシーンに合わせて使える保存版の1冊です
発売日／2024年11月12日（火）
定価／990円
販売場所／全国の書店、コンビニエンスストアなどで発売中！
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※OZmagazine（2024年11月12日発売）の情報を転載しています。掲載情報は、2024年10月時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください
