“いい1日”を過ごすためのおでかけ情報をお届けする月刊誌「OZmagazine（オズマガジン）」より、世界文化遺産である「軍艦島」と長崎市内を巡る旅をご紹介。ミルクセーキをはじめ、レトロでかわいい喫茶メニューを食べ歩いたり、専用クルーズで世界遺産の軍艦島の上陸ツアーに参加したり・・・。ここだけの体験を楽しんで。
時空を駆け巡って、路面電車に乗って
“レトロ”、そうひとことで言えど、明治から昭和まで時代によってスタイルはさまざま。また国も日本だけでなく欧米もアジアもあり、どのレトロ？となるけれど、その全部が混ざり合って“レトロかわいい”のが、長崎という町。
路面電車で市内の観光スポットを散策してみると、石造りにアーチ型で有名な眼鏡橋ができたのは寛永11年と、江戸時代。こっくり古い木造建築の佇まいに恋する大浦天主堂やグラバー園、レンガ塀と石畳が旅情をそそるオランダ坂、愛らしい桃かすてらの「白水堂」は明治、九州最古の喫茶店「ツル茶ん」は大正。そして昭和の古きよき風景も、いまだにたくさん残っている。そう、この町はのんびりペースで、息するように、めくるめく時空を駆け巡れる。
【ツル茶ん 本店】
ルックスもそそる、ミルクセーキとトルコライス
定番をはじめ11種類〜選べるトルコライスと、お店発祥のシャリシャリ長崎風ミルクセ－キを楽しむならここ。レトロな店内も素敵。
店舗データ｜ツル茶ん 本店（ツルチャン ホンテン）
TEL.095-824-2679
住所／長崎県長崎市油屋町2-47リバソンクレインビル
営業時間／10:00〜21:00
定休日／不定
価格例／トルコライス1780円、元祖長崎風ミルクセーキ780円
アクセス／路面電車思案橋駅よりすぐ
【白水堂 思案橋本店】
キュートな桃かすてらをおみやげに
長崎の祝い菓子として有名な桃かすてらが通年買えるのはここ！ 創業明治20年の老舗で、思案橋本店には「和風喫茶志らみず」も。
店舗データ｜白水堂 思案橋本店（ハクスイドウ シアンバシホンテン）
TEL.095-826-0145
住所／長崎県長崎市油屋町1-3
営業時間／9:30〜18:00 喫茶11:00〜16:30LO
定休日／不定
価格例／桃かすてら小3個2600円
アクセス／路面電車思案橋駅よりすぐ
【長崎 軍艦島上陸ツアー】
スペクタルな物語を観るように、軍艦島へは上陸ツアーで
ツアーは午前と午後の2回。大型クルーザーで揺れは少なく、座り心地よく、コンシェルジュガイドが丁寧に案内してくれる“おもてなし力”も大きな魅力。軍艦島への上陸は、基準を満たす場合のみ可能。運よく上陸できたらより間近に、リアルに！ ツアーは3つのプランがあり、優先乗船を含め満足度がすごいプレミアムがいちおし。
店舗データ｜軍艦島コンシェルジュ（グンカンジマコンシェルジュ）
TEL.095-895-9300
住所／長崎県長崎市松が枝町5-6
営業時間／9:00〜17:00
定休日／なし
価格例／専門ガイド・ミュージアム入場券付5000円〜（3時間〜）
アクセス／路面電車大浦天主堂駅より徒歩4分
この記事が掲載されているのはオズマガジン2024年10・11月号「やすらぐ旅」特集
オズマガジンでは3年ぶりとなる旅の特集をお届けします。数年続いたステイホームも終わりを迎え、町に旅を楽しむ人があふれている今こそ、オズマガジンらしく、ゆったりと町を楽しむ旅に出かけませんか？ 今年から新たにスタートする芸術祭や、喧騒から離れてひたすらのんびりできる最新の宿、暮らしが豊かになる手仕事もの…。きっと、旅のきっかけが見つかるはずです。旅に出かけたくなる"小さな幸せきっぷ"もお楽しみに
発売日／2024年9月12日（木）
定価／990円
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PHOTO／TSUGUMI MENO WRITING／MITSUHARU YAMAMURA
※OZmagazine（2024年9月12日発売）の情報を転載しています。掲載情報は、2024年8月時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください
