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隠れ家雑貨店や住宅街の焼き菓子店etc. 早稲田の最旬よりみちスポット4選

更新日:2024/07/19

東京メトロ東西線が通る早稲田駅。高田馬場駅と神楽坂駅の間に位置し、都心へのアクセスも良好。また、路面電車の都電荒川線の同名駅があるなど昔懐かしい風景も残るこの街では、気になる新店も続々増加中! 今年オープンした最新のグルメやよりみちスポットをチェックして、さんぽに出かけてみてはいかが。

下町風情が残る有名大学のおひざもと

新宿区北部に位置する早稲田駅。名前の通り、多数の著名人を輩出した「早稲田大学」があり、周辺は飲食店などが並ぶ学生街としてにぎわう。最近ではセレクトショップの「NEWOLD STOCK」や「Inf神田川イタリアン」といった注目の店も増えており、ショッピングやグルメを楽しむ人も。

一方で緑豊かな一面を持ち、「戸山公園」や「甘泉園公園」など名のある屋敷跡に造られた立派な公園が随所にあり、園内はいずれも新宿区とは思えないほどのどか。また早大通りや神田川沿いの緑道など、自然に包まれたスポットも散見され、街を歩くほど癒される。

駅から少し離れてみると、学生街とは打って変わって、落ち着い雰囲気に。東京に残る唯一の都電、荒川線を中心に、あたりには地元の人が行き交い穏やかな空気が流れる。

「都会だけど下町の風情があると思いますよ」と話すのは、長くこの地に住む「Abukri EHIPANINO!」の嶋田さん。昔ながらのご近所付き合いが今も続くという、神田川を越えた住宅地に店を構えている。

そうした人情味に焼き菓子店「pucupeco」も支えられていると、店主の矢定さんと飯倉さんは語り、今年3月の開業から早くも常連ができているとか。「さんぽ帰りに寄ってくれたり、またお菓子を買わない日でも窓の外から手を振ってくれたり、とても人が温かい」と街の雰囲気を気に入っているそう。

学生街、豊かな緑、下町の情緒などさまざまな面を持つ早稲田駅。歩くほど楽しい発見に出会えそう。

【2024年3月OPEN|pucupeco】

日々の生活に寄り添う素朴でやさしい焼き菓子

早稲田駅から神田川を越えた閑静な住宅街にオープンした焼き菓子店。ガラスの扉を開けると、漂ってくる甘い香り。そうしたライブ感も届けたいと、菓子店では珍しいオープンキッチンスタイルを採用し、できたてを提供する。

メニューは、キャロットケーキやブラウニー、フィナンシェなど約10種類。素朴でやさしいおいしさにこだわり、生活の一部となれるような親しみあるお菓子作りをめざす。

店舗データ|pucupeco(プクペコ)

TEL.なし
住所/東京都豊島区高田1-14-8
営業時間/11:00~18:00
定休日/なし
メニュー例/プクペコジャムバターサンドイッチ650円、紅茶500円
アクセス/都電荒川線早稲田駅より徒歩5分

【2024年3月OPEN|Abukri EHI PANINO!】

日本ならではの食材を挟んだ独自性あふれた“ニッポンパニーノ”

イタリアで親しまれているストリートフードを、日本でも広めようと開業したパニーノ専門店。特徴は「日本をはさむ、日本のパニーノ」をテーマとした日本食材の使用。白味噌やシラスなどを大胆に使った独創的なメニューを考案する。

生地はお隣「神田川ベーカリー」が作るフォカッチャをプレスし、香ばしくもちもちとした食感が具材ともよくマッチ。

店舗データ|Abukri EHI PANINO!(アブクリ エイ パニーノ!)

TEL.080-4687-9958
住所/東京都豊島区高田1-11-15
営業時間/11:00~18:00
定休日/Instagramで要確認
メニュー例/シラスとヤングコーンのパニーノ700円、自家製レモンシロップソーダー560円
アクセス/都電荒川線早稲田駅より徒歩4分

【2024年3月OPEN|Inf 神田川イタリアン 早稲田店】

アンティーク空間でいただく本格イタリアン

化学調味料や添加物を極力使わずに仕上げるナチュラルテイストの本格イタリアンがいただける。食材に使うのは、農家から仕入れた栄養価の高い野菜や、創業100年の老舗鮮魚店が目利きした新鮮なシーフード。都内のイタリアンで10年以上の研鑽を積んだシェフによる素材を活かした四季折々のメニューが楽しめる。厳選したナチュールワインとのマリアージュもぜひ。

Inf 神田川イタリアン 早稲田店(インフ カンダガワイタリアン ワセダテン)

TEL.03-6205-5532
住所/東京都新宿区戸塚町1-102-18 M・Y ビル1F
営業時間/11:30~15:00、17:00~23:00 土12:30~23:00 日12:30~22:00
定休日/不定
メニュー例/魚介のアクアパッツァ風2530円、Inf 自家製ティラミス660円
アクセス/東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩2分

【2024年4月OPEN|NEWOLD STOCK by OTOGI DESIGNs】

心に沁みる愛すべきモノを集めた隠れ家的コンセプトショップ

蔵前の人気セレクトショップが移転リニューアル。取り扱うのは、国内外のクリエイターが作るこだわりの作品。ハンドメイドや、昔ながらの技術や素材を用いたデザインなど、どこか温かみや懐かしさを醸すアイテムが集まる。

ほか月1でビンテージ品などのポップアップも。制作過程や作家の想いなどを聞きながら、愛すべきモノを見つけてみて。

NEWOLD STOCK by OTOGI DESIGNs

TEL.070-8303-7510
住所/東京都新宿区喜久井町19-7松本ビル2F
営業時間・定休日/Instagramで要確認
アクセス/東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩4分

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PHOTO/MANABU SANO WRITING/TAKUYA KUROSAWA
※OZmagazine(2024年7月12日発売)の情報を転用して掲載しています。掲載情報は、2024年6月時点のものです。その後、変更が生じる場合がありますのでご了承ください

※記事は2024年7月19日(金)時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります